青山学院管弦楽団第81回定期演奏会

2002.11.10(日)
東京オペラシティー・コンサートホール タケミツメモリアル

チャイコフスキー:交響曲4番  降り番
サン・サース:死の舞踏     乗り番
ボロディン:だったん人の踊り 乗り番

リハーサルの時思った以上に音が響いた。こんなすばらしい場所で演奏を出来ること、光栄に思います。
<死の舞踏>
 1ST3プル裏。最初のハープがとても響いていた。チェロのピッチカートもよかった。コンミスのソロもすごく綺麗に入っていた。私が最初弾くピッチカートがすごく入りやすくてなんか最初の緊張はなくなってしまっていた。この曲で一番ひっかかっていたところはなんといっても最後の高いDの音、ここの音がごくまれにとれないときがある。大体そういう時って指が冷えているときなんだけど本番は何があるかわからないからここだけが心配だった。あとは気持ちよくひけていたと思う。最後のそこだけすごく力が入ったけど音をはずすことなく入れた。締めまで綺麗に弾けて気持ちよかった。
 全体的に完成が早く普段のTUTTIもさほど問題なく流れた曲だった。コンミスのソロがすごくよくて、特に最初入るときは半音下げたE線との和音が遠くまでよく飛んでいたと思う。途中からあんまし演奏を聴くという意味で耳を傾ける余裕はなかったけど本当に気持ちよく弾けた。

<だったん人の踊り>
 2ED3プル表。ピッチカートが多いこの曲は管のソロに聞き入ることが多く練習中に自分が入れなかったり…もちろん最後の1ヶ月はそんなことはなかったけど実は自分でかなり注意していたからで無意識のうちに聞き入ってそうで怖かった。ピッチカートはお客さん的にあんまし目立たない(と思っている)。せっかくするのだから…と思って結構派手に動いた。はじく手をくるぅりと回すことでうまくタイミングをつかめたと思う。じゃらんとゴージャスにはじくところはそれはそれは派手にはじいてみました(笑)
 Cからのとこ、ここは一番練習したところ。その前のClのソロとFl、Piccの掛け合いがすごく好きでその後そのまま同じメロディをそのまま続けられるのが嬉しかった。そういえばいつも日記にここは頑張ったと書いたなぁと今思い出す。サルタンドもはねすぎなくなったし最後の速いところもなんだかんだでだんだんと弾けるようになっていた。当日はやっぱりというか…練習よりも相当速くなったと思う。それでもちゃんとリズムにはついていけたからすごくよかった。当日のこの雰囲気ってすごく好き。
 なぜか中プロ、弾いている途中に余裕があった。いつもよりもコンダクターをよく見ていたと思う。そしてその表現に何度か顔が緩んだ。というか微笑んでいたかもしれない。とにかく、あの席は2EDパーリー、コンミス、コンダクターが一気に見える席でとても弾きやすかった。3人の出す合図がすべて見えたのだから。だから生まれた余裕なのかもしれない。

ところで演奏会の本番にのぞんでいる途中、私は大体最後の楽譜に突入する少し前に、この曲ももうすぐ終わりで定演ももうすぐ終わりなんだなぁ…なんて考えが頭の中をよぎったりする。正直そんな余裕のない箇所を弾いていても。大学でのオケを始めてからなのだけれども、不思議だなぁといつも思う。不思議です。
総評としては相当いい出来だったのではないかと思う。メインに関しては受付等の仕事のために当日の演奏を聴くことは出来なかったが、この調子から行くとよかったのではないかなぁと思う。一時期なんとなく倦怠期が来たにもかかわらずそれを乗り越えられたし、楽器の事故に関してもつらいことではあったが乗り越えられたと思う。当日の音は(場所のせいもあるかもしれないけれど)すごくよくて音程も今までで一番よかった。

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