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“男なんていらない”


byきゃみ恵さん

◆序章 
 某女性解放団体の領袖“さより”女史はこうのたまうであろう。
「人と人が殺し合うような恐ろしい行為や、女学生が援助交際という売春行為をしなくては生きて行けないのも、今日まで世界が野蛮な男社会だったからでしょ。まして歴史部がアナーキーなセクハラ集団と化し腐敗していったのは、無責任な男どもが部の権力を偉大な首領様から奪ったからですわ。」
結論
“歴史部が糞みたいなセクハラ集団になりさがるから” 男なんていらない

◆男が必要だった理由
1、我々がまだ大腸菌だったころ、環境の変化に順応し子孫を残すために女だけでなく“ちんちん”がある男が必要であった。
2、我々がまだお猿さんだったころ、身重の女やまだ幼い子孫のために食料を調達してくれる、生理や妊娠のない男が必要だった。
3、我々がまだ北京でパンダと生存競争をしていたころ、パンダの鋭い爪と牙から女と子孫を守るため筋骨たくましい漢が必要だった。
4、我々がまだ巨大なお墓造りに熱中していたころ、女が占いや化粧で忙しいため、すすんでややこしい政治をしてくれる男が必要だった。
5、我々がまだ大祭三日間でたった二万円の収益に狂喜乱舞していたころ、女は自分のかわりにレポートと仕事と革命をしてくれる、若い男のパトスが必要だった……しかし、
“歴史部がウンコみたいなセクハラ集団になりさがるから” 男なんていらない 。
◆我々がまだ大腸菌だった……
 急激な環境変化や伝染病に対して我々多細胞生物は男と女という性別をつくり、有性生殖というDNAの交換作業をわざわざ行うことによって多種多様の塩基配列を作り上げ順応するという対抗策を取ってきたわけだが、我々人類は新たな段階に突入しようとしている。それは“人類補完計画”と言い、個体として不完全な人類を人工進化させることによって完全な個体に……。ではなく、いままで、奇跡に近い偶然をもって順応させていた有性生殖というDNA交換作業にかわり、DNAの塩基配列を人工変化させそれをもって変化に順応させる技術が完成しつつあるのである。完成すれば女性同士でも子供がつくれるのだ。(現実に魚では実験に成功している)そういうことで子宮やおっぱいのない 男なんていらない 。 
 まあ、この技術の完成はまだまだなので今回の「男はいらない」理由にはならないかもしれない。そこで現在すでにおこなわれてる技術を見てみることにする。
◆コシヒカリとオグリキャプ
 コシヒカリ、コシヒカリは美味しいお米と、北陸でも育つお米を人工交配させ作り上げた日本が生んだお米の最高級ブランドである。オグリキャプ、こいつもいい競走馬同士を交配させて産んだ日本競馬会の最高級の競走馬である。
 それと同じようなことがアメリカで人間で行われている、精子バンクである。普通のおっさんからIQの高い教授や、オリンピックに出たスポーツ選手の精子を1カプセル二万円から何十万円という値段で取引し、そして人工受精する。こないだ“悪人”がお気に入りの女優のジョディーフォスターがやったやつだ。
 こうして産まれた子供の中には4歳でシェークスピアをすらすら読む奴や、IQがめちゃくちゃ高い奴とかそれはもう賢いお子さんがいっぱいいるそうな。
 アメリカでは、こうして男を必要としないシングルマザーなるものがどんどん増え、九六年の統計では約三千人の女性が精子バンクを利用し子供を産んだそうな。(スウェーデンでは婚外出産が五割を越えている)精子バンクは、経済力のある女性が気に入った男性を選ぶ女性優位のシステムで、選ばれる男性はごく少数に限られてくることになる。彼女たちの選び方は例えば「白人で、ハーバード大学で、コリー犬が好きで、ディカプリオに似ていて、平安時代に興味があって……」などとわがまま言い放題である。そして値段も人種、ルックス、学歴など各種条件ごとに料金が加算されると、言うものである。(特にユダヤ人は血統がはっきりしていると格段に値段が高くなるらしい。予断だが悪人はどうせなら俺の精子を使ってくれと言っていたが絶対フォスターは悪人なんか選ばないだろう)
 今、この時点でもう男なんてものは肉体はいらない。男が必要とされるのは精巣の中身、何億匹の“精子”だけである。さらに今いる男どもの精子をかき集めれば上記の技術が完成するまでは種も尽きないだろう。私が今「男なんていらない」と言う所以である。因に、我々の精子の値段だがアメリカでは一射35ドル、日本では利用者が受精したら15万円、出産したら15万円、計30万円の報酬となるらしい。
 てな理由で、精子しか必要じゃないから 男なんていらない 。

◆我々がまだお猿さんだった……
 我々がまだお猿さんだったころ、食べ物を栽培したり、貯蔵したりという知恵がなかった。そこで女が妊娠中や育児中のとき、男がかわりに外へ食料を調達しに行く必要があった。日本では50年前までほとんどお猿さんと同じ発想で、女は家の中、男は仕事ともっぱら食料調達は男の役目であった。だが、戦後になり女性の社会進出と社会保障の整備で男でなくてはならない仕事なんて、関取以外にはなくなった。今日、女の稼ぎは男と変わらず(きゃみさん家では男の3倍以上)妊娠中や育児中は国がその生活を保障してくれるので、別に男がいなくても独りで生活できるようになったのである。
 また、この現象は日本や欧米に止まらず、シンガポールやベトナムなどでも起こっており、少子化や、晩婚などが社会現象となってきている。これらの理由は、政府が教育や就職の男女均等化を進めた結果、女性の高学歴者が増え知識や情報も豊かになり、男性を上回る収入の仕事に就けるので、あえて家庭を設けるよりも、自分の楽しみや趣味を重視するほうが幸せであると判断する女性が増えたためである。
 と、言う訳で、“趣味”の邪魔になる 男なんていらない 。

◆我々がまだ北京で……
  歴史上では、ジャンヌ・ダルクやムーラン、巴御前などという女傑もいたが、戦場は漢達の独壇場であった(慰安婦や炊事洗濯人は除いて)。重い鎧や武器を持って戦場に立つのは非力な女性には難しいことであっただろう。しかーし今は違う、ハンドルを握って「目標をセンターに入れてスイッチ」するだけでいいのだ。肉体労働は機械がやってくれるのである。さらにどちらかと言うと体が小さい女性の方が飛行機乗り、戦車乗りには向いているのかもしれん。ソビエトなんかは大戦中から女性兵士がいたわけだし、湾岸戦争でもアメリカの女性兵士が捕虜になっていたっけ。まあ、そんなことはともかく、近代戦においてはもはや戦場も銃後もありゃしない。総力戦なわけで、もう戦場は漢の世界ではなくなった。
 そんなこんなで、慰安婦を買うと怒られるから、戦場に 男なんていらない 

◆我々がまだ巨大な……
 さて、女性はいつ頃から男性の下に甘んじるようになったのだろう。我々が巨大なお墓造りに熱中していたころには、政治の主導権はすでに男にあった。
 中国では武いの禍とよばれ、イスラムではコーランで「自分たちの大事を女性に頼った民は栄えなった」と記されている。フランス革命(1789年)の時でさえ、おばちゃん達が物価高騰に腹を立て宮殿まで押しかけて王様連行してみたり、テロアーニュ・ド・メリクールなどが女性の権利確立を求めて活動してたりしたけれど結局男たちに無視された。
 そんな女性の参政権を求める運動は今世紀に入ってやっと実を結び、オーストラリアがまず最初に、そしてイギリスでは1918年に30歳以上の女性に、1928年には男女平等普通選挙が実施された。また1920年にはアメリカで参政権が認められ、他の国でも1950年代までには女性の参政権は認められてきた(イスラム国家ではまだ認められていない国が多い)。
 日本も戦後普通選挙が実施され女性にも参政権が与えられたわけだが、未だに女性議員自体は少ない。おたかさんや浜四津、末広などいろんな意味で目立つ奴もいるがまだまだ力不足である。しかし、庶民の事情などよくご存じと自称する女性議員が政権を無能な男どもから奪取しなくてはこの平成不況は脱出できないのである。男の論理はもう通用しないのである、お茶の間の意見を政策にである。
 平成不況脱出の特効薬商品券をくれる浜四津がいるから 男なんていらない 。

◆我々がまだ大祭で……
 魔首領奴素子御治世のころ、彼女が年々若返るのを見て彼女は人の精気を吸い取って若返るのではという噂がながれたが真偽はわからない。しかしあのとき男は彼女には自分が必要だと思わされていた。彼女はまさに魔首領奴であった。彼女の関心を買うために男どもはレポートに部則作りにお仕事に共産革命集会に大忙しだった。男どものやらしい打算の下に歴史部はサークルとして多いに飛躍していったのである。しかし彼女が部を去り自分たちが弄ばれていたことを知った男達は目標を失い、素子から与えられた権力をただ新入部員の女性の尻を追い回すだけに用いるだけのセクハラ集団と成り下がった。いまや、歴史部には男はいらない。必要なのはセクハラなんて寄せ付けない強い新女帝である。男達の乱れたモラルを回復するには、彼らを縛り付け従順な下僕に変える女王様が必要なのである。
 女王様の言うこと聞かないいけない下僕ばかりだから 男なんていらない。

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