☆炎色反応固形アルコール(ろうそく)の作り方☆

 

 左から,リチウム・ストロンチウム・ホウ酸・ナトリウム・カルシウムです。ちょっとわかりにくいかな〜

 材料

    メタノール(エタでも多分可能)    15mlくらい

    ステアリン酸(イソは不可)      1.5gくらい

    金属塩(まんま金属は不可)     0.2gあれば充分

    アルミカップ(お弁当に入ってるヤツ)、空き缶、熱湯

金属塩

塩化リチウム

塩化ストロンチウム

塩化カルシウム

塩化セシウム

塩化カリウム

塩化ナトリウム

ホウ酸

炎の色

紅色

オレンジ

黄色

発色の見やすさ

備考

潮解性、有害性

はねる

吸湿性

微妙

微妙

食塩

おすすめ!!

 作り方 

    1.アルミ缶にメタノール15mlとステアリン酸1.5gと金属塩0.2gをがさっと入れる。

    2.熱湯で湯煎してステアリン酸と金属塩を溶かす。メタノールは65℃位で沸騰してしまうので,沸騰しかけたらこまめに湯煎からはずさないとなくなっちゃうよ。金属塩はとけにくいものもあるので溶けにくかったら早めにあきらめた方がいい。メタがとんでっちゃうから。

    3.アルミ缶の中身をアルミカップに移す。すばやくやんないと固まっちゃうよ。

    4.10分程放置する。待てない場合は冷やす。液体窒素とかドライアイスにいれると早いよ。普通に水につけてももちろん良し。

 説明

   メタノールとステアリン酸は温めると反応してステアリン酸メチルというエステルを作るらしい。そのエステルがおそらく三次元構造をしていて,その隙間にメタノールと金属塩がとりこまれるらしい(メタノールは大過剰に入っている)。なので、作ってからずーーーっとほおって置くとメタノールが揮発してかさかさの白い結晶だけが残ります。どうやらこれがステアリン酸メチルみたいです。ちなみにこの結晶はもえませんでした。でもこんな風にかさかさになってしまっても,上からメタノールをかけて火をつけるとちゃんと炎色反応が起こりますヨ。

   化学で炎色反応を習ったりすると「緑は銅」って習うと思いますが,塩化銅で作ると失敗しますよ〜。銅はアルミニウムよりもイオン化傾向が小さいので,塩化銅で作ろうとするとアルミカップがとけてしまいます。どうしても銅でやりたいときは,時計皿とかでやってみて下さい。ちなみに厚めのガラス器具(シャーレとか)を使うと割れちゃいますから気をつけて。ちなみに銅で作るとホウ酸よりも鮮やかな緑になります。塩化銅は毒物ですが、ホウ酸は薬局で目の洗浄用とかに普通に売ってるので入手も容易でいいですね〜。

   ステアリン酸メチルは白色の結晶です。なので,どの金属塩で作ってもロウソクは全て白いです。クレヨンを削って溶かしてから入れると色を着けることが出来ました。ちなみに溶かしてからいれないと,溶かしてる間にメタがなくなっちゃいますよ〜。多分食紅でもきれいに色がつくと思います。ついでに,アロマオイルを入れれば香りつきのろうそくになりますよ〜。

   

 注意

  燃やすときは下にアルミホイルなど燃えないものをひかないと,金属塩によってはパチパチとんで危ないよ。

  このロウソクは全体が燃えちゃうので,消すのは大変です。どうしても消したいときは濡れ雑巾をばふっとかぶせて消しましょう。吹いて消そうとすると炎が飛ぶので危ないです。

 

  ご意見・質問などなどはTomまでお願いします。アドバイスなど,お待ちしてます。