Ver.2.00.2072.3
ホンワカのんびり泣き虫系死神。
キツい性格の姉がいる。
持ち前の優しさと優柔不断さで仕事に支障を来し、その姉に「みそ汁で顔を洗って出直してこい!」と下界に落とされた。
日課は鎌研ぎ。
そしてなぜか家事は上手。
格闘は「鎌がないと調子が出ない」とぼやきながらもすごい。要は気持ちだけの問題?
かき氷が好物。
なお、普通の人間に見えてしまうのは、死神としては半人前だそうだ。
目の前にいる女は、自分のことを神だという。
「神の家系に生まれながら、私の性格が仕事向きでないとかで、家を追い出されて、いま修行の旅の途中なんです〜」とか、半泣きでブンブン腕振り回しながら訴えかける女。
神うんぬんはともかく、あまりお近づきになりたくないタイプだ。
「それで、お姉ちゃんによると、私の過剰なほど優しく繊細な性格が全ての元凶とかで」
女はそんなことを言いながら、コンビニ弁当をパク付いている。
あっ、またご飯粒が飛んだ。
「どうでもいいが、『優しく繊細な性格』なんて、自分で言うか、そういうこと?」
「それが災いして、仕事に支障が出るとかで、ハッキリ言って邪魔、とまで言われちゃって。も〜ど〜したらいいかっ!」
口に食べ物が入ったまましゃべるなよ。汚いなぁ。
「……あの、聞いてるんですか?」
「オレは飯は静かに食べたい性分なんだ。飯食い終わるまで話しかけるな。それと、見ず知らずの、特に恩があるわけでもないお前を今晩泊めてやろうっていうオレに対して、礼の一言もないんだけどな。身の上話よりそっちが先じゃあないか?」
「あっ、ごめんなさい。どうもありがとうございました」と、勢いよく下げた頭が、テーブルにぶつかって鈍い音を立てた。
麦茶の入ったグラスが振動で「キン」と鳴り、場の空気が凍った。
……しばらくして。「あの、このお部屋、神棚とか、ないんですよね?」
どこまでマイペースなんだ。
とにかく、女の言うことを整理すると、こういうことらしい。
『実の姉に役立たずの烙印を押され、修行の旅に放り出された』。以上。
身元不詳、正体不明、住所・目的・その他一切不明の女を、なぜオレが泊める気になったのか、実は自分でもよく判らない。
たぶん一生に一度くらいの、すごい気まぐれ。
そんなもんだと思う。
「あの、床で寝ると朝ツライので、一緒にベッドで寝ていいですか?」
「ここまで来ちまったし、それは構わない」が、欲望に負けて襲っちゃっても責任は取れねーな。
「じゃあ、天井裏とかでいいです」
声に出して言ってはいないし、ジェスチュアで示しているわけでもない。
オレの思考を読んでいるらしい。
普通のヒトでないことだけは信じよう。
「その辺は、また明日お話ししましょう。今晩はもう遅いので、先に休ませていただきます。それじゃ、また明朝」
言いながら、すっと浮き上がると、吸い込まれるように、ホントに天井裏へ引っ込んでしまった。
ここまで自然にやられると、驚くのもばからしい……。
――明朝。
「楽しくは無理でも、せめて責任分は仕事できるようになりたい」出逢い〜共同生活。いつしか「今日も家に居てくれたのを見て、ホッと」する? 例の大会に勝手に申し込まれていた。死神の本名を知っている存在……(死神の)姉らしい。とりあえず予選勝ち抜き!
予選の興奮冷めやらぬまま……。「意外にすごいぼんやり系だな?」「ぼんやり系はよけいです」で特訓開始! プレイヤーは心臓が悪いことにさらりと触れられる。送られてきていた「心得」をひもとくと、予選の内容にさらっと触れられていたりして。「届くの遅いんだよ! お役所仕事が……」
(プレイヤーの)妹出現! 「悪いコト言わないから。こんな甲斐性のないやつとは別れた方がいいよ」「付き合ってる事実はありませんが」いつものように上に結界張って寝ているのを見つかり、死神だとバレた後、てっきりパニックになると思っていたのに予想に反して平然としてる妹に、「お前って、実は非現実主義者だったのな?」「目の前にあるのが現実でしょ!?」「このままだと――ううぅ〜っ!」何が何でも二人を引き離そうと、人形の家とか世話を焼くが? 一見親切。「誰にでも見えるって、何かすごいな。逆に」
(死神の)姉出現! 見えないのをいいことに、プレイヤーにいたずらしまくる。「うしろでヘンなことしてます!」「(何をしてるか)そんなこと、……言えません」と実況する死神に、あわてるプレイヤー。タヌキコスプレでドジョウすくいとか? 「あわてすぎちゃって、自分でもビックリしました。暴走したらどうしようかと――」死神は言う。「死神が暴走すると、クーデターや戦争など、大規模な殺戮行為となって現れるという話です」と、発言内容の割にぼんやり口調で言う死神に、「あぁそれ、嘘よ」「死神は、自分から殺すことは出来ないでしょ? せいぜい『殺さない』くらいよ」とこともなげに姉。(プレイヤーの)妹の気持ちにさり気に気づき、「アンタももう少し吹っ切れて素直になれたらねぇ」死神姉、プレイヤー妹には見えるらしい。姉は、死神が人間に見えることと、まだ寝る習慣が'そのままになっている'のを半人前だという。
近所の神社の夜店に出かける。社に挨拶に行くという……死神なのに。好物のかき氷を2人+2つ並べ、そこの神と姉が居ることが判る!? 妹を思いだし、TELすると夏風邪で寝ているという。見舞いに行くと、しんどそうにぜーはー、息が荒い。「お迎え!?」と飛び起きる。道すがら買い込んできた屋台料理(?)を差し出すと、とたんに目を輝かせてバクバク食べ始める。「それだけ食欲があれば、大丈夫だろ」とあきれるプレイヤー。別れ際に、「余裕ね、死神ちゃん?」と妹。
昨晩の妹の言葉、「余裕ね、死神ちゃん?」を、試合までの日程と2人して勘違い。特訓にさらに気合いが入る! 夜、死神の料理のレパートリーが広いことが判明。今度の試合には鎌は置いていくことを決意。鎌と自分は一心同体、だから平気だというが、じゃあ前回はどうやって持って行ってたんだ?
本番を明日に控え、意味深トーク。ところで、「知った瞬間死ぬ」ほどの弱点って? 「フツーは死ぬまで気づかないそうです」「そりゃそうだ。知ったら死ぬんだろ?」「あっ、そうですね」情報の出所はやっぱりあの姉だった。
2ndB.とりあえず勝ち抜く。事前に受けた健康診断(任意)の結果を提出するが、「死神も……するんだ」と尿検査の結果にプレイヤー。
※何かが3以上…
吹っ切れる。
そして別れ。
その際、姉がぼそっと真実を教えてくれた? または夢枕に現れ真実を語る。
※それ以外…
続行。
試合終了後、徐々にテンションアップ。
料理特訓で食料がなくなったので、買い物に行く。
疲れているはずなのに楽しげ。
食後、さらにヒートアップし、鎌を振り回しだす。
「早く寝ろよ」と言い残し、先に眠るプレイヤー。
朝。まだ鎌を振り回している。しかも昼。妹が料理をしている。和風朝食。手早くみそ汁を温めなおし、卵焼きを作る。「何か欲しいのか」といぶかるプレイヤーに、「たかりに来たんじゃないって。ただのお祝いだよ」と妹。両親が海外に旅行に行き暇なので、今日はこのまま泊まるという。
いつの間にか姉が。「旅行のチケットは、こないだの縁日で当てた」というが、夏風邪で寝ていたはずでは? と、姉のみ気づく。「ヘンだと思わない?」とポツリ。姉は、仕事で近くに来ていたという。姉は築島開発にもっとも情熱を注いでいた、あの研究員だった。
プレイヤー妹、死神姉に恋愛相談。「死神にそういう相談するって、珍しいヒトねぇ」と、あきれる。「うれしいのも後悔すんのも自分なんだし、好きにすれば?」とテキトーにアドバイス。「恋のキューピッドとかじゃないから、直接どうこうも出来ないし」
朝起きると妹が居ない。なのに死神は、「挨拶なしに、帰るような子じゃなさそうだし」と朝食を用意する。「もし違っても、オレが責任とるから」とか。しかし帰ってくる。「朝から何か落ち着かなくて」アイスを買ってきていた。(自分が邪魔に感じて耐えられなかった?)「(アイスクリームを)初めて食べます」神妙な顔をする死神に、「かき氷好きだろ? 大丈夫だって」朝食の件といい、仲の良さといい、引け目をバリバリ感じる妹。しかも天然ボケの死神は気づかない。それがさらに重荷となる。アイスと別に買ってきていた花火を残し、帰ると言い出す。「友達と遊ぶ約束があるのを忘れてたから」と。あくまで明るい。夜、眠り続ける話?
鎌を研いでいる。卓上のお菓子入れの横に人形。よく見ると見覚えが? 「死にそうクン人形」「その鎌、使うんだよな?」「力と引き換えに、責任が――」言い争いになり、その晩は帰ってこなかった。
夜が明けても、死神はまだ帰ってこない。夕方、眠っている死神を姉が運んでくる。ほっぺたに涙の跡が? 「起きたら一発、殴ってスッキリしちゃいな」と姉。ここで目がちょうど覚め、すくみ上がる死神。目をきつく閉じる。「パン」と乾いた音。プレイヤーが自分を平手打ちしていた。「お互いにやっても良かったけど、差し引いたら俺の方がちょっと悪い気がしたから」そして、明日は最終戦。
※お笑い4以上の場合…プレイヤーに飛びつく。
※それ以外の場合…死神も自分で平手打ち。「……痛い(泣」
最終戦。優勝は逃したけど、そこそこいいセンで……。「次は優勝だな」「そこが目的じゃないでしょ!」と突っ込む姉。前に「一期一会と同じ」話があったけど、何かそんな気分だ。現実感がないところなんか。「オレが死ぬときまで、もう会えないか?」「痛く、しないでくれよ」
※学力5以上の場合…
「すぐ会えるよ、一週間後くらい」そのまま心臓発作が?
ICUで泣く妹。
アイス差し入れに来ていて、兄の異変に気づき救急車を呼んだ。
「最後まで『死にかけクン』を放さなかったプレイヤーの気持ち、判るだろ?」と、姉が死神の肩に手を置いて、うなずく死神――。
直後、雨。
死神の泣き顔が、一瞬窓に映る。
※お笑い5以上の場合…
上記とほぼ同じだが、死ぬのはプレイヤー妹。車に轢かれる。
夜、(夢に?)出る。
「轢かれる寸前で死んだから、何もわかんなくてパニクって」辛い別れだけど……。
※料理5以上の場合…
別れの悲しみの涙で、幼い記憶の中のあの子のことを思い出す?
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