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2000年4月6日


頭上注意

 中国の道は非常に危険が一杯である。挙げていけばきりがないが、その中でもなんだか腹が立つ危険が「落下物」である。
 道を歩いていると、当然上から「OOが」ということは昔アニメの世界で笑って話していた記憶があるが、ここではそれが現実のものとなっている。まさに「夢のような世界」だ。
 いままで遭遇したものとしては、ガラス、水、がダントツで多い。みかんの皮とか、やばいものではレンガというのがあった。
 ガラスに関しては、数回あるが、歩道を歩いていたら突然目の前十数メートルのところで「バッシャ〜ん!」。ガラスであった。もう少し家を早く出ていたら私はあの世行きだっただろう。
 うちで午後パソコンに向かっていると、外で「バッシャ〜ん」、4階の教室で授業をしていると窓の一枚がふっといなくなり「バッシャ〜ん」、はあ疲れた、と事務所でタバコを吸っていると向かいの建物から「バッシャ〜ん」。いつ命がなくなってもおかしくない。しかしまあ不思議なことに誰も命中したのを見たことはないが。
 水も多い。うちから学校までわずか約5分の距離だが、その途中で上空から目の前に「ばばばばばばば」と汚い水が降ってくる。よけなければぬれてしまうほどの距離のときもあった。上を見上げると、オバちゃんが何食わぬ顔でこっちを見ている。謝るのかな、と思ったら、すっといなくなってしまった。
 ・・・・・・私が悪いのだろうか・・・・?
 そんなことはないと思うが。それにしても、慌てて逃げ隠れるならともかく、何もなかったようにこっちを見てからいなくならなくてもよかろうに。
 これも学校に行く途中でウチの学生が窓から私の目の前にみかんを捨てたことがある。上を見ると学生は窓際に座って話している。気づいていないようだったので、怒鳴りつけてやった。
 これも歩道を歩いていたときのことだが、いつだったか車道と歩道の間にある自転車道で恐い思いをしたことがあるので歩道を歩くようにしていたのだが、目の前数メートルのところに「レンガ」がおちてきた。
 こうなったらもう車道が一番安全なのではないだろうかと最近思う。
 ウソのようなホントの話、ここにあることはホントにホントです。
 以前中国人気質について書いてみたとき、中国人はその人口の多さから、他人の目を気にしない、というようなことを書いたことがある。ガラスはともかく、水やみかんの皮に関してはそれも大きく関係しているだろう。
 およそ中国に来て「こんなことがあるんだね、珍しい」と思うことはたいがい人口の多さで説明がつく。中国政府自身ももっとも頭を悩ませていることだ。一人っ子政策も、バイクのナンバー発行禁止令も、全てはそこに起因しているような気がしてならない。




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