中国徒然草目次へ


2000年7月1日


 中国人の恋愛観。

 つい先日、友人(中国人)の結婚式に参加してきた。
 もう何年も付き合っていて、ついに結婚から逃げ切れなくなった、という感じだ。本人は、「結婚は人生の終わりだ」などといっているが、なかなかどうして、嬉しそうではあった。中国人の結婚式についてはまた別に述べるとして、彼らは付き合っているときも、もう夫婦のようにしていた。
 私の周りにいる中国人は、みなまじめで、特に恋愛という話になるとある程度以上の年齢になれば、もうイコール結婚のようだ。たとえば食事をするにしても、「恋人です」といって連れてくるし、何かあってもことあるごとに一纏めにして考えているようだ。
 また恋人になった人たちはほとんど同棲に近い状態にいる。こうなるともう半分は婚約したも同然、らしい。しかしもちろん二人が別れてしまうこともある。ごくごくよくある話だ。しかし一般的な日本人よりは少々勢いがあるので、付き合い始めると比較的早い時期から同棲をはじめるようだ。
 その「付き合う→同棲→結婚」という感覚は年が若くなればなるほど減ってくるようで、高校生くらいになると、付き合うといっても手をつないでデートするくらいの感覚が一般的なようだ。しかしそうでない子もやはりいる。日本人の高校生でもちょっとませた子達がいるが、それは中国でも同じだ。お恥ずかしい話ではあるが、私たちの学校でも何度か妊娠騒ぎがあった。学校側にわかっていないところではもっと多いという話も聞く。
 中国にももちろん貞淑な女性もいるし、もちろん開けっぴろげな女性もいる。そしてもちろんそういう仕事もある。浮気をする男性がいれば、もちろんそういうところに行く男性もいる。これはまったく他の国々と同じなのだ。
 日本人の多くの人が「中国人は貞操観念がある/ない」のどちらかの理解をしているようであるが、これは、「中国人は・・・」と一概に言えない最も端的な例だろう。
 また、妊娠騒ぎが多いのは、避妊具の値段にも因る。
 一つ数元する避妊具は、たとえばワンタン一杯1元の生活をしている人々にとって、非常に高価で、かつ無駄なものだろう。そしてその分中絶手術代は安いらしい。もっとも、高校に通っている学生たちにその程度のお金がないとは考えにくいが。まあ、彼らについてはつまりは若気の至り、である。
 少し話がそれるかもしれないが、中国にきている日本人男性で、「現地妻」と称しこちらの女性に手を出す人が多いようだが、人間としての誠意に欠ける人も多いと聞く。現地人女性と付き合うことに何ら異議を唱えはしないが、任期が満了した際に相手の女性に何も言わずただ事務的なことのみを済ませさっさと帰ってしまう。これでは女性が怒るのも当然であろう。また、どう考えても誉めることはできない。
 先日このような男性が刺され殺される事件があったらしい。
 愛を語り別れるもよし、ただひたすら謝るもよし、また金で解決するのもよかろうが、何かしらの誠意を示さなければ人間として許されるべきではないだろう。彼女らとて人間なのだ。

 さてここでこれを日本に置き換えれば、何の事はない、避妊具の価格の高さを除けばまったく同じなのである。
 恥の概念や一般的な道徳観は、日本も中国も変わらない、ということである。気をつけなければ・・・・(?)





中国徒然草目次へ


このHPの曲は全てオリジナルです。
従って著作権も私に属します。
が、別にどうと言うこともないので、
欲しい人は掲示板に一言かいてくだされば
お好きにしてくださって結構です。