自己啓発

一週間で500頁ほどの分厚い本を読み終えた。
本のタイトルは「7つの習慣」。100万部以上売れた本だから知ってる人も多いかも。
職業上「自己啓発」と言われる本を読むことが多い。
自分のモチベーションをあげるため、人生をより充実させるため
目的はいろいろあれどとにかくそういった本を読むことが多いのだ。
この本の内容を要約すれば「遠慮する事なく、妥協する事なく、相手の立場に立って
相互に最大の方法を選択して、相乗効果を得よう」というもの。
例題は難しいですな。本からぱくってみようかな。
「ある家族が一年前から年一回の一週間の休暇のために入念な旅行計画をしてました。
しかし、出発直前になって母が自分の母親の看病をするために旅行にはいけない。
という事になってしまいました。」
さぁ、あなたが父の状況に立ったとき、どうしますか??
選択肢を下に挙げてみます。
1、一年間このために計画してきたんだから!と言って母を丸めくるめて旅に行く。
2、そうか、それならしょうがないなとあきらめて旅行を断念する。
1を選んだあなた!!自己中ですねー
2を選んだあなた!!相手を想いやっているようですが、あなたはいいのですか?
きっと不甲斐ない心が残るに違いないでしょう。
この本で書かれていたのは、もっとお互いに話し合い双方の心を理解する必要があるというもの。
ただ妥協するのではなく、もっと相手を理解することに力を入れよう。
話し合って双方が理解をした上で、母がいるところの近くに場所を変えよう。
母も連れて行こうなんていうみんなが納得した答えがえられたら誰もが幸せ。
1の場合は母が常に母親を心配して旅行を楽しめないでしょう。
2の場合はあなた自身が無駄な休暇を過ごすことになるでしょう。
違う立場に立つことは難しい。だって自分は正しいと思ってるからね。
みなさん自分の考えや立場を相手の人に押し付けていませんか?
妥協しあった関係でいることはありませんか?
言いたいことを言えばその分相手は傷つくかもしれない。だから?
相手を傷つけることを恐れて自分が我慢してたらストレスたまって病気になりますよ。
本当にいい関係は、相手が言ったことを相手の立場で考えれるような関係。
ただ、わたしはこう思います。だからあなたもこう考えて!
あなたの考え方がそうならばわたしはそれに従います。みたいなロボット関係は僕はやだな。
人間は考え方がそれぞれ違うから面白い。
考え方が同じ人が集まった集団なんて面白くないでしょ。
その人たちが集まって話すことは何?ただの心の平安では?
あーそうだよねーあれはそうだよねー!!!うんうん。僕はみんなと同じだ。へへ、安心。
僕はロボット依存症にはならない!彼女に対しても言いたいことは言う。
それで別れることになったなら、生涯のパートナーとしてはムリだったと言うことだ。
なにも強制させようとは思わない。ただそれに反論して相手の心を聞きたい。
そして話し合おう。双方が納得するまで話し合おう。というわけだ。

話しをがらりと変えよう。断りもなく僕の師匠のことをここで書こう。
僕は事務所と掛け持ちして劇団ビーアゲインにお世話になることになった。
劇団のホームページは師匠米澤勇気の個人運営ホームページにて。 こちら
師匠は脚本家、演出家で役者だ。世の中にそういう人は多いのかもしれないが。
演出家は芝居全体を客観的にみなければならない。
役者は常に芝居の中に入っているので、自分を客観的に見ることは難しいと思う。
僕は一度舞台に立った事があるが、基本もできてないし、わけも分からなかった。
あの時はそれなりに満足したというか、達成感があったことは確かだが
まだ自分がどういう芝居をしたのか、何がダメだったのか。
そういう深いことは分からない。ただ、舞台に立ちました。ロボット的に台詞をはきました。
全体として1つの芝居の完成という現場にいました。ただそれだけだ。
自分を客観的に見る、個々を全体の中の一部としてみる、そんなことは不可能だった。
確かに僕たちは自分たちができないことをできる人間がすごいと思うことがある。
オリンピック選手は確かにその努力と才能でそこまで這い上がった。凄い。
周りにいる友達でも、自分ができないをする奴は凄い。
うちの兄は料理で生計を立てている。料理が全然できない僕にはこれは凄い。
僕のマブはトリマーだ。犬を飼っていない僕にとっては奴は凄い。
僕の友達は24歳で社長になった。まだ学生の僕にはこれは凄い。
といったようにできないことを普通にやることが凄く見える。
本当に凄いかどうかは同じ土俵に立たねば分からんが、同じ土俵に立っても僕の師匠は凄い。
役者としての技術は言うことさながら、やっぱり見る目が違うんだなという所が感動したな。
自分の考え方に囚われる事なく、いろんな面から1つのことを考えれる。
それは実に簡単なように見えて簡単ではない。
だって人は自分の考えが一番正しいと思ってるんだからさ。
そして物事の原因を自分以外のものに持っていく事を得意とする。
僕は自己啓発の本を何十冊と読んでもきたので、この本の情報は新しいものではなかった。
しかし、改めてこの本で言われている「人間」というものを自分にも他の人にも当てはめてみたところ
やっぱりこの著者は正しかった。ほとんど当てはまる。
相手の心を理解する。物事を自分の視点ではないところから見る。
簡単な様で簡単ではないこの作業。
それができれば人生はもっと良くなる。相手との理解はもっと深まる。
人と付き合っていく上で信頼を得ることができる。いい事ばかりだろう。
僕は稽古ちゃんとして早く同じ土俵に立ってみせますよ。
待っててくださいな、師匠。