| 人間社会
人間社会はすべてが人間の上に成り立っている。 他の人間とのコミュニケーションがとれないと成立できないようになっている。 この世の中で人間は他の人間と関わる事で自分の生を感じることができる。 それができない人間は孤独となり、いろんな病を抱えることになりかねない。 しかしまた、その孤独が快楽となる人間もいる。 そしてその孤独もたまには心地よいものに感じるものである。 この人間社会ではたくさんの自我がぶつかり合っている。 同じ自我を主張する人間はめったに存在せず、それぞれが価値観を持っている。 だからこそ衝突が生まれ、構想が絶えなくなるのだ。 だからと言って、同じ思想を持つ人間ばかりが存在すればつまらない世の中になる。 しかし、人間の中には自分の意見を持たない人間もたくさんいる。 他の人間に完全に依存してしまい、自我を主張しない人間である。 他の人間の指示を仰ぐ場合は抜群の協調性を発揮する。 しかし何かの意見を求められると極度の遺憾感を醸し出す。 そして自我が強い人間もたくさんいる。 自分の自我をひたすら通そうとする人間。 どういう人間が正しくて間違っているのか、きっとその答えはない。 それがあらゆる人間が共存する人間社会なのであって、コミュニティーなのである。 ただ、そんな中で生存しているのだからマッチしない人間が現れる。 人と関わってしか生きていけない世界なのであらゆる人と関わりあう。 価値観が合わない人間も多々存在するのであるから、一度出会っても別れていく者もいる。 その基準はこれまた人によってさまざまである。 冷淡な人間はそのラインが低いところで定めているのであろうし、 優しい人間はそのラインがとてつもなく高いところで定めてあり、見放すことができない。 でもやはり、自分を基準に生きていかねばならない社会でもあるから 切り捨てるところは切り捨てていかなければ、自分が苦しみストレスをためることになる。 ボクらは何を基準にそのラインを決め、その判断を下すのか。 ただ、言える事は捨てる事も大切だ。 出会った人全員を愛することも嫌うこともできない。 一緒にいて居心地のいい人を探すためにも、また新たな出会いを求めよう。 絶えず入り乱れる人の流れの中で生きているボク達だから またすぐに新しい渦の中で生きることになるし、 たくさんの渦の中でたくさんの人と共有の時間を過ごすことになる。 それが人間社会というものなんだ、きっと。 |