Diary 2003/9月

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9/20-sat.
中華飯店ジャズセッション

 
かつて楽器をやっていたときの仲間たちと夜8時集合、ビール&日本酒数杯、さかなはあぶったイカでいい。わけにゃいかない空きっ腹5人組、炭火焼きだの刺身系だのとにかくバカスカ食いまくり、後から来たやつは、もぅしょっぱなから白飯に特製アジシオかけて食べるありさま。

3時間半かけて飲み食いした店を出、むかった先は本日のメインイベント、某中華飯店。地元で人気のローカル情報番組の取材があるということで、ようはサクラ客としてお招きいただいた次第。
なんてこたぁない、ハッキリ言ってよくあるフツーの中華屋なのだが、音楽関係者のお客がよく来ることで有名(らしい)、客があつまり夜な夜なセッション始めてしまうファンクな中華屋(らしい)ということで取材セッティング。その夜な夜なセッションてのをヤルのが、オイラたちの楽器の師匠とその愉快な仲間たちプロのジャズメンなんである。

0時すぎに店到着、30人がめいっぱいという店内は顔見知りたちでほぼ一杯、まだ食える我ら5人組とりあえず席につきチャーハンで2次会していると、おもむろに楽器を持ってG氏登場、普段はピアノ弾きだが今日はテナー。と横でI氏がバリトンサックスでベースをとり、サックス2本のアンサンブル。
そのあと師匠の生徒でイケイケなギャル(笑)が、I氏のバリサクをバックに不思議な動きでクネクネし始め、ディレクター氏が半分トホホな感じでまわすカメラに食いつかんばかりに踊りまくり。

おかげでほどよく温まったところで、ベース、ドラム、バリサク、テナーのごくシンプルなカルテットがセッション開始。ドラムといってもスネアは脇に抱え、シンバルは我が友が頭で支えた超簡易セットだし、テナー吹きの師匠は座敷に座ったまんまだし、場所はどうにも中華飯店。ありえないシチュエーションなのに一度演奏が始まればそこは速攻ライブハウス!
バリトンもテナーも徐々にテンション上がってブリバリ響き、ドラムはセットの内容なんて関係なく、ウッドベースも通路の狭さなんてまったく問題ナッシング。客は手拍子と声という5番目の楽器でセッション参加、イエー、ウオーとダミ声の野次もチョー楽しげ。

この適当さ、このシンプルさとうねりと体温!
ジャズの旨さがすべて揃ったオイシイ中華飯店の夜だった。
 

9/16-tue.
ドリアン級

 
久しぶりにタワーレコード。スティングの新譜目当てで行ったのだが、ふと気付くとコステロの2枚組ベスト盤持ったうえにデビッド・ボウイを物色していた。コステロはリー・コニッツ参加のジャズ寄り新譜もでてるし今月はニッケルバックもだし先週はジュリーのビデオまた買っちゃったし、もぉホント勘弁してくらはい。

打ち込み系はガチャガチャが苦手であまり聴かないオイラだがスティングのはなぜか大丈夫、ほぼトランスくらいな勢いの『Send Your Love』リミックスでさえ平気だよなぁ。それにしても彼は今回世界に向けて呼んでる感、叫んでる感ひしひしと、今までどちらかというと呟きっぽかったが新譜はどうにも外向きなのよ、なんかめちゃめちゃ呼ばれてる気がする、行かなきゃ(汗)。

テロ事件がきっかけなのは膨大な量の詞にも如実に出てるけど、それだけじゃないド濃い匂いが充満してる気がして仕方ない。訴えてるのに説教じゃない、穏やかなのに冷めてはいない、体力温存してるふうでもないってのは何だろうなぁこの質感。

ひょっとしてこれが成熟ってやつか、そういやスティング51歳、スティーヴン・タイラーとデビッド・ボウイとジュリー(研二)はなんと同い年の55歳、見よこのそうそうたる面々。いまオイラのなかでは50代が猛烈アツくてヤバい、彼らをアイドル値で表せば、その圧倒的パワーと存在感は一度味わったら忘れられない果物の王様ドリアン級。まだまだ狭小で青くさいオイラも一緒にその境地へ連れていってくれないかなぁ、いいなぁドリアン、ずるいよまったく。
 

9/09-tue.
晩夏

 
更新せぬままカウンタだけクルクル回ってて驚く。気にかけてくださる人がいるというのは救われます、友人知人からお会いしたことない方まで皆様ありがとうございます(礼)。

このところ体調不良、ふだん大飯喰らいの胃臓がなにやら膨満感で胸いっぱい、この勢いでチチまで膨らんでくれればさらに救われるのになぁとか切ない願望抱きつつ、腹五分あたりで毎度ゴチソウサマである。
気持ちの置きどころのないまま日にちだけが過ぎてゆく。おのれの内的つらさに始終浸ってられるほど暇でも無菌でもないけれど、しんどさを客観的に測る器械がないかぎり他人とは比べようもない、ゆえに今ある自分の痛さに支配されっぱなしの感情。せめてしんどい度の単位だけでもつくってみるかと考えるも、イカした案など思い浮かばずさっそく挫折、やっぱ人生はままならなさげ。

昔なにかで読んだか聞いた、
『人の悩みには2種類しかない、ひとつは思い悩んでもどうにもならないこと、もうひとつは悩まなくても時間が解決してくれること』さすが達観しているが、そこまで言うなら日々身をよじるほかない愚者の行き場を教えてくれぃ。

って情けないほど悲愴感欠けまくり。しんどい度なんか測らなくても結局その程度の落ちぐあいってことなんだろう。腹五分でもちゃんと食えてるし眠れてもいるなんてゴキブリ並みの生命力、父よ、あなたが0型でよかった。

困ったときは助けを求め。どうしたら強くなれるのかと友に問えば、ある人は強くなりたいと思っているから強いのだと。ある人は演じる自分を受け容れて開き直れと。またある人は、悩みながらでも弱いままでもいいからとにかく前へ進めと云い。
信念や美学は個々の経験が透けて見えるようで美しくも頼もしい。私はつくづくよい仲間に恵まれている、弱音は吐いてみるもんだ。

つまりはこうして書きなぐり、吐き出しながら確認することが私にとってのカタルシスらしい。さらしてけなして開き直り、認めて赦す一連の独り作業、大人なひとなら自分の精神世界で消化できるのだろうが、稚拙なオイラは指先通していちいち文字にしないと認識できない旧型脳。その証拠に暗算ニガテ。その証拠にちょっぴり浮上。なーんだサッサとこうすりゃ良かった、脳ってわりとバカなのね。いや私か。

昼間は暑さが続いているけど朝晩の空の高さはすっかり秋の気配、もうすぐ夏も終るだろう。秋の始まりから年末にかけて私の一番好きな季節がやってくる、ひんやりとした朝の空気が心底待ち遠しい。
 



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