〜タイムカプセル〜

〜タイムカプセル〜

本日(10月6日)俺が通った小学校で
「タイムカプセルを開く会」が執り行なわれました。
言いたいことが沢山あるのと、
しこたま飲んできたので文章まとめにくいのですが、
とりあえず全てを語りたいと思います。

タイムカプセルを埋めた(日時計の下に封印した)のは
今から16年前の昭和60年でした。
その年は俺が通った
(いや、俺は通うつもりも無く、学芸大大泉の小学校の試験に
合格していたのだが合格者多数でくじ引き抽選となり、
見事に俺のオカンが「ハズレ」を引き当てたため通うハメになった)
「豊島区立」池袋第五小の60周年記念式典で、
その際行われたものでした。
14年振りに唄った校歌。
1字1句間違わずに唄えた俺は改めて「俺って記憶力すげ〜」と思ってると、
周りから「なんで憶えてられるの?」という声も。
調子に乗って「こぶし」効かせて歌い上げてきました。
馬鹿なことしたものですが、これで良かったと思います。
何故なら少子化の波にのみこまれた都市部の学校、
我が校も例外無く3年後に他校と統合となり、
「池袋第五小」という名前は無くなってしまうから…。
多分、人生で最後の小学校歌斉唱の日になることでしょう。

で、タイムカプセルにはクラス単位で
「作文」と「自分が時を越えて自分に贈りたい物」、
そして担任の発案で「授業風景」のVTRが入っていました。
教室は開放してもらえなかったのでVTRは見ることは出来ませんでした。

あと入っていたのが「50M走のタイム成績表」!
小学4年の標準タイムなどわからないので
全国的に早いか遅いかわからないのですが、
8秒7のタイムを叩き出していました。
これがクラス1位のタイム。
この学年から秋の運動会「紅白リレー」の参加が認められ、
各クラス上位4名くらいしか参加出来ません。
勿論このタイム表はその選考を兼ねたもので、
見事その年のクラス代表になりました。
以後、小学5、6年、中学1,2,3年の足掛け6年間
全ての色別対抗リレーの選手(プログラムのトリにやるリレーね)に
選出され小学6年、中学時はアンカーを務めるわけになるのです。
また、中学で陸上部を選択する契機となったタイム表でもあるのでは?
秋の運動会のリレー選手選考では各クラス「残り三枠」をみんなで競い合うのです。
なぜってクラス全体で「一枠は藤田がもって行く」という暗黙の了解があるから。
今では考えられない栄光ですね。

でも、同時に凄く嫌な思い出も蘇ってきました。
小学校のリレーの選手は運動会が近づくと毎放課後にバトン渡しの練習とかする。
仕上げとして本番前に一回だけプレ競争があります。

6年の時のこと。
その競争で他の3チーム(紅白2チームずつある)に圧倒的大差で勝利したのです。
アンカーを務める俺はもう「どんなポーズでゴールのテープを切るか」しか頭にありませんでした。
しかし、運動会当日では4、5年生のバトンミス(←落した)で
俺にバトンが廻って来たときは4チーム中最下位。
もう3位ともどーにもならないような差でそのままの順位でゴール。
うちの学校はゴール前方20Mの所に鴨が生息する池があります。
も〜〜〜の凄く悔しかった俺はゴールした後もスピードを緩めず、
池まで走りバトンを池に投げつけました。
別に鴨には当たらなかったのですが、その後教室に戻って
担任に教卓の前まで呼ばれ指4本の跡が付くほどの「ミミズ腫れビンタ」をくらいました。
修学旅行時に夜、女子の部屋にベランダを乗り越えて侵入しようとしたところ、
それがバレて食らって以来の「ミミズ腫れビンタ」。
一度痛さを知っているので何とか涙は堪えましたが、
(一度目は不覚にも涙チョチョギれました。)
今なら「体罰」として訴えられそうな痛さでした。
まぁ、自分が悪いことは理解していたし、教師とも禍根は残しませんでしたが…。
本日もその担任とは仲良く話をしましたし。
ただ、その教師としては修学旅行時のビンタの方が印象が強いらしく、
卒業して14年も経つのに今日も怒られちゃいました。
まぁ、笑いながらですけど。
しかし、その時のほうが俺は今よりオナゴに対して積極的でしたね。
今ならただの「夜這い」ですけど。
この積極性は見失わずにいこうと思います。

で「作文」なのですが……。何気ない授業時間に書いたものなので、
内容はとうの昔に忘れちゃってるんですが、
勿論「夢」とか「21世紀の自分へ」なんてテーマで書かれてるわけです。
読み返してみて……。
まず最初に16年前の自分に謝罪しなければなりません。
「本っっっ当に申し訳無い。何一つ実現できてません。
君の夢を踏みにじって俺は生きてきました。」
そのころの俺は今よりも頭が良かったのでしょう。
こんなダラダラとした文章ではなく色々な項目にわたり、
箇条書きにスッキリと書かれていました。
職業やら所有する車のことやら家の新築に至るまで…。
当然「恋愛」についても書かれていたわけですが、
これについては謝っても謝り足りないもので…。
で、もっと凄いのは最後の1文でした。

「1つでもたっせいできてなかったらベロかみ切って死ね!」

やべ〜、俺死ななアカンのかよ……。
俺はなんという思いやりの無い子供だったのでしょう。
人生の落伍者に対して、尚、こんな酷い仕打ちを与えるという。
16年前に俺は人生にこんな凄い十字架背負わされてたのか…。
でも、書いたのはこの俺本人なのです。
「ベロは痛そうだな。職員室でカッターでも借りて、
頚動脈切ったほうが楽に死ねそうだ……。」
と一瞬でも考えてしまいました。
勿論この文章を書いてるわけですから思いとどまったわけですが、
これからは微力ながらその夢の実現に向けて頑張って行く所存でございます。
16年前の俺、頼むから勘弁してください。
1つくらいはなんとか死にモノ狂いで実現しますんで
このへんで許してください。なにとぞ〜…。
ちなみに現在その作文は校舎裏の焼却炉の中にあります。
連休明けの火曜にはこの世から消滅する予定です。

さてその後。当然のように俺らの学年で飲みになりました。
これって驚くことに卒業して14年経つんだけど
初めての「同窓会」でもあったんですね。
(同じような面子で中学の同窓会はやってるんだけど、
小学校のってゆうとこれが初めて。俺も今日気付いた。)
結構な大人数(それでもポートの全盛時の1.5倍くらいかな)
だったので池袋の庄屋北口店3Fの一室を貸しきりで。
飲みの列は2列に別れていたけど、まとまり良く1部屋同じ話題で盛り上がってました。
で、ここで出てくるのが「小学校時誰が好きだったか?」という話題。
も〜お約束です。
時効なので言ってしまえば(←酒が入ってるんで気分が開放的だな!)
当時おれはK林 Yちゃんという、
今で言えばドゥ・アズ・インフィニティのボーカルちゃん(←名前良く知らん)に
良く似た少し「影」がありつつも、お顔が整っていらっしゃった
オナゴが好きでした。(性格もまぁまぁです。念のため。)
1人づつcoming outしていく方式でしたのではぐらかすことも出来ず、
ちゃぁんと告白してきましたよ。
ただ、この話は俺らの学年では周知の事実で、飲みの席からは
「出ました!!!」とか「あ〜〜、知ってるよ、それ」とか言う声。
あまつさえ「嘘を付いてないのは認めるけど、本人アメリカ行っちゃってるから
なんにも面白く無い」と批判される始末。
ギャグじゃね〜っつ〜の!こんなネタで笑いとれるかってんだ!!!
余談ですが俺は4年2組だったのに、1組のヤツの「将来の夢」の
作文の余白に俺とK林ちゃんの相合傘が書かれてたのは笑った。
でも、これのおかげで今まで知らなかったやつにも知られる羽目に…。
おい、鈴木 M、おめ〜だよ、おめ〜!

その場にA橋 A子ちゃんという中学は私立に行ってしまい、
14年振りに再会したオナゴがいました。
ルックスは「美人」ではないけど「カワイイ」です。
かつみの「お顔チェック」項目の最重要課題、
『パッチリお目々』は即K点越えが出るくらいです。
(人によっては「ちょっとデメキンはいってる」という輩もいますが。)
性格はむっっっっちゃくちゃ良。
どちらかといえばルックスよりも性格で勝負するオナゴと言えるでしょう。
そのオナゴは1,2年の時しか同じクラスではなかったのですが、
クラス替えしてからも結構仲良く遊んで、
6年の時は良く「スカートめくりごっこ」
(※気になると思うので後ほど詳しく説明します)をしたオナゴでした。
で、出たんだよ、俺の名前が。
これには俺も周りもビックリです。
同学年には少人数ながらもコアなA橋ちゃんFANはいて、
周りから「い〜よな〜、藤田」の声も。
「一人もいないだろう、俺の名を挙げるヤツなんて」
とタカを括っていた予想を良い意味で裏切る嬉しいcoming outでした。
ただ、今更言われても……ねぇ。
逆に「そうゆうことは当時に言ってくれよ〜。
まぁ、付き合ったとしても遊園地に一緒に行くくらいの
ママゴトのような関係にしかならないのはわかってるけどさ〜。
少なくとも26歳になろうとしてるのにも関わらず
《レベル1〜武器 檜棒(ドラクエ)》の状態じゃん、俺。
《レベル3〜武器 銅の剣》くらいにはなってたと思うんだよね。
いや、経験値というものの例え話としてさ。
それをするのとしないのでは当時は些細なことかも知れんが、
将来大きな差が生じると思うのね。いや、現に生じてるのよ。
困っちゃってんのよ、俺。
ってゆ〜か俺が自己紹介する時、《彼女いない歴=歳の数》
というありがたくない肩書きつけてたのアンタのセイかよ」
と怒りたくもなってしまいました。
でも、「気付いてやれなかった俺の無能さが一番の原因では」
と考え、泣きたくもなってきちゃいました。
結局は「小学校6年でそれわかれってのが無理かな。
当時の俺に人を思いやる気持ちが無かったのは自分への作文で
証明済みだし。26歳直前でこれがわかっただけでもいいや。
以後、気を付けます」と無理矢理納得させました。
いや、無理矢理にでも納得しないと酒飲む気になれなかったんで…。

一次会終了後、店の前でA橋ちゃんと15分ほどお話しました。
なんでも今は「ミュージカル劇団 S」に所属しており、演劇のお勉強をしているそうです。
そして、14年という歳月はやはり俺には味方することなく(あたりめーだ)、
ちゃあんとカッコイイ彼氏がいらっしゃるとのこと。
もう、26歳という女優としてデビューするにはキッツイ年齢ですが、
役者としてならデビュー可能だと思います。
夢に向かって頑張って下さい。応援してます。

さて、先程の「スカートめくりごっこ」を説明します。
〜手順〜
@教室の机を全て後ろに下げます。
Aオナゴはスカートを着用。
 男子はセーター、スウェット等を腰に巻きつけます。
 (夏は持参のこと)
B男チーム、オナゴチームに分けます。
 (両チーム同じ人数でなくても構わない)
C戦闘開始(スカートorスウェットをめくり上げる)
〜反則事項〜
@前方からめくるのは禁止
 (オナゴは男子に対してめくるものが無いから)
A壁に張り付くのは禁止
Bオナゴを泣かすのは禁止(当日のみ即刻退場)
C押さえたスカートを力尽くでめくり上げるのは禁止
 (手の平か甲で一瞬のうちにはたき上げるのみ)
Dオナゴは体操着のブルマ着用禁止
Eお尻・腿に触っては禁止(目的が違ってくるので)
〜勝敗〜
なし
〜制限時間〜
なし。ただし、オナゴの体力切れ、もしくは
男子の欲求が満たされたところで自然に場は解散する。
〜開催日〜
雨が降って校庭で遊べない休み時間限定
※エクセレントバージョン(本日の飲み会にて名前が決定しました)
オナゴ各自一着スカート持参し、男子はそれを履く。
で男子もスカートの中はブリーフ(白限定・勿論小学生なのでトランクス不可)
にして戦闘開始。
ただし、このバージョンは男女同数とする。
(スカートが足りないから。)

とまぁこんな具合です。
ま・さ・に『禁じられた遊び』ですね。
実際6年2学期終盤に教師に見つかり禁止させられました。
オナゴはほぼメンバーが固定してましたね。
だって男子が「スカートをめくりたい」と思わせるオナゴでなければ
戦闘が成立しないわけですから。
「ごっこ」なんて名前がついてますが結構オナゴは気合入ってました。
だって男子はスカート(代わりのスウェット等)をめくられても
ズボンのケツ部分が見えるだけですが、オナゴはパンチーを見られてしまうわけですから。
で、「不公平だ」という意見がオナゴからでて『エクセレントバージョン』が誕生したのです。
今考えりゃ「止めりゃい〜じゃね〜か、オナゴよ」と思うのですが、
こうゆう意見が出てくること自体オナゴの方も楽しんでいたのでは?
ここまでルールが整っているローカルな遊戯は見たことがないでしょ?
6年生という多感期に考案された遊びだったのですが、
ちゃんとある程度のトコロで線引きされているのは、見事なことだと思います。
ってゆ〜かこれ以上過激にならないで良かった。
これが女友達を無くさずに楽しめるギリギリの線だと思います。

最初は各自独立でやっていましたが、
やはり遊びは「新化」するもので、チームプレイが誕生します。
例えば男一人が囮になってオナゴがめくる隙に
実はそのオナゴがターゲットで後方からめくる「プレー」です。
(あえて「プレイ」とは書きません。)
また、技も「開発」されていくのです。
スペースを最大限(壁すれすれ)に使って右方向に回転しながら
(左利きのヤツは左回転。右利きのヤツが左手使って
右回りしても距離が不利だしタイミングも遅くなるから)
射程距離に入ると攻撃を仕掛ける「円運動作戦」。
ただし、後方に人が入れるスペースを与えてしまうとただの餌食になってしまうので、
あくまでも壁スレスレが要求されます。(張付いては反則です。)
これはボクシングの試合から考え出しました。
あとはわざと相手に背を向けたままロッカーに向かって走り、
ロッカーに飛乗って相手の後方にバックジャンプ(バック転ではない)
して背面をとる「スペースタイガー」。
これは勿論タイガーマスクの試合から考案しました。
ここまで書いたらもうおわかりかと思いますが、
発案者は「作戦部長」の肩書きを頂いていたこの俺です。

今考えてみると情けなくなるくらいに
馬鹿なことに知恵を振り絞っていたことがわかります。
呆れてモノも言えません。
ただ、飲み会ではこの話題でも大変盛り上がりました。
年齢・立場等を考慮して開催は出来ませんでしたが…。
今やったら両手が後ろに回っちゃうので。

大変長々と思い出話を書いてきましてが、
これも全てタイムカプセルが思い出させてくれました。
かつみ部の皆さん。
タイムカプセルやらない?

                           20011006