俺が返信切手 <ガイドでポン! アラスカ編その4>


皆元気にしてっか? 最近、全く会う機会がないから、時間があったらざーみーでもしたいね。
KOHさん、中国には新市場開拓かえ? ボクシング見に来ないの?

多分、スキャナーを買うことになるかも知れない。そうしたら、写真を載せられるね。 
そんでもって、自分のページを開くでしょう。 
この前も色々なアドレスを載せようと試みたら、パソコンがダウンしてダメでした。
98型はキツイね。結構、書き終わった途中だったから尚更・・・。

まぁ、そんなとこです。


初日の宿・パクソンに着いて、夕食を皆で済ませた後は自由行動だけど、レストランもパーも一箇所しかないから、嫌でも顔を会わせることになる。 
別に散策する所も無いし、やることもないからね。 
このパクソン・インは古い1970年代の建物で、水回りとか、ヒーターとかの設備はきちんと手入れがしてあるけど、内装とか、装飾といったのは正直、ボロボロ。 
古くて、誇りっぽいというのが適切な表現かもしれない。 
でも、主要な都市や観光地にでも行かない限り、きちんとしたホテルとかには出会えないのがアラスカ。 
お客もアラスカでしょ?というイメージでくるから、結構、抵抗が無かったようだけど。 
でも、俺から言わせれば、率直なとこ年間を通じて結構なお客や宿泊客が来る筈だから、ちょっとでも改装したら? というのが本音だね。
数年間アラスカで働いて、毎年一緒というのもな・・・。 
しかも、ボロイまま・・・。

まぁ、そんなんでパクソンでもちょっとずつ顔を覚えられて過ごした。 
週一のペースで通ってたからね。
そして、毎回、朝食を済ませ、荷物を積みこみ、トイレに行き、水を買い込んで、出発した。 
そこから始まる日程2日目のデナリ・ハイウェイに備えて。 
途中にあるランチの休憩場所まではまともな休憩場所がないのと、トイレも簡易トイレ式の場所が数カ所しかないから、行けるときに行っておくのが原則と言える。

デナリハイウェイは全長135マイル。 
キロにすると210km程。 
このハイウェイがあれだけ美しくても全米のベスト10に選ばれないのは舗装されてないからだ。 
日本の4・5倍あるアラスカのほんの数本の道路が毎年ベスト10に入るのにも関わらずだ。 

朝、8時過ぎに出発。 
時間にして6時間程度のドライブが始まる。 
この起伏に富んだ道路は、チュガッチ山脈とアラスカ山脈に挟まれた地点にあり、様々な風景が望める。 
氷河、森林限界地点、ツンドラの大地、ビーバーの巣、野生動物、万年雪に包まれた山脈、言葉では表せない風景が時間や季節によって様々な “顔”を見せてくれる。
実際に多くの写真家がこのハイウェイの途中でカメラを出して、撮影をしていた。 

舗装されていない道路。 
でも、間違い無く国立公園並に綺麗な風景な道路。 
こんな中をランチの場所を目指して一生懸命走った。 
初めての道は自分には優しく、自分にも “これがデナリ・ハイウェイだ! よーく、見ておけ!” って語り掛ける様だった。 本当に。 
お客に手持ちの資料と、前日の頭に叩き込んだシュミレーションでガイドをする筈だったけど、言葉はあまり必要なかったね。 
交通量が全然ないから、田舎道を行ってるようなもんで、途中止まって野生のブルーベリーを摘んだり、写真を取ったり、植物に触れ、おいしい空気を胸一杯に吸う。 
色々な所に旅行をしに行った人達だったけど、実際に手にとって見る旅は、パッケージの旅行では殆ど無いと皆が言ってた。 
でも、アラスカはそういう所。 

おーっと、時間だ。 一回切るぜ。