欠伸2

昔のコラムで、あくびが止まらないという話をした。
緊張の代わりにあくびが出て困るっていう話だったのだが、どうやら科学的にそうらしい。
というのも、人間、極度の緊張状態になるとあくびが出るらしい。
「緊張すると身体が臨戦態勢になる。主に交感神経が働き、
それによる生理機能の変化が表れる。その一つに、極度の緊張状態のときのあくびがある。
これは呼吸が速く浅くなり、一時的な酸欠状態になるためだ。」
という事らしい。
本人は緊張じゃなくて、ただ何も考えていないからだと思っていたが、違った。
緊張なんてしたことない!って言ってたけど、極度の緊張状態だったのだ。
ということは、僕は今まであくびが出てて、緊張してないと思ってたけど、緊張してたということだ。
あー実は僕は緊張しーだったのだなー。ちょっと意外だな・・・
この間の世界陸上で、末次選手が4×100リレー決勝の前に控え室で欠伸をしてた。
んー、僕と一緒で緊張じゃなくてあくびが出るんだなーと思ってたけど、そうじゃなかった!
人間心理って不思議なもんだ。心は思ってなくても脳が反応してる。
自分の体なのにコントロールができないっていうのは、恋愛した時に明らかだけど、
こういう事でコントロールできないのはかなり面白いことだと僕は思う。
哲学において最大の問題は「人間とは何か」らしい。
哲学だけでなく、人類学の世界でも同じことが言えるんだろう。
人間がどう感じて、どういう行動に出るのか。
意思と反して行動してしまうのはなぜか。
そんなことを研究することって面白いかもしれない。
でも僕にはもっとやりたいことがあるわけで、そういうことは結果だけ教えてもらおう。
さて、あくびの話だが、結局はそういうことだったのだ。
だから、僕があくびしている時は、極度の緊張状態になっているか、
本当にただ眠いだけか・・・どっちかなんだろう。
でも、僕の心では脳に対抗して、緊張じゃない!って緊張を認めないと思う。
僕の中では僕はやっぱり、あんまり緊張しない人で、いつでも普段どおり振舞える人だからだ。
そういう希望も込めて、僕は緊張状態に出るあくびなんて認めない!!笑