航空従事者等学科試験 過去問
上級滑空機(滑)上級・動力 航法 2002年3月


問1 真方位について正しいものはどれか。
(1) 機首方位からある地点への方位を測定したものである。
(2) 磁方位から自差を差し引いたものである。
(3) 航空機の位置からある地点への方向を,機位を通る子午線の真北から測定した水平角度である。
(4) 機首方位に偏差を加えたものである。

問2 計器高度と真高度の関係について正しいものはどれか。
(1) QNH一定で巡航中に気圧が変化しても真高度は変わらない。
(2) QNH一定で巡航中に気温の高い空域に入ると真高度は低くなる。
(3) QNH一定で巡航中に気温が変化しても真高度は変わらない。
(4) QNH一定で巡航中に気温の低い空域に入ると真高度は低くなる。

問3 距離の換算法ととして正しいものはどれか。
(1) 1ノーティカルマイルは「1,609メートル」である。
(2) 1スタテュートマイルは「1,852メートル」である。
(3) 1ノーティカルマイルは「6,076フィート」である。
(4) 1スタテュートマイルは「2,025フィート」である。

問4 ランバート航空図で2地点間の距離を最も正確に測定する方法で正しいものはどれか。
(1) 中間地点の経度目盛を使用する。
(2) 中間地点の緯度目盛を使用する。
(3) 出発地点付近の経度目盛を使用する。
(4) 目的地付近の緯度目盛を使用する。

問5 偏差について正しいものはどれか。
(1) 同じ緯度ならどこでも同じ偏差である。
(2) 同じ経度ならどこでも同じ偏差である。
(3) 偏差は年変化する場合がある。
(4) 日本付近では偏差は「E」で表す。

問6 TAS(真対気速度)について正しいものはどれか。
(1) 向かい風の影響により増加する。
(2) 追い風の影響により増加する。
(3) 向かい風の影響により減少する。
(4) 風の影響は受けない。

問7 航空図の条件で誤りはどれか。
(1) 角度が正確であること。
(2) 距離が正確であること。
(3) 航程線が直線で表されること。
(4) 大圏が曲線で表されること。

問8 飛行中,道路・鉄道・河川等の地上目標を利用して目的地まで飛行する方法はどれか。
(1) 天文航法
(2) 無線航法
(3) 地文航法
(4) 推測航法

問9 A点からB点に向けて飛行中、B点では「左に3度」ずれていた。AB間の距離が10マイルとするとコースからの偏位で正しいものはどれか。
(1) 0.5マイル
(2) 1.0マイル
(3) 1.5マイル 
(4) 2.0マイル

問10 低酸素症の症状で誤りはどれか。
(1) 自覚症状がはっきりしていないのでその影響を自ら認識することは難しい。
(2) 脳から麻痺が始まるので、計算能力、判断力が低下してくる。
(3) 苦痛をほとんど感じないので自覚が難しい。
(4) 初期症状は苦痛を伴うので自ら認識するのは容易である。

問11 見張りと空中衝突の予防について正しいものはどれか。
(1) 効果的な見張りのため、常に間は一点に集中させておくべきである。
(2) 曳航中は曳航機に見張りの責任があるので、被曳航機には見張りの義務はない。
(3) コックピットなの計器等と遠距離の目標とを交互に見る場合、焦点を合わせるのに数秒かかる     ことを認識しておくべきである。
(4) 自機に進路権がある場合は、相手が回避するのを待つべきである。

問12 緯度、経度について正しいものはどれか。
(1) 緯度1度は「15ノーティカルマイル」である。
(2) 緯度15分は「15ノーティカルマイル」である。
(3) 経度1度は「60ノーティカルマイル」である。
(4) 経度1分は「1ノーティカルマイル」である。

問13 対地高度3,000feetを飛行中、チェックポイントを「真横左下45度」に発見した。この時の機体からチェックポイントまでの距離で正しいものはどれか。
(1) 約0.5nm
(2) 約1.0nm
(3) 約1.5nm
(4) 約2.0nm

問14 MH(磁針路)とTH(真針路)の関係について正しいものはどれか。
     TH     VAR     MH 
(1)  054     6E     060
(2)  076     6W     070
(3)  073     7W     080
(4)  083     7E     090

問15 相対方位について正しいものはどれか。
(1) 航空機がある地点への方向を機位をとおる子午線の真北から計った水平角度である。
(2) 航空機が地表面上を飛行した軌跡の真方位である。
(3) 航空機がある地点への方向を機首尾線から時計回りに360°まで図った水平角度である。
(4) 航空機からある地点への方向を機位を通る子午線の磁北から測った水平角度である。 

問16 次の記述で正しいものはどれか。
(1) DA(ドリフトアングル)とWCA(ウィンドコレクションアングル)は同一のものである。
(2) 風が吹いている時は飛行中必ずDAが生じる。
(3) TAS(真対気速度)が速くなるとDAは大きくなる。
(4) DAと機体の大きさは全く関係しない。

問17 航法の三作業の組み合わせで正しいものはどれか。
(1) 機位の確認、針路の決定、到着予定時刻の算出
(2) 機位の確認、必要燃料の計算、到着予定時刻の算出
(3) 機位の確認、針路の決定、気象の解析
(4) 機位の確認、航空情報の分析、到着予定時刻の算出

問18 耳閉塞がもっとも発生しやすい時期はどれか。
(1) 上昇中
(2) 低高度巡航中
(3) 降下中
(4) 高高度巡航中

問19 太陽が経度1度を移動するのに要する時間として正しいものはどれか。
(1) 4分
(2) 12分
(3) 15分
(4) 20分

問20 磁針路090度で飛行中、2時方向にA滑空場を発見した。この時の滑空機の関係位置で正しいものはどれか。
(1) A滑空場の北東の位置にいる。
(2) A滑空場の南西の位置にいる。
(3) A滑空場の北西の位置にいる。
(4) A滑空場の南東の位置にいる。