ピュアの班長 その2


ここではピュアグライダー合宿の班長の説明を行います。
その1は合宿準備段階のマニュアルでしたが、その2は実際に合宿が始まってから終わりまでのマニュアルです。


〜合宿初日〜

1週間合宿は朝集合、土日合宿では夜集合と合宿によって出発時間からその後が大きく変わりますが、仕事内容は変わりはしません。
朝、夜集合の作業をまとめて説明します。


◆夜集合のタイムスケジュール

18:00 福大出発…これ以上遅くならない。もっと早く出発できるなら早める。
22:00 宿舎到着…途中で夕食を取る。加藤医院に22時までに絶対到着。指導教官に到着したことを報告。
22:30 消灯・就寝…宿舎の施錠を確認すること。

6:00 起床・朝食…体操・健康チェック   ※班長は5時起床
7:00 ランウェイ到着・集合
訓練準備

以下、朝集合と重なる。


◆朝集合のタイムスケジュール

6:00 福大出発…これ以上早めにでると寝ぼけていて危険。
10:00 宿舎到着…途中で昼食を買うこと。
10:30 ランウェイ到着…指導教官に到着したことを報告。
集合…班長集合・これからの計画を伝える。
 訓練準備開始
・機材準備…ウインチ・機体・機材の準備を進める。
・ランウェイチェック…3人以上で行う。
・ふとん運び…白川でのみ行う。
・Tハン張り
・索点…終わり次第、ウインチに報告
・挨拶まわり…助手をつけて2人で行く
12:00 集合…教官集合
12:30 ファーストフライト…空港に電話し、教官に報告。
13:00 昼食…ウインチは持ち場で昼食
17:00 ラストフライト…空港に電話し、教官に報告。
 撤収準備
17:50 集合…教官集合
18:00 お風呂…1陣、2陣にわけるときは何時までに帰らなければいいか伝える。
19:00 夕食
20:00 ミーティング
22:00 消灯


◆参考事項

●出発時
・全員そろうまで出発しない、遅れている人がいる場合、事故かもしれないので電話連絡を行う。
・班長バッグ、印鑑ボックス、救急箱等の確認

●宿舎到着後
・宿舎出発時間を決め、皆に伝える
・教官部屋の鍵を開け、格納庫の鍵を取り引き継ぎ帳に記入
・宿舎当番を置き、引継ぎしてもらう
・引継ぎ帳の内容確認

●ランウェイ到着後
・教官が到着している場合→集合(集合後、教官に今後の予定の報告。計画書を渡す)
・教官が到着していない場合→教官に電話して現在の状況と今後の予定を報告し、訓練準備に移る。到着後、計画書を渡し、報告する。
・訓練開始点検表に沿っての訓練準備
・機体の朝点チェックと航空情報以外の訓練準備が整ったら、索点結果をノートに記載し、訓練準備完了点検表と一緒に班長が教官に報告に行く。

●訓練準備完了後
・索点が終了したら、索点内容とプラグコネクション、機体・ウインチの準備完了したことを報告。集合することを伝える。
・集合をかけ、ウインチと監視以外を集める。
・ウインチに風、現在状況の確認
・教官に報告後、空港に連絡する。その後、航空情報がないことを教官に報告。
・教官に試飛か訓練飛行か尋ねる。
・グライダーに教官が乗られたら、ウインチにシーバーで知らせる。
・索点まで3発になったら教官、ウインチ、各訓練人員に伝える。
・索点者の人員配置(グライダーが滞空に入った時以外、グライダーが帰ってくるまで索点者は索点を行わない)
・17時が近づいてきたら教官とウインチにあと何発でラストか報告する。
・手の空いているものに撤収準備をしてもらう
・グライダーが帰ってきたら各監視を戻す。
・集合をかけて全員を集める。今後の動きをみんなに伝えて風呂に行く。
・教官に何時に夕食か報告する。

●夕食
・夕食が時間通りになりそうにないときは教官に報告。
・準備でき次第、教官に夕食を取ることを報告。
・夕食後、ミーティングの準備をする。

●ミーティング
・一日の流れを振り返り、各係からの報告、教官から訓練の講評をいただく。

●消灯・就寝
・仕事のある人以外は寝かせる。
・班長書類の整理、作成
・今日の訓練の評価と明日の為にやっておくことの確認

〜合宿中日〜

起床は土日合宿を参照。
その後は訓練準備の内容が減る、昼飯の時間以外は昼集合を参照。
起床から2時間でファーストフライトが一般的である。

◆参考事項

●書類作成
班長が書かなければならないということはないので他の人に書いてもらい、明日の事を考える。
・発航記録の清書
・滑空統計帳に記入
・訓練報告書の作成

●明日の人員配置
・明日のランウェイ人数の確認
・人員配置を決める
 ピスト、ウインチ、リト、その他車両、機体、機材、無線、宿舎、後方監視

※発航順を5番目まで決めておく!

〜合宿最終日〜

作業で遅れを取るものは訓練報告書である。前の日からできるだけ記入はすませておく。
書類に夢中にならずに回りを視察し、的確な指示を与える。(例;ゴミの分別、余った食材を誰が持ち帰るか配分するなど)

◆タイムスケジュール

6:00 起床・朝食…体操・健康チェック
7:00 ランウェイ到着・集合・準備開始
・ウインチ、リトリブ車、機体の朝点
・索伸ばし、索点
7:30 教官到着後、準備経過を報告。準備完了後にもう1度来ることを伝える。
8:00 準備完了後、教官に方向、集合
8:00 ファーストフライト…空港に連絡・教官に報告
13:00 ラストフライト…空港に連絡・教官に報告
13:30 撤収作業開始
・ウインチ、機体、リトリブ車の撤収
・機材、無線、会計の撤収
・ランチェ、クイ立て
・挨拶まわり
・書類作成
15:30 撤収完了
15:30 集合…教官集合
16:00 宿舎到着
16:30 宿舎出発

◆合宿書類(要教官のサインと印鑑)

1.訓練報告書…3部コピーし、原本は捨てること
2.発行記録の清書…3部コピー
3.滑空統計

◆合宿引継帳(要班長のサインと印鑑)

1.班長引継帳
2.機体引継帳
3.機材引継帳
4.無線引継帳
5.宿舎引継帳…宿舎に戻ってから

※中村(光)教官の場合、発行記録1部と合宿報告書1部、覚書を持って帰っていただく。
自分が持って帰るのは発行記録清書のコピー(部室用)、合宿報告書。

〜合宿後〜

◆学連提出書類

会計書類と一緒に1週間以内に『日本学生航空連盟西部支部』に郵送する。教官が中村(光)教官以外だった場合)
1.計画書(最終版)
2.訓練報告書
3.発行記録…清書をコピーしたもの
4.覚書…招待飛行を行った場合のみ。

◆部室保存書類

1.訓練報告書
2.発航記録
1と2は班長ファイルに保存しておく。班長バックを整理しておくのもよい。

◆委員会で報告

1.合宿総発数
2.合宿での問題点等
その他、各大学班長に引き継いでおかなければならない重大事項があれば報告する。

〜その他参考資料〜


◆加藤委員について

加藤委員さんは宿舎の鍵をあずかっておられます。22時以降の訪問は迷惑になるので気をつけましょう。
授業等の都合で計画段階で22時到着が無理の場合は熊本地区の人に代わりに取りに行ってもらうなどを考える。遅れることが遅れそうならば、電話でその旨を伝えること。

◆航空局に電話連絡


初日は航空局に合宿期間を知らせる
「日本学生連盟所属、福岡大学航空部の〜と申しますが、本日○月△日から、□月◇日まで、福岡大学の〜合宿を熊本県白川滑空場(大分県久住滑空場)にて、
航空法61条、92条に基づいて日本学生航空連盟の申請どおりグライダーの訓練を行いますので、よろしくお願いします。」

初日以降はフライトをする日の訓練が始まる前と終わった後の2回連絡を入れる。連絡前と連絡後は教官にその旨を伝えること。

最終日は訓練前・後と合宿が終了したことを報告する。

◆あいさつまわり

滑空場維持は学連と学生だけの力だけではありません。
地元の方の協力も必要です。現在も様々な協力を頂いていますが、全員というわけにはいきませんので、その代表的な方々には合宿初日と最終日に挨拶まわりを行っています。

久住滑空場
1.加藤医院
2.交番
3.役所(2階:総務課)

白川滑空場
1.幼稚園…昔、蒲団をおかしていただいたところ
2.牛乳屋…三角地帯の持ち主(電話連絡でよい)
3.浜田醤油…リトカーを置かしていただいている
計画書を「熊本大学航空部監督 浜田定勝 様」と表書きした封筒に入れ渡す。
4.消防署
5.交番
6.西村さん宅…機体置き場の持ち主

◆ミーティング

1.事前準備…座布団の準備
学生側の人数確認…「学生側全員揃いました。」
「それでは本日のミーティングを始めます。よろしくお願いします」
2.本日の経過…「本日○時に起床、○時にランウェイ到着、○時にファーストを上げ総発数○発、○時にラストを上げ、風呂、夕食を取り、今にいたっています。」
3.各係…「各係からお願いします、ウインチ→リトリブ車→トーカー→機体→無線→機材→会計→宿舎→気象(順不同)」
計画書に載っているすべての係に報告をもらう。
4.班長…「班長から」今日の成果、明日すべきこと、明日改善すべき点、何か支障がないかを報告。今日から人数の変更、計画書の変更があるなら必ず報告し、修正させる。「班長から以上です。」
5.各個人…「各個人から、意見ある人お願いします。」「ないなら次に移ります。」
6.教官…「教官から、『OB→OB教官→学連教官』教官お願いします。」教官の発言後、「ありがとうございました」
7.終了…「今日の消灯○時、明日の起床○時でいきたいと思います。」
「これでミーティングを終わります。ありがとうございました。」

消灯・起床時間の注意事項
消灯:計画書どおりが望ましいが、予定より遅れている場合は終了30分後にする。
起床:8時間睡眠が原則のため、消灯より8時間後に設定。(注:7時以降には絶対しない。)
翌日が雨の場合
「気象状況によっては教官と相談し、30分、1時間後と延ばします。」