ヤジロベーは本当は優しい説
ドラゴンボールの登場人物の中で、ベジータ、18号に次ぐくらいの硬派なキャラと私が勝手に思っているヤジロベー。その初登場は12巻の85
ページです。記念すべき初ゼリフは
「なにがこんにゃろーだ!!」
いきなり喧嘩腰です。都ではホイポイカプセルが使用されている中、彼は和服に草履、おまけに刀も持ってます。下着はどうやらふんどしのようで
す。彼の辞書に時代錯誤という文字はないのでしょうか。
そんなヤジロベーですが、13巻では悟空をおぶってカリン塔をのぼり切ります。まあその理由は仙豆をごちそうだと思いそれを食べるためなんです
が。卑しいさ極まりない。案の定仙豆をただの豆と思い込んだ彼は仙豆を口いっぱいほおばります。次の瞬間彼のお腹はふくれあがり、
「う〜〜〜っ お〜〜〜っ う〜〜〜っ!!」
と悶絶します。ただの馬鹿です。
しかし、ヤジロベーはこのカリン塔にまつわる美談を一つ残しているのです。それをご紹介しましょう。21巻で、ベジータとの戦いで入院していた悟
空にヤジロベーが、「やっと仙豆ができあがったんだぜ ちょっとだけな カリンさまがよ おめえにできた7粒ぜんぶもってけってよ!」といってわざ
わざ病院先まで仙豆を届けるという心温まるシーンがあります。
ここでポイントなのは、29巻に本人が以下のように述べていることです。
「飛べねえんだよ オレは・・・」
そうです、彼は舞空術を使うことができないんです。そういう意味ではチャオズ以下です。つまりカリン塔に行く場合はいつもよじ登っているというこ
とになり、21巻でも悟空のために一人息を切らしながら頂上を目指していたのです。何と健気な・・・。しかしそんな辛さは微塵もみせず、彼は平然と
振る舞います。そこがヤジロベーの素晴らしいところです。おしまい。