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2000年3月28日

 中国の青い窓

 ここ数日いい天気が続いている。日本でもそうだが、ここでもいい天気のときはやはり気分が落ち着く。
 今日は少し風が強いが、日がやわらかく、窓を開けているともうなんともいえないいい気分になる。
 ここ中国の太陽は、やはり少し黄色い。日本の太陽ももちろん黄色いが、東南アジアなどに行ったことのある方はお分かりだと思うが、写真などをとると太陽光線の関係か、全体が黄色く写る。中国でも少し黄色い。寧波は中国の中でも一応南の方に位置しているせいもあるだろうか。黄色い太陽の光は夏はかなり強い。
 中国の一般的な家の窓は、青い透明の色だ。想像していただければ分かるが、冬などは寒くてたまらない。窓を閉めると部屋全体が暗くなる。これは中国に来てから「ここはよくないな」と思ったことの一つだ。青い窓のおかげで、日中も部屋の中が暗い。しかも、私の部屋にはベランダがあるのだが、ベランダにも窓があり、その窓と内側の窓とで、結果二重の窓になり、真昼でも電気をつけなければいけなくなる。ベランダに通じるドアが木でできていて窓がないので、これもあけないとさらに暗い。
 私は騎馬民族(バイク乗り)なので、朝、太陽の光がないと目がさめない。仕方なく真冬でもベランダに続くドアを開けて、白い息をはきながら寝ていたものだ。
 おそらく夏の強い日差しを遮るためのものなのだろうが、せっかくの太陽の光を寒い青色に変えるのはやはりどうももったいない気がしてしまう。それに夏でも結局ずっと開けていることになるのだから、全く無意味というほかない。あえて言うなら、そのギャップが非常に気持ちいいということだ。朝起きて、窓を開けて冷たい空気を部屋に入れるとき、同時に黄色い光も一度になだれ込んでくる。これがなかなか爽快な気分になるから、一概に悪いところとも言えないかな。
 これはしかし中国でなくても、いや、海外でなくてもどこでもあるつぶやきなので、どうということもないのだが、中国の場合は普通の家がかなり高い確率で青窓だ、ということが少し変わっているだろうか。
 ところ変われば、の分かりやすい例でした・・・



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が、別にどうという事もないので、
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