俺が返信切手 <ガイドでポン! アラスカ編その5>
何かすぐに続編を書こうと思ったら、結構時間があいちまったい。
元101号室の奴も、ベルコとやらで店長にってるしよーーー。
まぁ、気合いれて頑張りや。
プリンターの話しはもうチョイ待ちよ。
でも,写真を載せて皆に見てもらいたいね。 是非。
んじゃ、行ってみっかい?
宿から出発してほんの数十分。
回りに生えている木々がどんどん低くなり、ちょっとずつ標高があがりはじめる。
植物生態がほんの数メートルで違うのが目の当たりに出来るのは、夏のアラスカの醍醐味の一つだ。
標高4〜5百メートルで日本の高山植物が目に付く。
のんびりとした丘陵地を行くと、遮る一切の木々が無くなりはじめ、山の上を走るデナリ・ハイウェイはパノラマをこれでもかと言わんばかりに見せ付ける。
遠く見える山脈は氷河と万年雪に包まれ、自分達から視界を遮らない限り延々と広がり、山の真下に広がる様々な地形は数千年もの間、通り行く動物だけが足跡を残し、その素顔を知っている筈だ。
道から外れて歩いたことって皆はどの位ある?
普段の生活の中で当たり前に歩いている道は舗装されなければ、歩かないタダの地面なんだと思うと、あまり地面て歩かないでしょ? それが数千年も、ネイティブアメリカンや動物位が通った大地が、手付かずのまま広がってるって凄いと俺はマジで考えてしまう。
数万人という人々がこのハイウェイを通り、景色を見ただろう。
しかし、その“場所”から外れて足跡を残した人類は本当に一握りしかいないだろう。
確か、このハイウェイを舗装しないのは自然を保護するためでもあると聞いたきがするね。
高い風景で、大パノラマが広がるポイントに到着すると、どんなお客でも優しくなるね。
人間には本来そういう感じのDNAが残ってるんだろう。
数時間に数えられる程しか車が通らない道路脇に車を止め、道から外れて葦や苔の類しか生えない地面を少し歩いて写真のポイントへ行く時、特に晴天の日は、皆が絶対に声を弾ませてたね。
“うおーーーっ!!すげーーーーーーーっ!!”って。
俺も何回お客を連れて行っても誇らしくて、“俺はこんな素晴らしい場所で、皆の大切な時間の助けをしてるんだ。” っていう自覚が
あった。
だからお客全員にこのアラスカを見てもらいたかったし、ずっと眺めてる人達に“行きましょう。
まだまだ、いい景色はこの先あるから。”と自身を持って言えたんだ。
初めての道で時間配分もろくすっぽ解らなかったが、とにかく進んだ。
210kmの3分の2位を過ぎた所がランチの宿“グレイシャス”だ。
幸い普通の速度で走れば着く計算になってるから、想像以上に速度にはナーバスにならなかったね。
でも、各名所がちょっと・・。
途中、トイレが3時間位の間に一箇所しかなく、女の子二人組みの一人が“青空トイレ”を使用することになり、ちょっと問題が・・・。
というのは、その子は育ちがいいのか今まで一回も野外でしたことなかったらしい。
おばあちゃんと来てたオバさんが何やらアドバイスをしてたけど、俺なんかそういうの無頓着だから “もう、トッととしちゃえばいいのに。” 何て軽く言ったら、そのオバさんに“バカねぇ”何て感じで軽く叩かれてしまった。
うーーん、女心ってやつは・・・・。
えっ? 当たり前?
<よくアラスカ地方の店でトイレだけ使うと、何か買うか、または、1ドル位払うというのが当たり前になってる。これは何故かというと水が凄く大事で、給水タンクに買って貯めてある水を使う時や、夏場だけの経営で結構苦しいから少しでもお金を落と してもらいたいという事の現れだ。特にこのデナリ・ハイウェイは年間の数ヶ月間しかオープンしない場所にキャンプ場やカフェを構えるから、水の問題と経営問題とが共立している。だから、一応、簡易トイレのある場所の手前にカフェが一軒あるが有料で、ゴネルのでなるべく使わないとの指示があったのも事実。ランチを取る場所は馴染みだから、何の問題も無く使えるのさ!>
そんな問題もあったりして、やっとランチの宿に着くと俺的にはホッと一安心。
何セ、あと1時間半も走れば目的地のデナリ国立公園だからね。
この宿は凄い。
何が凄いかというと無線でしか通信できない。
アンカレッジから電話で予約しても無線電話に直結して、一方通行の会話しか出来ないんだ。
だから“はい、何々です。どうぞ!” の繰り返し。
いやーー、アラスカチック。
でも、そんなんはショッチュウっすよ!!
だから俺は、こうゆう所から産業は生まれるんか? 何て思いましたさ。
ランチはポリュ−ム満点のサンドイッチとコーヒー、サラダ、デザート。
ここのデザートは美味しかったね。
オーナーの奥さんが自家製のパイとかケーキを焼いていて、どれか好きなのを選べるんだけど、俺はいつもチェリーパイだった。
本物のチェリーが上にのっていて、アメリカ的なくどい甘さではなく、本当に美味しかった。
<アメリカに行った時のデザートの選び方を教えよう。アメリカも日本と一緒でデザートの種類は豊富だ。チーズケーキやティラミスをはじめ、色々あるけど、どれがいいか、ではなく。 口に合わないのを避けるべき。大体、日本人やアジア人にはチョコレート系統は甘すぎる。エクレアとか、チョコファッジとか、おいしそうに見えるけど、大体甘い。ティラミスとかはチョコベースではないからOKなことが多い。まぁ、日本の味が素材の味を活かしてる感覚に対して、あっちはエンタテーメントの味付けと思えばいい。現地に何年も住んでる人達は、日本の味が薄く感じると言ってた。>
まぁ、そんなんでランチを食べて、いい景色をたらふくエンジョイすると人間は大体眠くなるもの。
ガタガタ道の振動も気持ち良いんか、寝に入る。
ここがガイドの腕の見せ所でもある。
いかにここで距離を稼ぐか。 残り約一時間チョイでこの道が終わるから、静かに飛ばす。
景色も段段と低い場所に移動していくから、見るものもこれといって無くなって来る。
そして、皆が目覚める頃に舗装道路に差し掛かる訳だ。
数時間振りの舗装道路は何故か、懐かしい。
ガタガタという振動もなくなり、給油を済ませるといよいよ目的地のデナリ国立公園だ。
給油の最中、皆トイレに行ったり、お菓子かったりとするけど、普段、見れない本当のアメリカらしくて、この休憩も好評だったね。
そういえば。
日本で言う大衆食堂や、コンビニといった、普段のアメリカが相当の割合で体験できるのがアラスカの旅行の魅力でもあるんだな。
さぁ、いよいよ国立公園目指して、出発!! あと、1,2回で旅の様子は終わって、その後は彼女と別れる寸前までいった二人旅行の話。
んじゃ。
SEE YOU NEXT!!