俺が返信切手 <ガイドでポン! アラスカ編その3>


アラスカの写真見た人、どの位いるのかな?
実は先週末に“その3”を書いて、色々と情報をウェブサイトで紹介しようと思ってたら、書き終わる頃にコンピュータがダウンしちまった!!
今回紹介するルートや場所がサイトで見れたら、楽しいジャン!!やっぱ!

KOHさん、いつ中国いったん? 仕事で? “北京バイオリン”見た?
俺が思うに、ありゃー狙いすぎだな。

んじゃ、サイトのアドレス入れられたら、やって見るッ茶!

ツアー2日目の朝、ホテルにお客を迎えに行った。 
天気はちょっと雲があったけど、観光日和ではあった。 
これから8時間以上を自分で運転しながら、ガイドをし、動物を見つけ、お客の世話をし、車のケアをしながら進んで行くかと思うと楽しかった、と言いたいが・・・、如何せん、初めての場所で、どうやって上手く乗り切るかを頭の中で必死に考えてた。 
でも、天候が味方してくれただけでも、“まっ、いいか”とも思ったけど。

<アラスカの雨季は5月・6月で、特にアンカレッジ近郊と東南アラスカ地方は この時期に集中的に雨が降る。 
  観光業に携わる人々にとって天候は凄い大事だ。 
  特にアラスカの様に自然を売りにしている場所ではね。 
  そりゃーそうだ、だって“売り物”が見れない訳だからね。 
 観光業はアラスカの産業では3番目にランクされていて、1位が石油、 2位が軍隊、3位が観光で、皆が想像する水産・林業は4位。 
  観光シーズンは5月下旬〜9月中旬で、この約4ヶ月あるかないかの期間に世界中から約120万人が訪れる。 
  だから6月が雨季というのは、短い観光シーズンの中でも大きな割合を占める。>
<夏の観光シーズンになるとアンカレッジの人口が1万人程増えると言われていて、シーズンが到来すると町の活気が違う。
 鮭の様に毎年帰って来るのは俺達シーズンガイドだけじゃなくて、小さい観光会社のオーナーや、ホテル従業員、レストラン従業員、と冬のシーズンに違う州に稼ぎに行ったり、違う土地に他のビジネスを持ってたりしてた人々が多く戻って来る。
 勿論、年間を通じて予約や案内のデスクをアラスカに設置している会社も多々あるけどね。
 例えば、夏しか開かない釣り宿が、年間を通じて予約受け付けしているとかね。>

前回、お客は6人と書いたけど、5人でした。 
2+2+1で、おばさん+おばあちゃん、俺と同年代の女の子2人、ソロのおっさん1人。
おばあちゃんが結構キツイ人で、最初、結構突っ込まれたな。 そういやぁ。
例えば、
               俺:“いやー、この辺は野生の鹿が多く出るんですよ。”
  おばあちゃん:“いつも同じ所で、同じ事言ってるんでしょ!”
                俺:“天気と時間帯が合うとマッキンリー山がここから望めます”
  おばあちゃん:“出てなきゃ、何とでも言えるわよね・・・”
と、こんな具合。 
そして、今回のツアーでの最大のミスで、このおばあちゃんからキッツーイ一言を貰う事となる。

今回の道中は、 
     アンカレッジ〜エクルートナ墓地〜パーマー農園地帯〜狼犬ファーム〜マタヌスカ氷河〜ユーリカ峠〜グレナレン交差点〜パクソン

といった所で、全て初めてか、一度だけ本当に通っただけの場所だけ。
・エクルートナ墓地は1867年にアラスカが帝政ロシアから アメリカに
 売却される以前のロシア時代のお墓がある場所で、ロシア正教の教会と
  特徴のあるお墓が保存されている場所だ。
 YAHOO.COMでEKLUTNAって入れると出てくるよ。
・パーマー農園地帯は日本の北海道と似た開拓の歴史がある町で、アメリカ政府が
 アラスカに移民政策をした1900年代初め、農業や林業でが行われた。
 ここの特徴はその植物・野菜の品種改良による大きさ。 毎年行われる収穫祭では
 “お化け野菜コンテスト”があって、1m程の大きいキャベツが出る。ちなみに
  最低基準は40cmです。ここではアラスカブランドの牛乳も生産してる。
 スーパーで売ってる野菜はアメリカ本土からが殆どで、お化け野菜は
  地元で消費されたりしてる。勿論、農家も売れる野菜も作ってる。
 パーマーは PALMER、ALASKA で検索可能。
・オオカミ犬ファームは、オオカミ犬を繁殖させている場所で、犬とオオカミの
 掛け合わせた種類や純潔のオオカミがいる。 各州によって違うけどオオカミの
 飼える基準があって、何パーセント以上の血の割合で州に申請しなければ
 いけないとか決まっている。 そこには約50匹のオオカミ犬がいて、何頭かは
 映画にも出演したとの事。
・マタヌスカ氷河は実はポカリスエットの宣伝に使われた氷河。 覚えてるかな?
 氷河の上を歩いた後、男の子が飲むやつ? あれはこれ。 何故この氷河というと、
  大きくて、侵食が遅く、安定している氷河だから。 実際、この氷河は一般の観光客も歩くことが可能。
 でも、氷河の水って飲んじゃダメ!
 何万年と蓄積された内側の部分は安全性が高いけど、表面の水は透き通って
 いても色々な微生物や菌がいるから。 この氷河のサイトは是非、見て欲しい
 MATANUSKA GLACIER で検索可能。
・ユーリカ峠は標高300mか400m程の峠だけど、緯度が高いために森林
 限界をかすめていて、景色が全く違い、高い木々がなく、ツンドラの大地が
 見渡せる。 運がよければカリブーやムースという野生の鹿が見える。
 ムースはMOOSE,カリブーはCARIBOUで、鹿類でも全然違う。 
・グレナレン交差点は数少ないハイウェイの交差点で、日本の4.5倍ある
 アラスカだが、ハイウェイの走ってる場所が中心にしかなく、数える程しか
 ない。 何故、ハイウェイを造らないかというと維持費の方が高くつくから。
 距離と交通量が合わないので、飛行機でしか行けない場所も多々あり、州都の
 ジュノーという人口5万人の町にも船か飛行機でないといけないのがアラスカ
 らしさでもある。 グレナレンの名の由来は GLENNさんとALENさんから
 来てるのもいい加減でいいね。
・パクソンは宿泊場所で、初日の宿。 PAXSON JUNCTIONという割には、本当に
 宿一軒しかない。 ここも数少ない“交差点”の一つだ。

こんな日程の中、パーマー農園に着く前にすでに道を間違え、エクルートナなんて初めて行くもんだから、到着してもそこが目的地なのかどうかも解らんかった・・・。 
しかし、誤魔化しの効かないミスはパーマーで起こった。

出発前に“ビジターセンターの近くに博物館があるから。”と聞いていた俺は、道を間違え行き止まりの道を数回程Uターンした後、ビジターセンターに到着。
そして、お客を案内しながら、その場で博物館を探しながら進んだ。 
“じゃー、皆さん。これから博物館行きますよー。”とは言うものの、全然、何処が何処だかわかんない・・。 
お客はゾロゾロと付いて来てる。
ビジターセンター近くにはそれらしい建物もなく、一軒だけ小さい小屋があるだけ。 
俺は“あれに違いない!”と心の中で確信し、約40mの距離を歩き始めた。 
この時の40mはそりゃーーーー、長かったさ!!  
そして、運命の瞬間、“あ、あれっ、小屋に入り口がない!”“ってーか、これ物置?”
そう、それはただの使われてない物置だったのだ・・・。 
その瞬間、“カァーーー!”っと溜息が出たね。 
そんでもって、ちょっと会社に奴あたり。
“こんなんゼッテーーに無茶なんだよ”って。 
でもって、例のおばあちゃんが“あんた、今日おかしいわよ。”って。 
その一言がグループ全員の一言に聞こえる位響いたね、俺の心にも・・・。 
“俺は今日だけじゃなく、いつもおかしいんだよ!”って突っ込み返したかったけどゼッテーー出来るわけがねぇ。
仕方なく謝って、一言“あれーー? 位置が変わったかな?”のフォロー。
無茶苦茶苦し紛れだけどね・・・。 
君には言えるか? この一言!!
結局、博物館というか博物コーナーは、ビジターセンターの地下にあった。

その他、オオカミ犬の場所を通り過ぎたり、昼飯の場所を間違えたりと、ミスを数回し、やっと、初日の宿へ辿りついた。 
夕方5時とかに到着したから、結構、疲れてた気がする。 
でも、振り返れば、お客が怒り出すミスも無く、無事に辿りつけてよかった、よかった。 てな感じ。 
でも、この回のお客さんが優しかったんだね。 
難しいお客は多分、怒ってたかもしれないから。



次回、アラスカの真髄があるデナリ・ハイウェイとその他。
ウェブ アドレスもいれるように努力します。