平成12年3月18日(土)11時から宮城学習センター学習室で行いました。入会者25名中13名が参加しました。
1.心理学の大渕先生が、特別参加されました。先生のご厚意にとても感謝します。
2.児童虐待の心理について
(1)児童虐待とは
・身体的虐待
・性的虐待
・教育、保護義務の拒否
・心理的虐待
これらの共通していることは、「加害者が親又は保護者である」「虐待行為が非偶発的である(事故ではない)」ということである。
カリフォルニアでは、4種類の虐待の他に、度を超した懲罰や学校、クラブ、教会など、家庭外でも子供の虐待を禁じているとのことである。
留意すべきこととして、子供の虐待は、日本では児童福祉法で扱われているが、アメリカでは刑法で取り扱われていることだという。
児童虐待は、子供の3つの権利(「安全に」「自信を持って」「自由」に生きる権利)を侵すこと。権利意識とは「自分を大切にすること、自分を好きであること」だという。
いじめ防止も、虐待防止も、この自分を大切にするという権利意識を育てる視点がなければ何の効果もないものとなってしまう。
(2)児童虐待の事例
(3)法律的な視点から
(4)心理学的考察
(5)キャップネット宮城の活動
(6)まとめ
児童虐待の問題の根はとても深いように思われる。確かに、児童虐待は昔も見られた。しかし、周りに相談できる人がどこにもいて、あまり深刻なものにならなかったように思われる。現代の児童虐待の背景には、人間関係の希薄さもあるのではないか。何よりも子供の命を救うために活動すること。虐待をする者と虐待を受けた子供の心のケアが緊急の課題となっている。
※参考文献「子供の虐待」森田ゆり著 岩波ブックレット
「児童虐待−ゆがんだ親子関係−」池田由子著 中公新書
3.総会
心理学研究会の規約を議決しました。
4.おわりに
みなさん、時間が過ぎてもなごり惜しいのか、研究会後も話し合いが終わりませんでした。今後も、みんなで力を合わせて、研究会の発展のために頑張りたいと思います。来月は、4月22日(土)午後1時から、「テーマ:不登校について」を宮城学習センターで行う予定です。4月から、原則として研究会は第4土曜日に変更しました。
心理学に興味がある方なら、どなたでもお気軽に参加してください。