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*93年度
作戦名:ボランティア作戦
指揮官:素子
使用兵器:YGテスト
発案:カツヒコ
販売価格:500〜200円
原材料単価:200円
作戦実施期間:11/5・6・7
戦果:25000円前後
損害:25000円前後
作戦区域:4号館412教室
客数:100名弱
純戦果:500円
9月ごろからか、カツヒコが他大学の学祭に遊びにいき、いずこかでYGテストを使用した性格検査の催しを発見した。大祭に向かっての方針も出し物もまったく決定していなかった歴史部は、カツヒコのYGテスト使用の性格検査案を全面的に賛成する。
こうして大祭の出し物も決定し、YGテストの仕入、看板・ビラ作成、研究発表が進められていく。ここで研究発表について少しだけ触れておきたい。夏休み前に亀さんから提起された原発のレポートについて、これを継続して大祭に発表する研究発表とすることになった。メンバーは素子・亀さん・いくま・ランバ=ラル・西尾様の5人であったが、ランバ=ラル・西尾様はほぼ参加はせず、実質的には前3人で行われたものだった。
11月に入って大学祭の時期になると、カツヒコは実家に帰ってしまう。発案者なのになあ。
さて、これからは日付順に見ていこう。
・11月4日(木) 晴天
大祭の準備日。この日に看板を設置し、ビラを張りまくった.B紙1枚に1文字×4枚の長大な吊り看板を、苦労して非常階段に取りつけはしたが、その場所が悪いために結局当日にこの看板を見てきた客は大変少なかった(2人だけだったと思う)。
教室の机取り外しの件でまわってきたクソおやじに、遅れからさんざん“いくま”は怒られた。責任者でもないのに、ただその場にいたのがいくまと初代法王だけであり、法王がまったく応対する気配さえなさそうなので、fuckin’おやじは俺にさんざんfuckin’説教たれやがった。俺はfuckin’殺意を覚えた。
つい感情的になってしまった。申し訳ない。
・11月5日(金) 晴天
朝方部員集まるも、昼まですることなし。平日ということもあり、客は全然こないだろうと予想していた。
しかし、昼ごろに図書館の事務員が団体で来る。
狂王河合と法王がそれをおもしろおかしく解説して、かなりの好評だったと思われる。中でも河合は、その狂的な性格を最大限に発揮して、恐るべき解説を行っていた。
こぱっちと“いくま”とランバ・ラルは、外で勧誘を行う。急遽作った手持ちの看板(傘にべたべたなんやらかんやらを張りつけたもの)を手にしたランバ・ラルの周囲を、こぱっちといくまは蝿のように飛び回って勧誘を行う。
素子と亀さんはひたすら性格テストの採点をしていた。
その日の客は20〜30人前後であった。この人数が大きな誤算を生むのである。
YGテストの仕入枚数は100枚。まったく客数の分からない歴史部はとりあえずこれだけ買ってみて、初日の売上をみてから追加の仕入を行うかどうかを決定する。しかし、販売元は土日はやっていない。
初日で20〜30枚の売上なら3日でちょうど消化できるだろう、という甘い考えで歴史部は営業を行っていたのであった。これが後に災いを生む。
・11月6日(土) 晴天
前日示し合わせたとおり、こぱっちといくまはスーツでやってきた。これで勧誘を行うのである。
その日の2人の勧誘攻撃は熾烈を極めた(ランバ・ラルは傘持ち)。特にこぱっちはその甘いマスクと喋りを生かして、売上の20〜30%前後の客を勧誘した(いくまは15〜20%前後。ともに推測)。
河合の狂気解説も法王のほなほな解説も、客を大いに喜ばせる。素子・亀さんの採点もますますスピードを増していった。
しかし、ここで大問題が発覚した。1号館で心理研究会がまったく同じYGテストを使って、しかも価格300円で営業しているという情報をつかんだのだ。早速いくまは敵情を視察してきたが、スーツという目立つ格好のため(大祭時期に若い奴のスーツという格好は、結構目立つ)にスパイであることがバレてしまう。バレたといって何ら問題はなかったけれども。
この日は基本価格を400円に落として営業を行った。勧誘の自由裁量で価格は200円まで落とされた。そのためかどうかは分からないが、予想を越えた大盛況で60〜70枚近く売れたと思う。残り枚数は10枚を切っていた。
日曜が大祭のメインだというのに、全然枚数が足りない。もうYGを売っているところもない。
結局、金曜日の甘い判断が93年度攻防戦の勝敗を決したのだ。
・11月7日(日) 晴天
昼前に早くも残り全てを売り尽くしてしまった。することのない部員たちは、ぶらぶらと出し物を冷やかしにいく。農学部前のお好み焼きがおいしかった。このころ、局役員の仕事を終えた伊藤さんが帰ってくる。
収支を決算したところ、何と純利益500円! 7人が3日間8時間ずつ労働したとして、時給2.97円。
嗚呼、無情。
ボランティアやってんじゃねえぞ。
その後、打ち上げコンパで“いくま”と“こぱっち”はべれんべれんに酔っぱらい、それぞれネゲラー・スワリゲラーの名を賜った。
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