(10.13a)
(10.13b)
式(10.13)に式(10.12a)を代入すると、点
の断面力
および
が次のように求められる。
(10.14a)
(10.14b)
式(10.14)より次のことがいえる。せん断力
は
と一定で、これを図示すると図10.3(d)の直線acが得られる。また、曲げモーメント
は距離
の1次関数となり、
において0、
においては
となる。これを図示すると図10.3(e)の直線acが得られる。
次にモーメント荷重
の右側CB部分(
)の任意点
の断面力を求めよう。
図10.3(c)に示すように点
で切断した左側部分のつりあいを考える。つりあい条件式(5.2)と点
に関する式(5.3)から次の二式が得られる。
(10.15a)
(10.15b)
式(10.15)に式(10.12a)を代入すると、点
の断面力
および
が次のように求められる。
(10.16a)
(10.16b)
式(10.16)より次のことがいえる。せん断力
は
と一定で、これを図示すると図10.3(d)の直線cbが得られる。また、曲げモーメント
は距離
の1次関数となり、
において
,
において0となる。これを図示すると図10.3(e)の直線c’bが得られる。
図10.3(d)に示すように、はりの軸方向に任意点
のせん断力
の値を縦軸上に下側に正にとって描いた図をせん断力図(S.F.D)という。同様に図10.3(e)に示すように、曲げモーメント
の値を縦軸上に下側に正にとって描いた図を曲げモーメント図(B.M.D.)という。
図10.3(e)の曲げモーメント図を見ると、モーメント荷重
の作用点において、曲げモーメントは
から
へ急激に変化している。その変化量は
で、モーメント荷重の大きさに等しくなっている。