既視感

広辞苑によるとデジャビュとは
「それまでに一度も経験したことがないのに、かつて経験したことがあるように感ずること」
とある。既視感ともいうらしく、どうやら心理学用語らしい。
人生の中で何度か体験していることではあるが、ここまで鮮明に出たのは初めてだった。
ということは、ただ本当にここに来た事があってそれを覚えていたのかもしれない。
そうであったとしても、僕とこの場所は何かで結ばれていたのだろう。
引き寄せられるように、この場所へたどり着いたのだから。
「ここ」は「聖徳太子生誕の地」であった。
朝早くから並んだ病院がある隣町、明日香村に訪れた時のこと。
駅前でチャリンコを借りて、古都飛鳥をのんびりとウロウロする。
ここの名物は「キトラ古墳」「高松塚古墳」「石舞台古墳」「文部・天武・持統各天皇陵」
「橘寺」もちろん最古のお寺「飛鳥寺」くらいかな。
飛鳥駅からのんびりとキトラ古墳までチャリンコを走らせるも、キトラ古墳は保存工事中。
ならば!と高松塚壁画を見に行こうとチャリンコを走らせるも・・・同じく工事中。
なんじゃそりゃ!!せっかく朱雀と白虎見れると思ったのに・・・
しぶしぶ飛鳥寺のほうへ向かう途中にあった橘寺近くまで来たとき、
あれ・・なんか変な感じがするぞ・・と思って見上げてみると・・
この風景が目の中に飛び込んできた。

おもっきり逆光だったので、石版には何て書いてあるか判別不能だけど、
「聖徳皇太子御誕生所」と書いてあった。気がする。
右下のちっちゃいのには「下馬」と書いてあり、おもわず通り過ぎるときにチャリンコから降りたよ・・
この風景を頭の中で鮮明に覚えていて、ここに来た瞬間に言葉ではいえない何かを感じた。
ただの偶然なのか、それとも僕とこの地が何かでつながっているのか。
これが「オーラ」というものなのか・・・
(オーラについてはまた書きますー)
いやーそれにしてもこんな鮮明なデジャビュを体験した僕は幸せ者だ。