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上海のひとたち
上海の人たち、実は中国全体の人たちと仲が悪い。
どこに行っても、上海人は上海人が好きなようだし、ほかの地方の人は上海人が嫌いなようだ。
ほかの地方の人は上海人はよくない!って言うし、上海の人はほかの地方の人はよくない、という。もちろん、ほかの地方の人々だって、上海じゃないほかのところを悪く言うことはあるけど、上海なんか全然関係ないよ、という人たちでさえ少しは上海に対するイメージは悪いようだ。もちろん、チベットとか敦煌とかはるかかなたのあっちの人たちが上海をどう思ってるかなんて私は知らない。
上海の人たちはきれいなカッコをした人が多い。こういっては何だが、ほかの地方ではきれいなカッコをしている人はよそから来た人だ。というよりも、私の言っている上海の人が着るきれいな服というのは(もちろん、ある程度以上の人たちが着るものだ)、ちょっと前の中国では見られなかった服装なのだ。なんと言えばいいだろうか、そういう服で街を歩いていると、人々がじろじろ見てしまうような、先をいったカッコなのだ。時々見られるのだが、ホントにファッションショーでやっている服をそのまま持ってきて、「そりゃないだろ!」と思ってしまうような服もあるにはあるが、そういう意味ではなく、たとえば日本にごく普通にあるおしゃれの雑誌、あれをそのまま持ってきて街を歩いてもなんらおかしなことはないとおもう。が、中国のほかの地方では、それが結構あることなのだ。この私でさえ、数年前の寧波を歩いていた時期は、いろんな人からじろじろ見られたものだ。
そう、こう、上から下までなめまわすように。某英国人の友人が、これを指して「Fu●●'in China!!」とののしっていたが、まぁそこまでののしらないにしても、確かに気分のいいものではなかった。
さて、上海に来ると、上海の人たちはみなそう言うカッコをしている。つまり、私が目立たないのだ。
これはいいことなのかどうか。
今回この話のメインは、上海の人たちの服装ではない。
上海語が今回のメインなのだ。
ご存知の方も多いと思うが、中国にはその地方地方の言葉があり、まったく別の言葉のように違う。
日本語:きょうかれらはごはんをたべないよ。
普通語:ちんてぃえんたーめんぷちーふぁん。
上海語:ちぇてぃいらう゛ぁちょべぇ。
と、いうくらいの違いがある。
その上海語だが、上海の人は何を思ってか非常によく上海語を使うのだ。日常生活の中で上海語を使うのはかまわない。上海人同士で上海語になってしまうのはわかる。が、たとえば公共の場、バスの中とか、バスの中とか、バスの中とか!バスの中のアナウンスが全部上海語なのだ。今はもう少しくらいわかるから何とかなっているものの、わからない人は、大変だろうと思う。バスの中だけでなく、とにかくいろんなところで上海語なのだ。江沢民なんかテレビでしゃべってるのを聞くとどこまで普通語でどこまで上海語なんだかわかりゃしない(少し話が大きくなってるが、彼の上海訛りは、はっきり言ってひどい)。ほかの地方であれば服装だけ見て「あ、こいつ現地人じゃないな」と思われるからすぐ普通語で話しかけられるけれども、上海ではそうも行かない。
しかも困ったことに上海人は上海万歳だから。
上海語も万歳なのだ。
上海語が公用語なのだ。
私の非常に仲のよい友人の母堂で、私によくしてくれる人がいるが、私が以前寧波にいたというと、「寧波はよくない!上海が一番!寧波なんかぜんぜんだめ!」とえらく強調する。いろんな人に同じようなことを言ってるようだが。
私は寧波にいて、寧波のことがすきなんだけれど…そんなことお構いなしなのだった。
だからかなんでか、最近上海語で話しかけられると少し腹が立つのだ…
何いってるのかわかっちゃう時もあるけど、それでも腹が立つのだ…
誰がなんと言おうと、上海語は公用語じゃない。お願いだから普通語で話しかけてほしい…
そうそう、これを忘れていた。
なんでハラがたってこの文章を書くにいたったかというと、おまわりさんが上海語で人々を注意しているのだ。かく言うこの私もなにやらわからん言葉で怒られてわけがわからなかったことがある。
そっちが地方語でしゃべるならこっちゃ日本語で話してやるチクショー!
だってそうでしょー!
どこのおまわりさんが津軽弁で怒る、っちゅーの?!
訛ってたって標準語しゃべろうとするでしょ。
そこが、正直気に入らないところ。
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が、別にどうと言うこともないので、
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