Fight Club 評価 100/100

主人公(ノートン)は、不眠症に悩む青年。不眠症の辛さを医者に相談した彼だったが、「本当の辛さを知りたければ、睾丸癌患者の会に行け」と、とりあってもらえなかった。自分は睾丸癌患者では無いが、何気に参加した会でボブという大男と出会い、そこで行われたお互いを慰めあい抱き合って泣くという行為が、彼に不思議なやすらぎ感を与えた。その日以来、彼は他でも行われている様々な支援会にも顔を出し、不眠症にも悩まされなくなった。しかし、彼と同じ悩みをもつマーラという女性と出会ったことで、彼は再び不眠症に悩まなければならなくなった。

そんなある日、彼は出張帰りの飛行機の中でタイラー(ピット)と名乗る石鹸のセールスマンと出会う。主人公にとってタイラーは旅先で出会う「1回分の友達」の中の最高の1人だった。その日の夜、主人公のアパートがガス爆発らしき原因で火事にみまわれる。住む所を失い途方にくれる主人公は無意識のうちにタイラーに連絡をとり、酒場で再開することに。そこで事情を知ったタイラーは同居の条件に「自分を殴れ」と言い出す。最初は戸惑いを隠せない主人公であったが、殴り合ううちに不思議な開放感を得る。

その後もたびたび酒場の前で殴り合いを演じる2人に、同じように開放を求める人々が集まりだし、やがて「ファイトクラブ」に発展していく。しかし、そんな「ファイトクラブ」もタイラーによって、主人公の思いもよらぬ方向へと暴走し始めるのであった・・・
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