やすい>これはこれは西田先生、わざわざ私の夢にお越しいただきましてありがとうございます。
西田>人の夢の中に呼び出されて対談なんてはじめてですよ。それにしてもどういう仕掛けになっていて、私を夢に呼び出せたのですか?
やすい>『西田幾多郎全集』をはじめ先生に関する伝記や研究書を読みまして、先生にお尋ねしたいことなどを予め整理しておいてから、「西田先生、西田先生、いろいろお尋ねしたいことがありますから、私の夢の中まで出てきてください、お願いします。」と呪文を3回唱えるんです。その際特製夢対談用枕を使用しますと成功率が高くなります。
西田>ホォー、特製夢対談用枕というのがあるんですか。
やすい>西田先生が亡くなられてからもう54年が過ぎましたからね、イヤー便利なものができたものです。
西田>ところでこの対談には対談料出るんでしょうな?(ギョ)
やすい>先生はもう他界されておられるので、どなたにお支払いしたらいいですか?
西田>嫁の琴と娘の静子に2000円ずつでも払ってやっておいて下さい。(御両人とも既に亡くなられています。しかも西田は戦後のハイパーインフレーションを知りません。)
やすい>それじゃ細かい打合せは、対談の後ということにして始めていいですね。
西田>もう古い話だからだいぶ忘れているかもしれませんな。