平等院鳳凰堂 京都−宇治 JR奈良線

  

宇治駅から徒歩。平等院表参道を歩いて正門に到着。さすがに宇治というだけあってお茶がたくさん売っていた。
平等院は1052年、関白の藤原の頼道によって創始され、翌年には鳳凰堂が阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂として建立された。庭園は浄土式の借景庭園として史跡名勝庭園に指定されている。平等院には国宝に指定されている多くの文化財が多く残っており、11世紀の仏像群としては唯一残る、雲中供養菩薩52躯はいずれも雲に乗り様々な楽器をかなで舞うなどのびのびと繊細に彫り上げられている
これら国宝は再現映像などとともにミュージアムで見ることが出来る。(平等院拝観券より)
 平等院は中学校の修学旅行のときに事前学習で調べた事のあるところだった。あんまし班の人が動いてくれなくて発
表をする際、模造紙のレイアウトを考えたのと発表原稿を調べて書いたのは私だったように思う。だから今でも結構その
内容は覚えている。調べたとき最も印象的だったのは阿弥陀如来像が外から見えるということだった。ちょうど顔のところに天窓のようなものがあり庶民たちでもその顔を拝めるというものらしい。。。
10円玉の絵がそのまま目の前にあるのはとてもすごかった。左右対称で池の真ん中に建つこの建物はすごい存在感
だった。鳳凰堂の名前の由来となったといわれている鳳凰もミュージアムで見ることが出来た。この絵もかなり苦労して
描いた覚えのあるものだった。

・宇治上神社 徒歩(宇治川をわたる)

宇治イラストマップを手に入れた私はふと気付いた。特にガイドには乗っていなかったけども…このまま橘島を通って朝霧橋を渡っていくと途中に世界遺産に指定されている宇治上神社があるということを。どうしてガイドに載っていなかったのだろう?と疑問に思いながらも上記ルートを通ることにした。
 宇治川は流れがかなり急だった。なるほどすぐ上には天ヶ瀬ダムがありその上は鳳凰湖という湖がある。今思えば行けばよかったなと思うのだが…それはともかく本当に急な流れで音を立てて流れている。京都は平坦に思っていたけどここはどうやら上流らしい…。
 宇治上神社はくらーい坂の上にあった。もともとこんな時期だったせいもあってどこもかしこも人はいないんだけどここはまたひっそりしていた。会った人といえばこの神社工事する人たちだけ。工事中…人がいないのはそのせいなのかな?くるーりと一周さえできず、ただ前から眺めるだけで引き返した。ひょっとしたらこの工事は相当前からやっていたのかもしれない。だからガイドには載っていなかったのかもしれない。でも世界遺産なのにネ…

・宇治市源氏物語ミュージアム 徒歩

 早蕨の道を通っていけばよかったのだが工事中で途中で通行止めとかなっていたら嫌だったから引き返した。でもどうやら通れたらしい。う〜ん、残念。
 源氏物語ミュージアムはその名のとおり源氏物語を紫の上からの視点で語ってあったり、場面が一部再現されていたりした。大きなモニターには女三宮が柏木に見られてしまう場面が流れていた。
 ご存知のとおり、源氏物語には主人公が光源氏の活躍した前半部とその息子といわれている薫と孫の匂宮が主人公とうなる宇治十帖の後半部とに別れている。前半の華やかな世界は春の部屋に、後半の浮船の物語いは秋の部屋に分かれていた。春の部屋には六条院の小型模型が置かれていて各部屋の形や様子が良くわかった。冬の対は本当に静かで閑静な感じがした反面、春や秋は華やかだった。他には牛車や装束なども復元されていた。部屋自体も華やかで本当に春という感じがした。部屋に展示されていた装束もとても鮮やかで明るい感じがした。それに対し秋の部屋は暗い夜のような部屋だった。宇治の地を訪れた薫が大君と中君を始めて目にした場面の再現があり(その場面は夜だった)、漫画とかとは違う立体感ある展示が頭に残った。ちなみにこの場面は橋姫。この2つの部屋の間には映像展示室があり映画「浮船」を見ることが出来た。宇治川を実際見てきた後だとなんだか生々しい。浮船はこの川に身を投げた。薫・匂宮の二人との結ばれない恋にゆれる浮船、映画自体はそのほとんどが精巧なフィギアが演じたため、表情に変化が見られたわけではないが、浮船の想いが伝わってくるような気がした。この時代は特に2人の異性、しかも両方ともその時代の華とされた貴公子から求められるということは女性にとって本当に大変なことだったんだと思う。私の考えからすればこんな素敵な人が二人も…なんて思っちゃったり。今だったら贅沢なことじゃないかな。ちなみにこの映画、貸切でした(笑)

・寺田屋 宇治駅−伏見桃山 京阪宇治線

 ご存知坂本竜馬が利用していや宿。他にも寺田屋事件とか有名だと思う。内容はあんまし覚えてないからあえて語らない。実はここへ到着するまでが大変だった。なにせ駅から遠い。どこにでもあるような商店街を潜り抜け、SATYとか横目にてってか歩いた。急いでいたのにはわけがある。ここは他のお寺とかと比較できないほど早くしまる。それに気付いたのは抹茶色の宇治線に揺られているときだった(ー。ー;)ここまで来て見れないのも…そんな思いで歩いていたのだがこういうときに限って目的地って見つからないものなんだよね。。。とはいえ何とか時間内には到着できました。
 寺田屋は本当に昔のまま残っているという感じだった。坂本竜馬に関する文書や肖像、刀などが展示されていた。坂本竜馬の愛室に入ることも出来た。そこには写真でしか見ることは出来なかったが坂本竜馬自信の血のついた…なんだっけか、ふすまとかそんな感じのものも見れた。柱にはじ銃痕や刀傷の跡が残っていた。本当にそのままみたい…
 ちなみにここの寺田屋さんは学生さんにとっても優しい。学割が使えたのだった。そして知っているかもしれないが寺田屋は現在でも泊まることが出来る。門限は早いものの、次回来たときには泊まってみようかななんて思っていたりする。でも正直夜は恐いだろうなって思う。いや、、、なんとなく。


・月桂冠大倉記念館 徒歩

 別にお酒が好きだから行ったわけではなく…(いや、本当に)この付近にはとくにお寺とかそういったものは見られなかったもので。伏見はお酒を作るところがたくさんある。その理由は良質の地下水に恵まれていたからだという。記念館の中にはその水もあった。でも水ってやっぱり無色透明だし…
 この記念館ではお酒の作り方、それに使う道具、そして月桂冠の歴史が展示されていた。昔の月桂冠の酒瓶とか、なかなか興味深い。昔の人もいろいろ工夫していたようです。パッケージとか告知するものとかはやっぱり絵柄に時代を感じるね。ここもあんまし人がいなくてゆぅっくりと見学できた。
 帰る前に呼び止められた。きき酒ができるらしい。2種類の日本酒とプラムワイン。ワインといってもここの作り方、つまり日本酒と同じ作り方で作ったものなんだって。甘くておいしかった。でも帰り重いし買っていく気にはどうしてもなれなかった。惜しいことをしたと思う。。。

・宇治茶

 宇治に着たんだからなんかそれらしいものをお昼に食べたーい!と思ってぷらぷらしていたところはるかかなたに宇治茶の看板を発見。宇治茶そばが食べられるということで早速向かったのだが。。。道路は一直線の広い道路。目測誤った。現在地から相当遠かった。ちゃんと駅までかえれるかな…
 宇治茶そばは想像してもらえればわかると思うけどまぁ、みどりいおそばなんですな。もちもち系。とってもさっぱりした店内に和ってよくあうよね。時間があんまりなかったこともあってせっせか食べてしまったけど…もっと味わいたかった。。。
 ちなみに自分自身におうちで飲むために買ったお茶はこのお店ではなくって別のところ。

今回の旅行、こういった形でいろいろ回る形式のもので一人旅は初めてだった。ハプニング続出だったけど一人だということもあって結構ころころとプランを変えて歩き回った。今一番行きたいのは海外だったけど、日本にもまだまだ私の知らない景色がたくさんある。平行していろいろいってみようと思う。
京都というと古風なイメージが歩けど、やっぱりそこには私たちと同じように生活している人がたくさんいる。商店街とか住宅街とか…当たり前のものなのに旅行先で見るとちょっとびっくりする。京都というとやっぱり修学旅行で行くようなものばかりを考えてしまうから。これもまた新しい視点のひとつだと思う。普通こんなこと思わないかな…
京都、というよりも一人旅をしたことは本当に勉強になった。もっともっといろんなものを見たかったけどここまで時間って短いものなのだなということ、体力にも限界があること、思うようにはなかなか進まないこと。。。本当に思ったことすべてがかなったわけでも出来たわけでもないけどそれはそれでよかったんじゃないかな。完璧な旅はきっと無いと思う。日常と違うことがたくさんあるから面白い☆
ちなみにお土産は生八橋にしました。


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