先程も説明した要因で浦和競馬には「女性」がいません。
(注:牝馬ならびに馬券売り場や売店のおばちゃんは除く。
ってゆうより生物学上の霊長類ヒト科の女性に分類される生物は少数いますが(それでも
少数、俺の視点からの「女性」って意味で。)大熊氏の競馬場に着くなり発した
「華がね〜な〜、しかし」
(注:「おね〜ちゃんがいない」の意。初めから判っていることなのに言葉にしてしまったと思われる。)
という言葉が如実にその状況を表してると思います。
ってゆ〜より女性は浦和競馬には近付かない方が身のためです。
大なり小なりカルチャーショックを受けると思います。
ちょっとここでカミング・アウトさせていただきます。
皆さまとは結構長い付き合いですが、
一つだけ秘密にしてきたことがあります。
俺の視覚って常人とは違うんですよね。
実はいつもモノトーンに映ってるんですよ、犬の世界みたいに。
(犬は色覚が無く、見えてる風景は白黒写真なんです。)
小学校の時プラモデル用のボンドを目の中に入れてしまい、
失明は避けられたのですが色覚までは…。
今までひた隠しにしてきてごめんなさい。
ただみんなにあんまり心配をかけたく無かったんで…。
あ、いやそんなに哀れんでくれなくても良いんですよ。
たま〜にですがカラーで見えるときもあるんです。
時々「美女」をみるとその人だけカラーで浮き上がるんですよね。
この現象は現代医学では解明されていませんが学会では「かつみレーダー」っていう
仮名称が付いてるそうです。
(注1:ゴリエレーダーとは違います。)
(注2:散々馬鹿な前フリしてきたが小学校時のプラモ用ボンドを目に入れてしまったのは真実。
ただし右眼のみ。)
で、あれは4レースが終わった頃でしょうか。
今まで老朽化も甚だしいゴール前のスタンドで頑張っていた俺たち3人が雪が本降りになりだして
寒さにより
「体力の……限界っ!」(by千代の富士貢〜引退会見より)
ってことで一番新しいそして暖かいスタンドに移ろうとして古さも暖かさも真ん中のスタンドを横切って
いる最中のこと。
今まで浦和競馬では朝から最終レースまでいても色覚を取り戻せたことなど無かったのですが、
一瞬「パッ」とカラーで映った部分があったんです。
寒いので急いでた俺も一瞬おかしいなと思って
気になって振り返るとそこには大好きな「セレブ系」ではないもののかん〜なりカワイイ
(どっちかというとHっぽい、けどケバくはない)「ギャル」がおりました。
気付いてないお二人に伝えたいが、あまりに露骨過ぎるのも品が無いので
「ねぇねぇ。この浦和競馬場にサンデーサイレンス産駒がいるよ」
(注:サンデーサイレンス…日本史上最高の種牡馬。アメリカ出身。
種付け料は最高値(昨年)で3500万までになったが02年没。
この馬の産駒(子)が浦和競馬で走ることなどありえないくらいの一流馬。)
とオブラートに包んで暗号化して教えてあげました。
ってゆ〜より視線で教えちゃったんですけど。
その後3人は既に視界からは消えているギャルの話に夢中になり5レースを
仲良く的中できなかったことは言うまでも無い。
内容的には
「何であのレベルが浦和にいるの?」
「地方のレベルじゃない。中央に行くべきだ。」
「いや、中央でもG1級」
「海外行け、海外!」
「凱旋門賞狙える。」
「しっかしフェロモン垂れ流してたなぁ」(←オブラート溶けた)
「俺もう今日全部外れてもいいや〜」
「でも男連れ。」
「あ〜ゆ〜の見ると本っ当に脱力するんだよねぇ。」
「連れの男もよく浦和に連れてきたよな。」
「確かに。もし彼女に競馬行きたいと言われても浦和には連れて来たくない。」
「この不況下、にっちもさっちも行かなくなったオヤジが全財産はたいて馬券すって
ヤケになって犯される可能性だってある。」
「いや、ここ日本なんでさすがにそこまでは…」
とまぁこんな具合に盛り上がってました。
この後〜悪夢篇〜を挟んで。
大熊氏が見事最終レースを的中。
換金のため俺と長井氏が待っているともう一度見ちゃったんですね。
俺のいう「カラー画像」であり大熊氏のいう「華」を。(同一人物)
あんな広い競馬場で!
その時は負けたことなど頭からすっ飛んでました。
まさに奇跡としか言いようがなかったね。
これが本当の「藤・奇跡(フジキセキ)」!
(注:フジキセキ…サンデーサイレンス初年度産駒にして最高傑作といわれた馬。
無敗で2歳馬チャンピオンになり3月にも重賞を制すが、その後骨折が判明しクラシック
を走らずに種牡馬入り。「幻のクラシックホース」と言われてる馬。)