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2000年4月1日
中国の工事
今日も朝からさわやかなかなづちの音が聞こえる。どうやらすぐ下の階で工事しているらしい。朝もはようからこつこつとやっている。確か以前も工事をしていたと思ったが・・・?
中国には地震がほとんどない。私はインドで家を作ったことがあるが、10日で一つできた。中国も大体同じで、非常に簡単シンプルな作り方である。台湾地震の際、台湾に行ってみたが、こちらもひどくもろいレンガを使っていた。蹴りを一発くれるとぱかっと割れてしまうようなものなのだ。
中国の市街地はそのほとんどがアパートである。大体5、6階建てくらい。造り方は、レンガを積んで、コンクリートで固める。箱(家)をまず作り、内装は完全に別売り。家より内装の方が高いほどだ。我が家は内装に金がかかっていないのが一目でわかる。床のビニールカーペットを一枚めくるとコンクリートだ。
その内装をするのにはもちろん時間もかかる。最近は木の内装がはやっているらしく、電動のこぎりでゴリゴリやっている。
つい数ヶ月ほど前、階下の住人が新しくやってきた。その時の工事期間中は、文字通りうるさくて眠れなかった。私は日曜日はかなり遅い時間まで惰眠をむさぼるのだが、電灯でも取り付けているのか、すぐ下の階から、天井、つまり私の部屋の床下に向かって業務用電動ドリルでごががががががが!!とやるのだ。・・・朝7時半。これでも眠れる人はそうそういないだろう。しかもうまい具合に枕の真下。見えているのではないだろうか。それに続いて今度はハンマー。が〜ん、が〜んご〜ん。本当にちょっと浮く。
コンクリートにそんなにしてどかすかやったら壊れるだろ〜が。と思っていたが、案の定。・・・部屋の壁にヒビがはいっていた。
レンガ積みだから、ほんとに壊れるかも知れんなぁ。
そしてすごいことには、なんの挨拶もない。これだけ派手にドガどかやっててご迷惑おかけしますの一言もない。座っていると床から電気ドリルの振動がモロに来る。足を削られているような錯覚すら覚える。毎日不規則な騒音のため精神的にも変調をきたした先生もいる。とにかく恐ろしいまでの騒音だが、なんの挨拶もなかった。うちができた今、階段で出会っても知らん顔だ。他の中国人の先生方とは交流がある。なぜ彼だけが・・・?と思ったが、やっぱり世の中色々だ。とりあえず今回の工事は前回より静かだから良しとしよう。
今もすぐ下で工事の音が聞こえるが、今更全然気にならない。この間お客さんが来たときに「この音はどこから?」と聞かれたが、「え、何のことです?」
完全に耳に入らなくなっていた・・・
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が、別にどうと言うこともないので、
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