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重大事件調書

 テロから聖職売買まで、歴史部のはずべき暗部をさらけだす調書。様々な事件があったが、ピックアップの基準は文章にして面白いかということにある。私が面白く書けるかと言ったほうが正確なのだが。
 さしあたっては読みクサレ、イカレポンチが!

・ファイル1「部室爆破事件」
 分類:テロ事件
 発生日時:94年
 容疑者:主犯ランバ・ラル 共犯 他多数
 原因:細菌による発酵及び、ランバ・ラルの暴挙による。

 細菌の力は恐ろしい。それにもまして、それを知らぬ人間の暴挙は恐ろしい。
 暑い夏も終わりを見せ始めたころ、部室内には誰が残したのかは分からぬ飲みかけのジュースがいくらか残っていた。主犯ランバ・ラルはそれを混ぜ合わせ、瓶に入れて密閉したのだ。しかも反応を促進するため、その瓶を激しく振った。
 ラルに犯行に際して明白な意図があったのかどうかは、今となっては誰にも分からないが、その行為は残虐な結果を引き起こす。
 ラルの絶妙のブレンドと、その激しいシェイキングと、うだるような気温とか一つになって、瓶の中では危険な化学反応が引き起こされつつあった。
 ラル・初代法王などが瓶のことを忘れて数時間が経過した後、ジュースの発酵作用と瓶の密閉性によって、凄まじい炸裂が起こった。
 腐れたジュースがあたり一面に撒き散らされ、さらに危険な瓶の破片が部室中に飛散した。その威力は破片が壁に突き刺さるほどだった。
 さいわいにも怪我人はなかったものの、その場にいた3、4人の連中は後片付けと掃除もそこそこに帰宅し、翌日(学習会の日であった)部室を訪れたものは何がなんだかわからないままに、犯行現場を片付ける羽目となつた。
 片付けたのは俺じゃあ(他多数)! このくそたわけがぁ!
 無差別テロするな!

 被爆者体験記(爆弾テロ唯一の負傷者きゃみさん)
 いくまはあの惨劇を体験してないから解らないだろうが、あのとき我々は(ランバ・ラル、法王、赤いナポレオン、きゃみさん)到底テロの後始末をする状態ではなかったのである。(一応後始末はしたけど)
 まず、爆発時刻であるが1994年9月16日午後6時40分のことでした。机の窓際に置いてあったそのオレンジジュースの瓶が突然大轟音と共に炸裂したのは!!
 いくま氏は怪我人はいないと記述していますが実際には爆心地に一番近かったきゃみさんの背中には炸裂したビンの蓋が直撃し右腕は飛散したガラス片により切り傷を負っていたのである。
 さらにその場にいた全員がその轟音により聴覚に異常をきたし、机の上にあった赤いナポレオンの教科書は腐ったオレンジジュースでべっちょり、被害総額は4000円にものぼったのである。
 個人的にはメガドライブの全ソフトカタログが腐液により使用不可になったのが今でも痛い・・・。もう、あの本どこにも売ってないんだもん!


・ファイル2 「ランバ・ラル宅襲撃及び、カツヒコ<中略>事件」
 分類:不法侵入及び、人権侵害
 発生日時:93年冬
 容疑者:カツヒコ・法王・いくま
 原因:酒

 ある日、何の前触れもなく“いくま宅”はカツヒコ・法王に襲撃される。彼等は“いくま宅”を不法に捜査し、飯を喰らい、酒を飲んで傍若無人に振る舞う。一段落ついたところで、いくまは騒乱の鉾先を他に向けるために、“ランバ・ラル宅”を襲撃することを提案した。この時点でいくまは、カツヒコ・法王の共犯となる。
 午後9時過ぎ、三人の容疑者は全くのアポなしでラル宅を襲撃する。夕食後の団らんをのどかに過ごしていたラル一家は、この悪逆な三人によって襲われたのだった。
 ジンバ・ラル夫妻及びランバ・ラル君は、三人を接待することとなった。ラル夫妻はこともあろうに、三人にカニ、サントリーオールド、さらにはスシをごちそうする。三人の調子に乗ること、とめどもないほどであった。中でもカツヒコはべれんべれんに酔っぱらい、ジンバ・ラル(父)と東京話でおおいに意気投合する。ラル夫妻を「おにーさま・おねーさま」と呼び。「何でおにーさま・おねーさまみたいなプレイボーイ&ガールから、こんな野暮な息子ができたんでしょうね」と失礼なことを十回以上いい続けていた。単なる酔っぱらいであった。
 気がつくと時間は11時30分を過ぎており、帰りの地下鉄もなくなろうかというころ、ようやく三人はラル宅から引き上げた。自宅の近いいくまはそのまま帰るが、かなり家の遠いカツヒコ・法王は二人歩いて帰った(正確にはカツヒコは自転車)。手の付けられないほどヘベれけだったカツヒコは、電信柱や街路樹と格闘しながら歩き、そこいらで嘔吐し、あろうことか、(都合により中略)した。なんて奴だ。
 翌日、カツヒコは拳や身体中を痛めながら、ランバ・ラルには小さくなっていた。
追記:このラル宅襲撃グループは、95年1月に大僧正宅を襲撃するも、前回の反省を踏まえてか乱行らしい乱行はみられず。


・ファイル3「ファミコン黄色事件」
 分類:人権侵害
 発生日時:93年夏
 容疑者:狂王河合
 原因:黄ばみ

 河合は外道である。これに関しては部論の一致を見るであろう。
 さて、これは歴史部にゲームが導入されてまもないころの話である。そのころ部室には西尾様がわざわざ持ってきたファミコンがあったのだが、それがみょうに黄ばんでいたことかこの事件の発端となる。当人がいない間にみんなで理由を考えてみる。そして河合が言い出した。
 つまり西尾様はファミコンフェチストであり、よなよな〇〇〇をファミコンに×××××て???ているからこのような色になったのだ、と。
 この話が西尾様に伝わったとは思えないが、その後しばらくして酉尾様は歴史部にこなくなってしまう。
 ところで私か持ってきたのはメガドライブであり、黒い色でほんとによかった。


・ファイル4「ネゲラー・スワリゲラー発生事件」
 分類:騒擾罪及び器物破損
 発生日時:93年大学祭直後
 容疑者:いくま・こぱっち
 原因:やけっぱち

 93年の大学祭の純利益は500円弱であった。三日間働いてこんだけかよ、おい!と“いくま”と“こぱっち”は荒れ果てる。もう飲んで飲んで飲みまくったっス。ここから先は全然記憶がないので、まったく人づてである。かすかに覚えているのは、ビールに醤油とかいれてのんでたのと、鍋に煙草の灰を入れて顰蹙をかったことである。
 私はべれんベれんになって寝っころがっていた(らしい)。まわりもようやく収まったかとほっとしていた(らしい)。しかし地のそこから沸き上がってくるような音とともに、私は横になったまま寝ゲロをかました(らしい)。もうみんなお店の人にあやまるあやまる(らしい)。
 しばらくしてみんなは“こぱっち”がいないことに気がついた(らしい)。捜したところどうやら便所(大)の中でひっくりかえってるらしい(らしい)。返事はあるけどカギがかかっていて連れ出せない(らしい)。しかたないので法王がよじ登って上から入った(らしい)。“こぱっち”は下半身ハダカのまま、便器に顔を突っ込んで動かなかった(らしい)。結局私たちは皆さんに担がれてえっちらおっちらと運ばれた(らしい)。その時階段で頭をごんごん打ったことを覚えている。
 私は帰りの地下鉄の中でももう一発かました。車掌さん、ごみんなさい。


・ファイル5「聖職売買」
 分類:賄賂及び収賄
 発生日時:94年
 容疑者:初代法王、ランバ・ラル
 原因:空腹

 法王という職がある。歴史部においては法学部がもっとも部員に占める割合が高い。その法閥の長として法王の称号が存在する。法王は代々歴史部の政治・外交にたいして強い影響力を誇っていたのである。嘘です。
 とりあえず初代法王が勝手に名乗っていただけであるが、ただ名乗っていただけである。そこにランバ・ラルが野心を燃やして、法王の名を買収にかかったのだ。ランバ・ラルは空腹の初代法王に一杯のラーメンをおごる。そして初代法王は次期法王にランバ・ラルを指名した。
 これは立派な聖職売買です! 我々はジャーナリズムの代表として、この不正と断固として戦っていきます! 万国の労働者よ、立ち上がってこの欺瞞と跛行と構造悪に対して怒りの拳を振り上げようではありませんか!
 はっ、素子の生霊が。
 ともかく、以来法王は年に一回誰かに飯をおごってもらえるようになったのである。
重大事件調書 完

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