NOAAやGMS(ひまわり)などの衛星は有名ですが、その画像を元にして雪のある・なしを判別して積雪域を特定することが可能です。
ここではNOAAのデータベースの一つ東北大学大型計算機センター・大気海洋センター作成のJAIDAS(Japan
Image DAtabaSe)を用いた積雪判別を例に話を進めます。
JAIDASの近赤外チャンネル画像のスペックは波長が約0.7から1.1マイクロメートル、解像度は衛星直下(最大)で約1.1kmです。範囲は図1上の画像の約1000×1000kmです。
画像中で白っぽいところが雲または積雪であり、一番暗い部分が海、灰色の部分は積雪のない陸面です。
2.この画像から正確に位置を合わせた上で解析領域を切り出します。
1.まず人工衛星から見た地表面の画像は撮像の際に歪んでいるのでそれを修正します(幾何補正)。JAIDASではこの作業が既になされた画像を利用することが可能です。
JAIDASでは近赤外(ch2)と赤外(ch4)については1990年から、1999年からは5つの全チャンネルを保存しています。
ここでは簡単のため、雲がなるべく少ない(快晴に近い)ときを中心に話します(雲域の判別は非常に難しい)。
そして、熱赤外画像で温度の低いところ・海上から続く白っぽい領域(高いアルベド)をパターン認識で除いて、かつ、地表面の反射・散乱特性などを大まかに補正すると図1下のような図が出来ます。