第14回:予選考察その2


前回に続いて予選の考察をする。
今回は解答権の確保についてである。

これは特に自分が最後の一人になってしまった場合を想定してもらいたい。

自分の誤答はチーム全体の解答権を失うのが予選のルールであった。
しかし味方が全員抜けてしまったらどうだろうか。
自分の誤答は単に自分の解答権を失うだけになる。

ここから考えられることはこうだ。

残り一人になってしまったら問答無用でポイント押しをしろ

問題文の都合上、どうしてもこれ以上聞かなくてもその先の問題文が分かる部分が存在する。
その部分を聞いて、問題文が読み切られた上に、相手に正解されてしまったら目を覆うしかないだろう。
とりあえず押してみて正解なら勝利の立役者になり、
たとえ誤答だったとしても、問題文のその先を聞いても自分が正解できることはないのだから変わらない。

もちろん、どうしても何も答えるべき単語に近いものも思いつかない場合や、
もう少しで思い出せそうだからしばらく時間が欲しい場合もあるだろう。
その場合には無理にこの方法に従うことはないが、
少なくとも解答候補がいくつかに絞れる場合や、完全な択一問題の場合は押した方がいいだろう。
押した後に予想もしなかったもっと確実なヒントがあるかもしれないので、
そこも見極めていただきたい。

これは何も一人残ってしまった場合に限らない。
完全な択一問題で誰も解答を絞れないようなら、押してしまっていいだろう。
間違えたとしても、解答権を失うだけであってそれ以上のペナルティはない。
たとえ味方が選んだ答えが正解であろうが、誤答の結果相手が答えたものが正解であろうが、
勘の世界では結果論に過ぎない。

しかしこの場合、味方の誰か確実に正解できる可能性を忘れてはいけない。
味方が一人抜けるチャンスを潰してしまっては、勝利をつかむ一手も無謀な空振りに終わってしまう。

真に強い人間は、どうしても勝負しなければならない場面が分かっている人間だ。
無謀とも思える一手が勝利を大きく引き寄せるかもしれない。

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