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元締、心の名台詞
byきゃみさん
第1講 「こんなこともあろうかと。」(技術班班長 真田志郎)〜宇宙戦艦ヤマト(74年)〜
宇宙戦艦ヤマトが無事地球を救えたのは波動砲の威力や、艦長の沖田十三や主人公の古代進のおかげではない、真田志郎の頭脳のおかげだ。と言うのは世のオタク族の統一意見であると断定してもかまわないだろう。それほど真田さんのすごい活躍は枚挙にいとまがない。そんな真田さんの口癖が今回テーマ「こんなこともあろうかと。」と言う名セリフである。
ヤマトが絶体絶命の危機に陥り古代や他のメンバーがあたふたしていると、すっと何事も無かったように「こんなこともあろうかと思って、***を用意しておいたんだ。」と新兵器や、新戦術を披露する真田志郎!彼は航海の最中あらゆる危険を事前に予測し対策を講じていたのである。では彼の素晴らしい予知能力と、その対策(ご都合主義とも言う)を見てみよう。
彼のこのセリフを一躍有名にしたのが冥王星でヤマトが傷ついたとき、こんなこともあろうかと提案した、反重力感応機を用いた「アステロイドシップ計画」である。さてこの作戦、小惑星を利用してヤマトを岩盤の衣で覆いその中で修理をし、さらに敵艦隊が攻撃してくると岩盤を回転させてヤマトを防衛するもので、実に見事に敵艦隊を撃滅している。
この戦法はヤマト2でも使用されたが、このときは使用した岩石がバキューム鉱石といって船のエネルギーを吸い取ってしまう代物で、逆にエネルギー切れで敵艦隊に反撃ができず危機に陥ってしまった。しかしそこは真田志郎恐るべし!「よし来た!」とあるボタンを押すと、何故かヤマトのエネルギーが完全回復。敵艦隊は哀れ波動砲で木っ端微塵。唖然とする他の乗組員に対して真田さんは笑いながら「たぶん、こんなこともあろうと思って、アステロイドリングにエネルギー吸収装置をセットしておいたんだ。」ってこともなげに解説してしまう、つまり真田さんは宇宙にバキューム鉱石のようなけったいな物質があることを事前に予測し、あらかじめ対策を立て、人知れず実行していたのである。
そんな真田志郎の神懸り的な活躍はまだまだ続く。反射衛星砲や都市要塞の攻略。ヤマトの一番デリケートなところ(波動砲の穴)に挿入されたドリルミサイルの除去。対ハイパー放射ミサイル艦首ビームや次元潜航艇ガルマンウルフを攻略するために亜空間ソナーの開発。第1部最終話では反射衛星砲をヒントにした空間磁力メッキでデスラー砲の至近からの不意打ちを見事反射!逆にデスラー艦を轟沈させている。おそらくヤマトには真田さんしか知らない秘密の新兵器がまだまだあるに違いない。
さらに、強力な磁力線を放射する宇宙要塞島戦では磁力に影響しないシームレス機を作り自ら侵入、そして要塞の心臓部で敵の触手に捕まったときは、自らの手足を取り外しそこに仕掛けていた爆弾で要塞を見事に爆破したのである。言い忘れていたが、真田さんは子供のころ遊園地で事故をしてお姉さんと両手両足を失ってサイボーグになっているのだ。その後真田さんは「こんなこともあろうかと」普段から義足や義手の中に爆弾を仕掛けて生活していたのである!(まあ、体に広島型の原爆を内臓しているサイボーグ009の004よりはましだが)
そんな強烈なキャラクターの真田さんだからヤマト以降のアニメにおいて、ストーリーにおける不可解な現象や未知のテクノロジーを視聴者に何気に解説してくれるこの手のキャラ(博士や科学者もしくはメガネ)は、ほぼ間違い無く彼のの影響を受けている。特に最近では機動戦艦ナデシコにおけるウリバタケ氏は「こんなこともあろうかと」という口癖までぱくっている。(まあ、このナデシコ自体が70年代アニメのパロディーなので仕方ないのだが)このようにすでに伝説と化した真田志郎のキャラクターと名台詞は新兵器開発における資材や資金の無断流用の疑いとともに世代を超えてアニメ界に受け継がれているのである。
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