◆◆◆ 国立国会図書館見学会 ◆◆◆
2003.3.29
3月24日(月)、国立国会図書館の見学会に参加した。参加者は約8名ほどである。わたしは国立国会図書館に入ったのは初めてである。他の人はほとんどすでに利用したことがあった。
案内係の人が来て、ある部屋に入った。テーブルに「国立国会図書館案内」という冊子と、バッジがあった(バッジは見学中着け、終わったら返却する)。そこで、国立国会図書館を紹介するビデオを見た。本図書館の目的、機能、沿革、保管している書籍・資料、利用法などが説明された(約20分くらい)。国立国会図書館は書籍等の保管のみならず、国会関係者からの依頼に応じて調査などもおこなっている。
そのあとは、国立国会図書館の新館を見学しながら、案内係の方がわかりやすく説明してくれた。ちなみに本館は主に書籍、新館は新聞、雑誌を保管している。
まず、図書カウンターへ。
利用方法は、まず目録で目的の物を特定する。目録はCD-ROM、オンライン、カード、冊子になっている。それから、資料請求票に所定の事項を記入して、カウンターに請求する。
ちなみに、図書館のカウンターには、「真理がわれらを自由にする」と日本語の文が掲げられている。その横に「真理はあなたたちを自由にする」という意味の、ギリシア語の文字が刻まれている。どちらも、ヨハネによる福音書の8章32節のイエスの言葉
「あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。」から引用したものである。日本語の文が「あなたたち」から「われら」に変わっているのはなぜかわからない。
国立国会図書館法の前文で「真理がわれらを自由にするという確信に立って、憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与することを使命として、ここに設立される」と、その設立の理念を示している。
新館は、本館の北側に隣接している。地上4階、地下8階建てである。中央は吹き抜けで、天井から太陽の光が入るようになっている。停電になったとき、そこに避難すれば真っ暗でないように、設計されたそうである。天井はたぶんガラス張りで、柔らかな光が降り注いでいた。地下1階から最下階(地下8階 )を見下ろすと、ものすごい距離感がある。
最下階の地下8階に降りた。さまざまな雑誌、新聞が保管されている。万朝報*(よろずちょうほう)という、古い新聞があった。原本は禁帯出となっていた。すでにマイクロフィルム化されているとのこと。
*万朝報:明治25年(1892)11月、黒岩涙香によって東京で創刊された新聞。簡単・明瞭・痛快をモットーとし、社会悪に対しては徹底的に追求するという態度と、涙香自身による連載翻案探偵小説の人気によって急速に発展し、明治32年末にはその発行部数が東京の新聞中1位に達した。明治36年10月、日露国交の危機に臨んで、非戦を固持する幸徳、堺、内村が退社。これを機に次第に衰微、昭和15年10月「東京毎夕新聞」に合併された。貫いた反権力、新聞小説を通じて大衆への文学の普及、英文欄の創設、平民社の先駆ともいえる「理想団」の結成など、近代日本の新聞史上、その功績は大きい。
最後にビデオを見た部屋に戻って、それぞれ案内係の方に質問をした。それで、約2時間半くらいの国立国会図書館の見学会は終わった。
このような施設が一般市民に解放されているのだから、ぜひ利用したいと思った。
また、「真理がわれらを自由にする」という文の入った国立国会図書館法の前文の通り、本図書館が「憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与すること」という使命を持ち続けてほしいと思った。
★写真は、こちら
★国立国会図書館の詳細については、こちら (国立国会図書館のホームページ)
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