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コンピューター2000年問題

byつま(きゃみさん編集)
 2000年1月1日になると、世界中のコンピューターや生産装置などに埋め込まれたマイコンチップが突然誤作動し、社会インフラが麻痺、市民生活に影響がおよぶのではないかと懸念されている。
 そして“その日”が目前にせまろうという今日、政府や産業界の取り組みは万全なのだろうか? いくつかの疑問を挙げてみてみることにしよう。

 まず、現実に2000年問題などというものは起きるのであろうか。こんな問題は起こらないにこしたことはないが、どうも現実に起きてしまいそうである。ではなぜ、2000年になってしまうとマイコンチップが誤作動してしまうのだろうか。その原因は今までのマイコンチップは4桁の年号を下2桁で表現をするプログラム方法をとっていたため、コンピューターが西暦2000年を1900年と誤認してしまうからなのである。
 この問題を解決するためには、2桁であるプログラムを4桁方式に修正すればいいとされているが、正常に近い状態に修正しても、ある程度のバグが生じてしまうらしい。つまり、修正したと安心していても何かが起こる可能性があるということらしい。

 では、問題が起こるとして具体的にはどんなことが起きてしまうのだろう。
 今年の年末から来年にかけて電気や水道などのライフラインの断絶、航空機や電車などの交通機関がストップ、信号の故障による大渋滞、金融や物流も影響をうけ大混乱、経済不況になるだろう。さらに深刻なのは病院などの医療関係である、人工呼吸器などの医療機器が停止する恐れがあるのだ。もし、そのような場合には職員が手分けして各患者の呼吸器を手動で動かさなくてはならないのである。これらの問題は複雑に社会に入り乱れながら予測もつかない大混乱を引き起こすとされているのだ。

 さて、これらの問題に対して国内ではいったいどんな対策をとろうとしているのだろうか?このあいだ小渕総理が2000年問題について国民に2,3日分の非常食を用意しとくように発言したのは記憶に新しいが、他にもJR東日本や都営地下鉄は元旦の午前0時には運転を自粛することを発表している。他にも高度な医療システムを備えている大病院の多くではプログラムの書換えと共に、正月休み返上で2000年元旦を迎えようとしている。

 どっかの阿呆が暦と言うものを作って以来、新年をこのように迎えた年はあったのだろうか? この世紀の珍事を引き起こしたのはマイクロチップが『日付を認識できません」というような低次元な話である。バケツでプルトニウムを混ぜるくらい低次元なミスである。そしてその欠陥マイクロチップが原発から医療機器などのあらゆる巨大システムを制御しているという現実。現在の高度情報社会には不可欠な道具になってしまったコンピューターという存在。そして、便利さを追い求めあまりにも多くのものをコンピューターに依存している我々人間。この現実に驚きを通り越して情けなくなってしまう。

 2000年問題はコンピューターの不具合を修正すれば問題無いと言われているが、現在コンピューターまみれの世界には約500億個のマイクロチップがあると言われている。はたして、これらのマイクロチップすべてを修正することができるのであろうか?答えは不可能であろう。こうして、マイクロチップは『2000年問題』という爆弾を抱えたまま世界中にばら撒かれているのである。(爆弾を抱えたチップが本物の爆弾を抱えていないことをせつに祈る)そして、そのばら撒かれたマイクロチップの1%でも誤作動を起こしてしまうと世界は大パニック陥ってしまうであろう。

 2000年問題について電気、ガス、水道などのライフラインを受け持つ各社は「支障無し」と事実上の安全宣言をしている。航空関係では運輸大臣がテスト飛行に同乗するなど安全性を強調している。また政府の高度情報通信社会推進本部「コンピューター西暦2000年問題に関する顧問会議」が4月に公表した報告によれば電力、水道などの社会インフラは安全であるという。だがしかし、本当に安全だと言いきれるのだろうか?
 日本政府の対策は米国に比べて大きく遅れをとっている。米国は日本に比べて桁違いに対策費が多く、情報公開の量も違う。取組む姿勢も大統領が直属の組織を作って危機管理対策を指揮している。米国では、赤十字が2週間分の食糧備蓄や現金を用意するように訴えている。

 2000年問題は何故今頃になって騒がれ始めたのであろうか。私の記憶が間違っていなければ「メンズ・ノンノ」1993年4月号にこの手の記事が載っていたと思う。しかし現実は何の対策も行なわれず今日の狂騒を引き起こしてしまった。日本の偉い方のお決まりの面倒な問題は先送りの結果であろうか?過ぎたことは言っても仕方が無いが、政府に望むことがあるなら的確な情報を国民に示すことであり、無用なパニック(例えば銀行の取り付け騒ぎ)を避けることである。所沢のほうれん草や東海村のメロンをただ安全、安全といって食っても誰も信用してくれなかった。それより本当の汚染状況はどうなんだという正確な情報を国民は欲していたのである。そして今、我々は2000年問題についての正確な情報である。政府の方々どうか我々に2000年問題の真実とロズウェルの真相を教えてプリ〜ズ・

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