
−最初に、なぜ在学中に起業されたのですか?
そうですね、元々SEみたいなものを1年生、2年生とアルバイトでしていたら、自分のやってることは金になることかなぁ、と思いだして、ホームページ上で会社やりませんかみたいな呼びかけをしたのが始まりですね。
−そのホームページ上で呼びかけられたようなことはホームページで見させていただいたんですけど、ふつうにやりませんかってやるだけじゃ人は集まらないと思うんですけど?
当時はまだインターネットが今ほど普及してなくて、結構特殊な人しか見てなかったんですよ。当時はブラウザーとか、ふつうのパソコンには入ってなくてですね、僕のパソコンにも入ってなかったんですけど、とりあえずホームページを当てずっぽうで作って、学校に行ってブラウザーでみるみたいな、結構インターネットを使っているユーザー自体が少なかったんですね。学内ホームページのリンク集みたいなものがあって、そこに書いておくという風にやったので、見ている人も割とコンピューターがわかる人たちだったんですよ。、
−それが3年生の時?
そうですね。
−それまでは、なにになりたいとかは?
特になりたいとかはなかったですね。漠然とサラリーマンになるという考えはあまりなかったかもしれないですね。でも、何かになりたいとかは特になかったですね。まあ、一年生の時から、ある研究会でプロになるにはどうしたらいいかとか、ずっと考えていました。
−大学で学んだことは、起業するに当たって役に立ちましたか?
結論から言うと、役に立たないですね。私が大学でまじめに学んだことはほとんどなくてですね、一年、二年の時に英語とフランス語をやったことくらいしかまじめに授業にはでてないので、あまり学校の勉強が役に立たないとか胸を張っていえる立場でもないんですけど。
−勉強されてないんですか?
やってないと勉強役に立たないとはいえないでしょうから、まあ少なくとも、勉強していなくても、起業は不自由なかったです。勉強してたほうが、いいと思ったこともないです。
−ないですか?
はい。
−もし仮に、パソコンができるという特技がなかったら、起業を考えていたと思いますか?
考えてないと思います。私の場合は、起業というイメージが結構後からついてきたわけで、お金を稼ぐということを先に考えてたんで。自分は時給千円なのに出入りの業者などは見積書とかみると、百万円、二百万円とか見積もりを出してたんですよ。これだったら、千円でやらないで、百万とる方がいいじゃんっていうすごい単純な発想で始めたんで、あまり会社作るのが目的だったと言うよりは、注文を取るためには会社にしなきゃだめだっていう発想から会社になったのであり、ベンチャーとかを意識したのはもっと後なんですよ。
−最初、パソコンの家庭教師とかをやられていたということをホームページで拝見したのですが、ビジネスモデル的に欠陥があったそうですがどのようなところに欠陥があったのですか?
そうですね、一番我々がまずかったのは、ふつうの家庭教師と、パソコンの家庭教師を同じものだと見なしたのが一番よくなかったです。96年ってどういう時代だったかっていうと、win95が95年の終わりにでて、大パソコンブームだったんですよ、もう老若男女問わずみんな、パソコンやんなきゃいかんけど、おじさんおばさんとかはパソコンできないよね、というような時代だったので、そういうおじさんおばさんみたいな人の家庭教師とかやれば、いいんじゃないのかなって思ったんです。しかし受験とかの家庭教師とかは基本的には、目標みんな一緒じゃないですか。たとえば、高校の合格だったり、大学の合格だったりというように。まあ、一般的に高校でやることとかは、カリキュラム化されていて、なにをやればいいとかはだいたい示されているんですよね。そうすると、一回家庭教師を雇った人とかは、まあ、少なくとも受験までは、雇い続けるのがふつうじゃないですか。カリキュラムとかも、各家庭教師ごとに、大きく違うってことはそんなになくて、ある家庭教師がほかのところにいっても通用しますよね。パソコンの家庭教師は、そういったことが全くやってなくて、まず世間で一般にいわれている、カリキュラムなんていうのはまずない、存在しないですよね。かつ、何か目標にずっと向かっていくとかそういうものよりは、「あ、動かなくなった、じゃあ、ここ教えてよ、」で、二、三回行くとみんな理解して、どうもありがとうとか言って、終わりになっちゃうんですよ。要するに、継続などはお客さんそれぞれによって、要求がまちまちなんで、そういったデータベースみたいなものが作りにくく、どういうカリキュラムでやればいいのかみたいなものが、作れないって言う問題があって。我々がお客さんをとるのは広告で、ふつうの家庭教師と同じようになったんですが、そういう広告の費用が結構かさんでしまった。っていう欠点もありましたし、お客さん継続しないって意味で、欠陥があったと思います。ちなみに当時大手のパソコンJAFってよばれる、すごい大きいパソコン家庭教師をやりますって言う会社があったんですけど、あれも結局つぶれました。
−今、企業を対象にやられているわけですよね、
当時ですか?
−いや、今です。
そうですね、今は企業を対象に、サポートって言うのも、単なるユーザーサポートでなくて、どちらかというと、システムを監視みたいな、情報提供みたいなサービスであんまり、困ったから電話をかけて、助けるっていうサービスではないんですよ。だから継続的にみれるんです。
−というのはむこうから?
いや、こっちからです。
−就職活動とかは全くおやりになられなかったのですか?
就職活動はしませんでした。やろうとは思っていたんですけど、結局行かなかったですね。
−もし普通の一般企業とかに就職されていたとしたら、どういう業種の会社に就職されていたと思いますか?
それは仮定が難しいですね。会社に就職するから、ふつうの就職するんであって、ふつうの就職するんであったらどこかっていう話はなんか違う気がします。だから、何ともいえないですね。まあ、どうなんでしょうね。
でもまあ別に、あまりこだわらないんで、ベンチャー企業に就職するのも就職に入るんだったら、たぶん、まあ、どっちかっていうと中小企業とかに入っていたんではないかと。自分の力を生かしたい、みたいな欲望もあったんで。
−コンピュータ関連で?
うーん、まあそうですね。力が一番発揮できる場所ってことで。でも別にそうじゃなくてもいいと思うんですけど。
−実際に事業をやりだしてみて、どれくらい理想と現実のギャップがありましたか?
あまり理想を抱いて、ベンチャーはすばらしいんだとかで始めたわけではないので、そういう意味では、そんなにギャップはなかったですね、ただ、知らないことはやはりたくさんあって、まあ、覚えなきゃいけないこともたくさんありました。
−現在の経営陣とはそのホームページで知り合ったわけですか?
いや、違いますね。ホームページで呼びかけた仲間が、その後離散していろいろなところにいるんですけど、その後にきたメンバーですね。
−どういった形で?
簡単にいうと、当時パソコン家庭教師の中でも図々しいやつは、事務所とか来てなんかいろいろ意見いってみたりして、じゃあおまえやれみたいな感じで、やり始めたりしたのが、そのまんま今の役員ですね。ただ、その後はベンチャーキャピタルから来たりもしてるんで、3人がそういう役員で2名が非常勤です。
−小椋さんが実際経営されているわけですよね?
そうですね、経営っていう定義にもよりますけど。
−経営学っていうのは学問として学ばれたことはあるんでしょうか?
いや、ないですね。
−じゃあ、大学の経営の授業とかはあまり関係ないですか?
それも私勉強したわけではないので、あまり偉そうなことはいえないですが、関係あるとは思えないですね。
−経済学部ですよね?
そうですね、はい。
−商学部の授業とかは受けなかったんですか?
商学部の授業ですか?あの、まあ、一応とれるじゃないですか。関係ありそうなやつはとりました。会社法とか。それは法学部ですけど。経営学概論とか。概論レベルですけど。
−やはり、そういう授業をとったときから、ある程度自分で起業をお考えでしたか?
いや、そういう授業をとったのはもう会社を始めてからです。どうせ勉強しないんだから、まだ役になりそうなものをとるのがいいかと思いまして、何回か授業に出たりもしたんですけど。ただ、僕がそのとき強く思ったのは、僕だから役に立っているんだなあということです。たぶん、なにも知らなくてこの授業を受けていても、なにをいったいいっているのか、全然わからないんじゃないですか。でも私の場合は、実体験に基づいてああこういうことねっていう風に理解するための下地みたいなのを、会社の経営ってことでつけてきていたので、ある程度は役に立ったかもしれないですね。ただ、役に立ったというわけではないです。アメリカにはCEOっていうのがいて、日本には取り締まり役会っていうのがあって、こういう仕組みなんだっていうのを聞いたのは覚えてるんですけど、ま、それもたぶんまあ、実際に業を起こしてない人がそれを聞いても、意味わかんないと思うんですよね。知識として理解しても、結局有機的な知識としてたまっていかないかと思うので、どれくらい意味があるのかはちょっと疑問ですね。
−ゼミはどのゼミに入っておられたんですか?
ゼミは私計量経済のゼミで、えーと山本先生っていうマイナーな先生のゼミに所属してました。
−そこで身につけられたスキルについて何かありませんか?
私もコンピューター好きだったんで、経済学って全然できないけど、経済学の中ではまだコンピューターが武器になりそうなところで、まあいいのかなと思って入ったんですけど、それも勉強してなかったんで特に身につけたものっていうのはなかったですね。すいませんね。
−授業とかあまり出てなかったみたいなことをおっしゃってたんですけど、一橋大学に入ってよかったようなことは?
一橋に入ってよかったことですか?正直あまりメリットを感じないんです。一応、商業思考の人が結構多いんですよね。研究思考じゃないじゃないですか、みんな割と企業に入りたいっていうマインドがあったりとか、まあ、少なくとも哲学者みたいな人ってあんまいないじゃないですか。みんな割と企業に入りたいっていうか商売をしたいとか、商売と関係ある何かをしたいとか、会計とかもそうですけど、そういうマインドの人が多かったので、そういう意味では今でもいろんなつながりもあるし、当時も割とおもしろかったですよね。ただ、特に一橋だったからメリットがあったかっていうと、そんなにメリットは感じてないですね。まあ、情けないことしかいえないですよね。卒業生のネットワークがすごいとか、そういう答えしかできないですね。逆に言うと、そういう答えしかできないのは結構つまらないと思うので、是非変えてほしいと思います。
−商学部の一年生にアンケートを採ったところ、三分の一が将来的に起業したいということだったのですが。
そうなんですか、大変な大学ですね。
−何かそういう一年生にメッセージをいただけませんか?
がんばれよといいたいところなのですが、僕はこういうときいつも厳しいことをいうようにしているんですよ。もしかしたら授業でもいったかもしれないけど、起業した人の起業話とか起業の本とか読むと、今は大企業の時代じゃないとか大企業は終わったとかいうことがたくさん書いてあるんですけど、私はそうは思ってなくて、大企業は大企業で非常に完成された組織で、ちゃんとそれなりの品質のものを世の中に送り出してるし、それなりに世の中作ってると思うんですよ。だから、大企業に行かないことが、まず第一に出て来ちゃうことはちょっと間違ってると思ってまして、私もベンチャーってことを意識しだしたのは、就職活動をし始めたときで、結局自分が大企業に行くべきなのか、それとも、この変な会社をずっと続けていくのかということで非常に迷ったということはありまして、結論としてはどう結論づけたかというと、大企業っていうのは非常に立派で品質の高いものを生み出す能力を持っているとは思うんですけど、たとえば大学の新卒がそこにぽんと入っても、まあ、十年たったら一応一人前みたいな、器用なエスカレーター組織があるわけじゃないですか。そこに入るってことを選ばずにこっちのベンチャーにくるってことを選ぶってことは、それなりにそのパフォーマンスをあげなきゃいけないと思ったんですよ、起きんのつらいじゃん、ネクタイ結ぶのいやじゃんとかいうのはいやです。そうじゃなくて、自分はベンチャーっていう企業に入った方が、高いパフォーマンスを示せて、大企業はこれだけのものしか生み出してないけど、俺はこっち側でこれだけのものを生み出していて、だからこっちに来てるんだ、そっちに行くと社会的な損失なんだ、ということがいえるようにしたかったんですね。だから、今でも、自分たちにしかできないことを自分たちにしか生み出せない新しい価値ってものをこだわっているし、そういう会社になっていかなくちゃいけないっていうのを非常に強く感じているんですよ。当時なんかだと、学生の企業とかっていうと、イベントをやるようなイベント屋さんであったり、携帯電話を売るような学生ベンチャーであったで、僕にいわせると、それじゃだめなんですね、別に携帯電話を売るのは自分じゃなくてもできて、携帯電話を売るくらいだったら大企業に入った方がいいと思うし、それと同じようにイベント屋さんをやるよりは大企業に入った方がいいし、それだったら言い訳にはならない。だから、自分なりに、大企業ではできない新しいものを生み出して、俺はこれを作ってるから、今これをやってるんだといいたいと思ったんですよ。結構がんばって、だめだったら、まだ有限会社だし、これでおしまいにしようじゃないかと思ってやったら、その時にLinuxとかインターネットサーバーに着目して、パソコン家庭教師を辞めてですねまあ、世の中に出してみたんですが、結構いろんな意味で反響があって、自分たちが明らかにマーケットを動かしているっていう実感を得ることができたんです。これだったら、会社をつくるっていう選択肢も全然ありだろう、自分たちしか生み出せない価値ってものを作ってるから、っていうふうに思って、就職はいいやということになったんですよね。で株式会社にして、じゃあちゃんとやっていこうって始めたんですけど、でまあ、そういうのがあるもんですから、起業ブームっていたずらに起業をあおってるっていうのはすごいその社会にとってマイナスだっていうイメージが強いです。たとえば、大企業の百人いるからこそ、千の価値を生み出せるのかもしれないのに、百人が適当に一人一人分割して、一人位置の価値しか生み出せないんであれば、彼らが生み出すのは結局百しか生み出さないのであって、九百は社会的な損失な訳ですよね。一橋の人なんかはみんなある一定の優等生能力を持っているんで、間違いなく、大企業に入れば、それなりの活躍ができる人ですよね。そうじゃなくて、こっちの道を選ぶんであれば、当然それ以上を結果として出して行かなくてはいけないってことはまあ意識してやってかないと、これは日本のためにも、よくないんじゃないかなと思っているんですね。ということで起業したい人へのメッセージってことでは、そういうことをよく考えてほしいんですよね。自分たちのやることは、本当に新しい価値を生み出せるのか、それともそうじゃなくて、中小企業を作ろうとしているのか、どっちなのかっていうのをよく考えてほしい。逆に言えば、もちろん私としても、そういうベンチャーみたいのがどんどんでてくる状況っていうのは、すごく楽しいことだと思っています。で、まあ、逆に言うと、変にこの大企業はだめでとかいう固定観念にとらわれずに、よくやはり自分の進む道ってものを考えてほしい。ただ、まだ大学一年生とか二年生とかってことであるならば、いろんな材料を集めてきて、いろいろ考える時間はまだまだ残されていると思うんで、それをやってほしいなと思います。僕の周りなんかみてると特に一橋大学は田舎にあるんで、社会のこととか全く見えないままに漫然と四年間過ごしてしまっていつの間にか就職活動の時期がきて、じゃあちょっと都心に行かなきゃなっていって都会に行ってでまあ半年くらいの間に重要な決断をしなくちゃいけない人も結構いると思います。そういう人はいろんな価値観にふれて、でいろんな情報を収集してほしいですね。別にそれは勉強しろっていう意味ではなくて、何でもいいと思うんですけど、要は、一つの価値観の中で、止まっちゃわないようにということです。特に、一橋大学がちょっと危険だなと思っているのは、結局田舎にあるから、一歩外にでても社会人の人とかいっさい歩いてないし、学内をみても、みんな指向性が一緒なんですよ。学部間でそんなに強い色の違いがあるわけでもないし、みんな結構目指す方向が一緒でさっきいった商業的なものに行くって意味で、結構全く価値観の違う人とかと出合う機会ってものがあんまりない気がするので、積極的にいろんなところにでていっていろんな人といろんな意見交換をしてみたり、いろんな体験をしてみたりして、その上でちゃんと自分の将来ってことをちゃんと余裕を持って考えるだけの材料を集めてほしいと思います。
−小椋さん自身はこれからどういう職種が伸びていくとお考えですか?
そこまで大きいことは一介の中小企業の社長にはわからないですけど、当面はITはいいですよね。でもこれがたとえば30年後もいいかって言うと、そうじゃないと思うんで、終身雇用を前提として、会社に入る時代じゃないですよね。
−先ほどの大学時代のお話に戻るんですけど、いろいろな価値観にふれるってことはまた別に具体的な資格とかはどうなんですか?
それは特にないと思いますよ。資格なんかで戦おうとしちゃだめだと思いますよ。これは偏見かもしれないですけど、我々なんかはその自分たちが全くゼロのところからスタートして、一応一定の蓄積をしてきたと思っているんですよ。社会人経験としては四年目くらいの人間なんですけど、こうやって社長とか呼ばれて、何とかやっていけるとこまで来てるんで、その中で、僕が非常に特殊な人間だったのかって言うと、全然そうじゃないと思っています。ただいろんな可能性をみんなが信じてくれたっていう環境にあって、いろんなことを試す環境があったから、ここまでやってこれたと思うんですよ。だから、僕らはベンチャーがよくやっているみたいに、中途の人をがんがんとって、即戦力の人をがんがん雇うって言う発想ももちろんあるんですけど、それだけじゃなくて、新卒の人も学生とかも積極的に雇用して、ひたすらその可能性を信じて、どんどんのばしていこうってことをまあ、やってたりしますね。そういうときには特に今なにができるかってことよりは、どれだけのポテンシャルがあるかってことの方が、僕らは信じてみたいってこともあるんで、こういった資格のある人だから、優遇しますってことは特にしてないです。今後もたぶん学生時代に取れる資格って言っても正直言ってたかがしれてるなって思ってて、あんまりそういう資格で武装するよりは、いろんな体験をしていって、資格なしに自分はアピールできるってことを大事にしていった方がいいんじゃないかなと個人的には思います。
−いろんな体験をするべきだとおっしゃったんですけど、例えばベンチャーの中とかでも、インターンシップですかを実施しているところもあるようですけど、そういうところに行ってみるとかはどうですか?
それはめちゃくちゃいいんじゃないですか。手っ取り早いですよね。全く自分の今までいなかった世界にいきなり入って、いきなりいろんなことやらされるっていうのは、非常にいい体験だと思いますよ。我々の組織なんかもインターン的なことをやってるんですけど、性格変わっちゃう人とかもいたりとか結構おもしろいですよ、だから、短期間の間にいろんな情報を得られるって言う意味ではすごくいいんじゃないですかね。
−ホライズンさんの方では正式にはどうですか?
募集みたいなことしてますけど結構就職が前提なんですよ。我々はほかの企業みたいに若い人を教育するみたいな余裕がないので、教育したからには返してもらわないとっていうのもありまして、結構就職が前提になってまして、覚悟があるかもしれません。
−一橋の方がほかにおられるとかお聞きしました。
後でまた呼んできますけど、彼は結構、今は学生・・・なのかなよくわかんないです。6年生くらいなんですけど、なんかねえ三井物産に内定していたんですけど、その内定を断る口実として、留年したって言う説が非常に濃厚なんですよ。で、そのまま4月からこっちに来たって言う人間なんですよ。後は若いやつが結構ごちゃごちゃいて、大学生もいますね、
−やっぱり、これから求める人材っていうのはどういった?資格等ではなく。
そうですね、まあ、新しいことをばりばり覚えていける能力があったりとか、謙虚さがある人ですね、いろんなことを否定していかなければいけないんで、自分が得てきたものを否定していかないと、新しいことって覚えられないんですよ。そういう変なこだわりとかがない人とかが一番伸びやすいですよね。
−一年生対象にアンケートを採ったんですけど、大学生活の間に何か資格を取りたいかっていう質問をしたら、159人中117名がyesと答えたんですよ。
でも逆に言うと自分はこの能力を持って一応それを定量的に評価する基準がほしい、ということで資格とるんだったら、悪くないと思うんですけど。そっちの方が目的になっちゃって勲章みたいになっちゃうとよくないと思うんですよね。
−実際に何か資格を取ろうとかはお考えになりませんでしたか?
そうですね、あんまりないですね。すぐに思いつかないんでたぶんそういう努力をしたことがないんだと思いますけど、
−やはりそういった考えが固まって、起業されたと思うんですけどそういった人脈はどのように作っていったのですか?ホームページ以外に。
自分が学生で物事を知らないってことは結構自分にとってコンプレックスだったので、いろんな勉強会とかどん欲にでてみたりとかしましたね。後はいろんな人を無理矢理呼んできて、ちょっと自分たちだけじゃわからないから会議来てくれとかいろんな方法で、いろんな人と交流しましたね。こういう業界でやろうと思ってるから、そういうベンチャーの何とか勉強会とかに出たりしたんですけどまあ、
−いろんな方法でいろんな人と交流出来る場所が別にありますか?
まぁ、ほかの大学なんかのサークルで出来るかもしれないしあるはずだと思うんですよ。
−当日も学校に来ていただいたときも伺った資金のことなんですけど、資金を出資してもらうわけじゃないですか。どういった人、あるいは企業を対象にプレゼンテーションを行っていったんでしょうか。
それは資金を集めるにあったってということですか?
−そうです。
元々は自分たちの資金です。人の資金を入れるって言う発想が出てきたのはほんと最近のことでして、元々は自分たちでもって来たお金ですね。親に貸してくれと言ったらだめだと言われたんで、親戚の許に行って貸してくださいと言ったりしてお金を集めてきたんで。まぁ、有限会社なんかだったら、300万なんかなので、それが有れば、何とかなると思うんですよ。アルバイトでも借金なんかでもいいと思うんですけど。で、ともだちなんかと出し合って、つくったと。うまくいきはじめたらお金が入ってくるんでそこから資本を作ってきたんですけど。自分たちだけで成長していくよりも、社会は早く進歩しているんで、それに追いつくためにも、ベンチャーキャピタルや企業、証券会社などからでも投資を受け入れようという風に決定をして、三月から資本金を大幅に(といってもそんなこともないですが)増やしたということです。
−事業が軌道に乗り始めという確信はいつごろ?
どうですかねぇ。1年ぐらいしてからじゃないですかねぇ。1年ぐらいしてから自分たちのプロジェクトが社会なんかでも認められ始めたんで、確信したって感じですかねぇ。
−仕事をしていく上で最もたのしいことといえば?
:なんですかねぇ。まぁ自分たちの考えたこととかが社会に反映されていくことがやっぱり一番面白いですよねぇ。独りよがりで終わっちゃう商品が多い中で、自分が考えた商品なり戦略が、ちゃんと世の中にいインパクトを与えていくのが一番楽しい。
−今仕事をしていく中で、決断力とか柔軟性など、一番必要だと思う能力は何ですか?
やっぱり柔軟性じゃあないですかねぇ。どんどん新しいことが出てくるんで、自分のやってきたことを否定していくような柔軟性というのは大切ですねぇ。ようするに先月までは正しかったことが今月は間違ってるとか、結構あるんですよ。あんまりこだわんないで、自分はこんだけやってきたんだとか信念も必要な面もあるんですけど。まぁどれだけ独りよがりな考えを捨てていけるかがぼくはポイントかなぁとおもうんですよ。そういう面ではうちは人情とか重視しない会社で、人情とかじゃなくて論理とか実際の実績とかを重視していける会社になってるということは、今はすごくやりやすいですよね。
−女の子にもてたいから文系を選んだとに事ですけど。本当のところは?
何なんですかねぇ。高校生の頃とかって自分が本当は何がやりたいかって、よくわかってないですよねぇ。バブル崩壊なんかを高校1年くらいの頃に経験して、経済に勉強をして、経済の建て直しに貢献したいみたいな意識で経済学を学んだんですけど。自分的にはまぁ数学とか好きだったし割と理系の人だったんですけど。でも、研究とかじゃなくて大きいところが見たいと思ったんですよ。それでまあ、勉強しますみたいな(笑)。
−では文系に言ったのは、理系に言ってもあまり意味がないとかんがえたからですか?
いや、それは文系と理系とには大きな違いがあって、それは文系は学校に行かなくてもいい・・・ということです。理系の人は学校に行かなくくちゃならんので。まぁ、それは決して悪いって事じゃなく、かなりストイックに勉強させられるんで、やっぱりそれなりのものをもって卒業してくるんですけど。まぁ、文系は文系であとは勝手にやれ状態じゃぁないですか。授業とかもしまりないし。だから、そのなかで自分なりに組み立てて行かなくちゃならないですか。そういう意味では好き勝手に出来たのは文系だからですよね。理系に言ったら自分の研究テーマである程度ひとかどのものになったと思うんですけど、それ以上にはならなかったと思うんですよ。
−それは高校生のときに思ってた事なんですか?
いや、ぜんぜんもう勉強しようとおもってたんで。でも全然勉強しなかった(笑)
−大学院についてどうお考えですか?
大学院ですか、何ともいえないですね。僕は個人的には全然必要ないと思います。でも、学べるところでは学べるんですかねぇ?ちょっとわかんないですねぇ。とにかく自分が勉強していたわけではないんで、勉強している人の悪口は言えないですねぇ。まぁ、でもあんまり必要ないかなぁと。
−今後、世界に出ていこうかとか、そういうことはお考えですか?
それは当然出ていきたいですよね。
−教授にもインタビューにいかせていただいたんですが、やっぱり世界に出るには、Dr.と言う肩書きが必要だと。
はいはいはい、そうかもしれないですねぇ。たしかに、海外帰りのMBA取ってきた奴とか、やっぱりすげぇ勉強させられてるからすごい切れますね。いろんな事例を知ってるんで、「ああ、こう言う事例があってね」とか言う話をしてくれたりしてくれるんですよね。でもそれがいったいどういう環境だったらそういう風になれるのか。平たく言うと日本の一橋大学とその大学院に行って、果たしてそのような切れ者になれるのか、どうなのかという部分には疑問を感じますね。
−では、留学してMBA取ることは関係が有るんですか?
これも意見偏っててなんなんですけど。MBAの人たちはやっぱなんか切れますよね。かれらはひたすらビジネスの勉強をひたすらさせられて、で、なんだかケーススタディなんかも山のようにさせられてるんで。まぁ、当然ですよね。専門学校に行くようなモンなんだから。やっぱり強いですよね。
−ではやっぱり英語の必要性は感じられますか?
それはね、あります、絶対に。だけどそれを教養の授業で得られるか、ってのは別問題ですけど。やっぱり海外、特にアメリカ発の情報てのもやっぱりある程度の割合を占めてるので、そういうのも当然読めた方が、当然つよいですね。ま、日本語の情報ソースもよめるし、英語の情報ソースも読めるってのがその方が絶対いいですよね。そういう意味ではやっぱり、必要。で特に我々等も海外の企業とアライアンスをくんだりしてやっていかないといけないという場面では、やっぱり英語は絶対に必要ですね。・・・・・・・で、それをどうやって身につけるのかって言うのは、ちょっと難しい問題ですよね。なんか、英語の教科書を見ても出来なそうですよね。留学とかって言うのも手っ取り早いのかな、ってきはしますけどね。
−将来的にこちらの会社をどの様に方向づけていこうかという明確なビジョンは有りますか
ん、まぁ、ある程度ですね。ただ、やっぱり業界があまりにも二転三転する様な業界なので2.5年先までは見えないですね。1年半ぐらい先までは見えますね。あとは一応計画はちゃんと立てて、何か起こった時には方向修正すると。まぁ、二転三転するからわかんねえや、でおわりにしちゃうってのはおかしくて、一応今向いてるベクトルの方で計画を立てておけばちょっと方向が変わった際には、その計画を修正すればいい訳じゃぁないですか。で、後は明確な会社の正義は何なのか、という点。ぼくらの場合は自分たちが新しい価値を提供することが絶対正義だから。絶対携帯売ったりはしませんよ、というのが正義だったりするんですけど。また、おおまかな方向性、今後の計画。でも絶対じゃなくって。ま、何か起こったときにはすぐ修正して違う方向に向けられる様にしておくっていうくらいの、そういうくらいのものですね。
−社長をされている上で一番こう、気にかかるって言うのは?
それはやっぱ会社つぶれないかな・・・っていう。
−やっぱり会社に失敗して身ぐるみはがされるっていう心配は・・・・
もちろんしますね。ただ昔は資金を調達すると言えば銀行からお金を借りるしかなかったんだけど、今はすごくいい時代になって銀行だけじゃなくって投資家からお金を集めることが出来る。すると、みんなの責任だよ、俺だけの責任じゃないよ、ってことでかなり負担は軽減されたんですけど。やっぱりいくら自分の計画は絶対成功すると思ってても、もし失敗したときに自己破産か夜逃げしかないって状態なら、やっぱりやらないですよね。僕も、もちろん今大失敗したら当然それなりの社会的責任や社会的信用を失う。あと、個人補償している分がいくらか有るのでそれは返さなきゃならないですけど、夜逃げしなきゃならないことはないです。また、自己破産しなきゃならないことも多分無いです。という意味では今までリスクを回避しながらうまくやってきたんですけど。でも社員が増えてきたら、そっちの方が心配になってきて。ほかの社員がいるんで、いきなり会社つぶれちゃったらやばいよな。とか思っちゃって。でも社員は社員でこういう会社にやってくるからには当然そういうリスクに関するそれなりの覚悟があるわけで、かつやっぱり社員としてもいつこの会社がつぶれてもほかの会社に行けるように自分のスキルを磨いてるだろうし。また、みんながそういう意識でやってるからこそ、自分のスキルが磨けてるのかなって思います。会社にいっさい頼ってないんで、もしつぶれても、元HDEってところで働いてたんだけど社長がちょっとばかやって、つぶれちゃったんですよ。でもワタシはこれだけ能力があるんで、といってどこでも行けるくらいの能力はみんな有ると思いますよ。
−社員の方々はどういったことをされてるんですか?システム管理とか?
いや、そんなことはないですね。12名ぐらいは、開発。3名くらいがシステム管理をする人。あとは、マーケティングとか広報とか。それでおもしろいのは、文系・理系とかで全然分かれないんですよ。たとえば僕はどっちかって言うと技術系なんですけど、文系大学だし。逆にマーケティングのトップは理工学部っていうふうに。で、開発者の中も別に文系とか理系とか、みんなそれぞれ適当に分かれてるし。文系は文系なりの今まで好き勝手にやってきた中で培ってきた経験なり能力なりってものを武器にしてるし。理系は理系でストイックに勉強してきた論理的思考力とか判断力といったものを武器にして戦ってるし。とくに分野ごとに分かれてるって世界ではないんで。ITって世界はもしかするとそういう世界なのかもしれないですね。
−やっぱり理系で文系の技術を取得するほうがやりすいですか?文系に進んで理系ってこうが難しいと思うんですが
まぁ、確かにそうでしょうね。でも理系の技術というのがどのくらい直接自分の研究したことの100%を発揮できる場所があるのか、というと多分そうじゃなくて、研究してきた中の経験を生かして、多分15%くらいしか生かせないんだとおもうんですよ。だから、まぁつけ込める余地は有ると思いますね。特にプログラマとかは。たとえば鉄鋼とかの世界で材料工学などを文系を一から学ぶというのは無理ですけど、コンピュータってせいぜい20年くらいの歴史しかないじゃないですか。だから、案外文系の人が自分でばりばり初めても結構革新的な事が出来る土壌では無いかと思いますね。
−やっぱり社員を採用されるに当たってパソコンが出来るってのは・・・・
それはまぁ、どうしてもそうなっちゃいますよね。それはまぁ、いくら資格とかは必要ないとかいってもやはりそれなりに出来ないと。出来ると言ってもぜんぜんできない奴もいますよ。だから、まぁ、メールが読み書きできるとか・・・位の問題ですよね。別にそのパソコンの仕組みまで知ってるとか、Windows95が再インストール出来るとか、そういう能力は別に必要無いですね。
−そういった人はどういったことをされてるんですか?
いや、そういった人も勉強すれば出来るようになりますから。パソコン出来るやつと出来ない奴の違いといっても今の年だったら1年、2年の違いですよね。そのぐらいの違いだったら別に仕事の中で十分おいついていける分だと思っているんですよ。
−ところで最近は起業をするチャンスが減っていると思うんですけど。
ベンチャーを始めるに当たって隙間がないんじゃないかってことですか?それは否めないでしょうねぇ。でも、動いてればどっかに必ずすき間はあるはずですからね。
−その細かい隙間に?
でも細かい隙間でも十分にそこの中でNO.1になればやっぱりそれなりのモノは得られる隙間がまだ有るんじゃないかとおもうんですが。ちょっとすぐにいえと言われても思いつかないんですが。このアンケートによると3分の1が起業したいなんてめちゃくちゃですね。
−半分流行に流されて・・・・(苦笑)いちおう昨日死ぬほどの思いをして集計したんですよ(笑)昨日取ったばかりなんで。
お疲れさまです。
−今日はちょっとこれもお聞きしたいと思いまして。あまり明確なビジョンがない人が起業したいと言ってもやっぱり無理ですよねぇ。
そうでしょうね。そういうのは結局淘汰されてしまうんですよね。起業したいという思いがあるのならどこでやるのかそれを真剣に考えていかないと。起業すること自体はやっぱり、何でもないことだから。まさに中小企業作ることは誰にでも出来るわけですよね。
−小椋さんがやられていることをやろうとする上でたとえば大企業の大きな力があればやりやすかったと言うことはありますか?
それはもちろんあるでしょうね。そのときですよね?たとえば96年に100人のプログラマがいればそれはもちろん良かったですけど。でも、それだけのリスクは誰もかけなかった。
−大企業にそれだけのことをやってもらおうという事は思わなかったですか?
そういう発想はなかったですね。そういう事例って有るんですかね?どうかはわかんないですけど。大企業がそういうことができるようになったらいいですけど。組織的な行動としてなんか出来ない気がしますね。
−最後に、もしもう一度大学生活を出来るとしたらどういう風に過ごされますか?私たちへのアドバイスをかねて。
まぁ、一橋大学はとにかく田舎なので、都会とかに出ていく努力とかをしたいので、まず一橋のサークルには入らないですね。都会の方のサークルにはいって、都会の方で遊んで、隣でサラリーマンなんかが愚痴ってる様子を吸収する。アルバイトなんかも都会の方で、とりあえずベンチャー企業何かでインターンなんかしますね。あとなんか留学なんかもしたいですねぇ。まぁ、いろんな事吸収する努力しますよ。僕がすごく無駄だとおもっていたのは、2年生の時で。1年の時も無駄だったんですけど。2年生の時には、僕らのときって第二外国語を4時間とらなくっちゃいけなくて。いま三時間ですよねぇ。4時間とらなくっちゃいけなかったんですよ。えっ?一年生の時は1時間?えっ2コマ?週2コマなの?1・2年生合わせたら4時間なの?
−1年生の時2コマとったら2年生では取らなくていいんです。
小椋さん:それは非常にいい環境ですね(爆笑)僕らの時は、僕はフランス語だったんですけど。1年生の時は2つで、2年生の時が2つってのが標準のコースで、ぼく当然の事ながら、勉強してなくて1年生の時に1コマがとれなくて、2年生の時にフランス語を4時間取らなくちゃいけなくなって。で、火曜日とかの時間割がフラ語体育・フラ語・フラ語って事になっちゃって。なんか外語大かぁ?みたいな感じになっちゃって。んで場所も小平じゃぁないですか。全然世の中といっさい接しない生活をこう小平の単線の多摩湖線にのってフランス語の勉強をして、4時間も有るんで結構予習とかもしなくちゃいけなくって。みたいな生活をしていたのが自分でもすごく無駄な時間を過ごしていたようにおもって。それをすごくやり直したいですね。
−やっぱり勉強をしたいと?
いや、勉強ではなくもっと要領よくやりたいですね。僕は結構まじめなたちだったので、カンニングとか全く出来ない性格だったんですよ。やり直すんだったら、もう、超要領よく、人のノートをコピーするようなのも全く意に介さないような人間になってですね。要領よく、必要な授業と不必要な授業を切り分けていたいと思います。
−これでインタビューを終了します。今日は本当にどうもありがとうございました。
*雑談*
今ってどういう感じなんですか?みなさんどういう心構えで入ってきたの?やっぱり勉強しようとか思ってはいってきたの?
−いや、自分は全然。
そうなの。2タイプ有るよね。 勉強しようと思ってる奴とそうでない奴。
−やっぱ授業はおもしろいんですよ。本当、スケール大きくて。
商学部はやっぱ最近一番力入れてるから。
−授業がドイツ語とか・・・・全然
やっぱそうなの(笑)。僕らの時は教養ばっかりだったからマジでつまんなかったですね。いまでも、やっぱ、小平って言うと暗いイメージがすごくありますね。
−あのぅ、一橋寮なんですけどぉ(笑)
わはは、そうだったんですか。失礼しました(苦笑)
−ええっと、いつからでしたっけ、全部、四年間教育になったのは。
ええっとワタシが3年の時だったんで。よくわかんないけど4年くらい前かな。遅かったですね。
−出身は東京の方ですか?
小椋さん:ワタシ東京で高校も国立だったので。まぁ。結構国立ってのんびりしたところでいいなぁと思って一橋に入ったんですけど。ちょっとのんびりしすぎてたかなと思ってます。
−高校はどこの?
桐朋
−いや、僕も
えっ後輩に当たるんですか?そうなんですか。へぇ?
−学校はそんな真剣に通ってたわけでは無いんですか?
学校ですか?もう、真剣どころか全く行ってないですよ。・・・・(笑)なんか申し訳ないですね。こう新入生の出鼻をくじく
ようなこと言って
−でも、小平校舎見てると分かります。
やばいよねぇ。なんかこう・・・
−もしあんなのだったら入ってなかったなぁ。
だよねぇ。僕もずっと国立の大学しか見てなかったんで、きれいなところだなぁ、とかおもってたら、なんか、変な小平とか言うところにいかされて、刑務所みたいな所に・・・
−府中刑務所と同じ人が設計したとか・・・・・
・・・(笑)いろんな噂がありますよね。あと、まぁ、当時クーラーとかもなかったから、地獄のような場所でしたね。なんか暑い中ひたすらフランス語の勉強なんかして。みたいなそういうイメージしか自分の中にはないですよね。そういう意味ではもうちょっと楽しく勉強できたらいいですね。
−英語は・・・アメリカ生まれって言うことだそうですけど・・・
まぁ、そうですね。まぁ・・・・うーん難しい質問ですね。一応日本語より先に覚えたの英語だったので、抵抗はないんですけど、しゃべれるかっていうと、しゃべれないですね。でも、相手の言ってることとかは分かります。また読んだりも抵抗無いです。でもなんかしゃべったりとかはさすがにもう、ひたすら日本人教育うけたので、日本人ですね。でも。そういう意味で、他の人よりはアドバンテージ有るのかな、という気はしますね。
これからこの企画はどういう人に聴いたりするるんですか?
−石原慎太郎さんには見事に断られて。秘書の女性の方に。
いそがしんでしょうね。
−三木谷さんにはいま取材を申し込んで、後は商学部の教授にお願いしようかと
では基本的には一橋の先輩を?
−ええ、一応、身近な人をってことで、取っつきやすいように
ほう。そうですね。わかりやすいですね。その方が。あんたが1年の時なにしてた?ってはなしが出来ますから。じゃぁ、ちょっと会社の方見てもらって、また、飯でも食いに行きます?あっちに一橋の落ちこぼれ君がいますので。つれていきましょう。最近はほんと良くなりましたよ。僕の96年の頃はベンチャーに就職使用なんて奴は、そんな奴ほんとにいなかった。
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