窓の外には、いつもの宇宙空間が広がっていた。
閉じ込められた無菌室のようなこのビルディング。
無機質の静寂。ダクトから吹き抜けるのは風ばかり。
ある日、僕はディスプレイの中に碧い惑星を発見した。



目を奪われる鮮やかさ。郷愁。
だが行く手を阻む真空の海はあまりにも深い。
いつかあの碧い惑星に辿り着くことができるのだろうか。