「留学生の学生生活」なんてのも、今ではたくさんの留学体験記が書かれているので とりたてて詳しく記述する必要はありませんが、私の経験から何点か 述べたいと思います。
授業の登録
MUを参考にさせていただくと、授業の登録は早期登録と通常登録があります。 早期登録は来期も通学予定の学生を対象にしたもので、 前学期の大体期末試験期間前後に行われます。 通常登録は学期開始日の約2〜3日前から始まります。 この場合は、新入生や早期登録をしなかった学生を対象にしています。大学院レベルの学生の場合は、登録前に学部のアドバイザーと 「登録する科目や卒業までのスケジュール等」の相談をします。 その後、アドバイザーから学部長又はアドバイザーのサインの入ったコンセント (登録同意書)及び所定の登録申込書をもらうので、それに必要事項を書きこみ、 それらを持って大学の指定した場所に行き、係員に頼んでコンピューターにデータを登録してもらいます。
MUの場合は電話で直接登録ができます。学生番号や授業コードをピッピと打ちこんで 出来上がりです。こっちの方が簡単で手間がかからないのですが、 私は英語が苦手なので毎回わざわざ前者のコンピューター登録の方をしています。
宿題
「アメリカの大学での宿題は大変」という事はよく言われています。 確かに、日本の大学では経験しなかった膨大なリーディング・アサインメント (読解)、リサーチ・ペーパー(研究論文)及びエッセー(小論文)がひっきりなし に出されます。しかし、そう毎週宿題が出るわけではなく (確かに出てるクラスもありますが、3日徹夜してもできないものはありません)、 読解も要領良くやればさほど大変なものではないと思います。 例えば教科書のイントロダクションは飛ばすとか、段落のタイトルを押さえながら 初めに一通りざっと全体に目を通して必要な個所に線を引くぐらいでいいと思います。 決して本を暗記するわけではないので「この章(又は段落)で筆者は何が言いたいのか (又はこの章では何をトピックにしているのか)」を押さえ「それに対する自分の意見 (又は自分なりの理解)」を持っておけば十分だと思います。 どうせ、我々はレーニンみたいに超がつくぐらい暗記力が良いわけではないのですから。
「初めから最後まで読んで、読み終えるころには何が書いてあったか全て忘れてる」 じゃ時間の無駄ですし。要は「宿題は手を抜こうを思えばいくらでも抜ける」ということです。 じゃないとフルタイムの仕事に就いている学生とか大変ですって。今までの私の成績が 人並みぐらいはあることを考慮すると、あながち上記のようなやり方が間違っているとは思わないのですが・・・・。 (まあ、私の場合は日本で勉強していた範囲が授業によく出てくるだけだからかもしれませんが)それにしても 自分の意思でこっちに勉強しに来たんですから、勉強するのが当たり前ですよね。 好きでこっちに来たんですから。 たとえ勉強が大変だとしても、それは自分の責任であって・・・・偉いとも何ともない し、嫌ならやめればいい ・・・・と考えるのは私だけでしょうか?
試験
大体どのクラスも中間試験と期末試験があります。 毎月又は特定の日にそれまでの復習テスト(小テスト)を行うクラスもあります。 ある授業で初めて「ポップクイズ(抜き打ちテスト)」を受けたこともあります。結果は散々。 あの時は本当に「ポップ(驚き)」でした。それも悲しい意味の・・・・です。 各々の試験日は 授業初日もらうシラバス(授業内容の詳細な説明書)に決められていますが、予定は未定であって 、よく変わります。大学院レベルではリサーチ・ペーパー(研究論文)の提出日が 中間試験と期末試験の間の週ぐらいに設定されています(クラスや学部によって違いますが)。 リサーチ・ペーパーには、個人で行うものと、グループで行うものがあります。
思えば、ある授業でリサーチ・ペーパー25ページを1週間で仕上げなければなら なかった時もありました(あの時はさすがに大変でした)。また、あるクラスでは、 グループ(計4人)で30ページのレポートを作成したのですが、 提出期限日2日前にいろんな要因が重なってメンバー同士が喧嘩してしまい、 仲直りしてもらおうと大学内を駆けずり回った時もありました (あの時はみんな本当に頑固で大変でした)。今となればいい思い出(?)ですが……。 何となくこれからの国際関係における日本人の役割みたいなモノが分かったような気がします。
インターネット
大学が授業料の他に「コンピューター費(名称は何であれ)」 を請求している場合は、大学がプロバイダーになっているケースだと思います。 その場合、大学内のPC関係のオフィスに行って「ログイン・ネーム」と 「パスワード」を得れば、学内のコンピューターラボからだけでなく、 自分の家のパソコンからも自由に、そして(日本と比べると)タダ同然で インターネットがつなげると思います(じゃないと、そう簡単に学生の 身分でホームページなんて作れませんて)。自分のパソコンから大学に接続したい場合は、ダイアルアップ接続をクリックし、 大学からもらった自分の「ログイン・ネーム」及び「パスワード」そして 「電話番号(PC担当のオフィスに聞いてください)」を打ちこめば、はい、接続です。
学生寮
私は1年間学生寮に住んでました。今はアパートでルームメイト (日本人)と部屋を共有しています。大学の学生寮は本当にピンからキリまであります。 「アニマル・ハウス(動物園:毎晩飲み会がどこかで行われている」と呼ばれているところや、 逆に人気がないぐらい静かな寮もあります。後者は大体のところ大学院生又は 21歳以上の学生用の寮ではないでしょうか。各々の寮にはそれぞれ独特の雰囲気があります。学生寮は本当にいろんな人が集まります。「上半身裸で廊下を歩く」 「裸足で廊下を歩く」なんて全然普通です。「廊下で野球をしてた奴」 「廊下でフリスビーしていた奴」「ルームメイトが部屋にいるのに彼女と××していた奴」 「ルームメイトを無理やり追い出して彼女と××してた奴(そのルームメイトは部屋の前で待ち惚け)」 「ラップをいつも大音量で聞いていた奴」「隣の部屋のうるささに怒って 木製バットを持ってその部屋に怒鳴り込んでいた奴」「ドアを開けてエッチビデオを大音量で見ていた奴」 「宅配ピザのゴミがドアの前に山積みになっていた奴」 「部屋に閉じこもってしまっている奴」「いつのまにか消えた奴」 「男性シャワー室から髪を拭きながら平然と出てきた奴(女性)」 「だれかれにかまわず金をせびっていた奴」「15分以上友達の部屋の前でドアをノックし続けていた奴」 「いつも酒臭い奴」「いつもマリファナ臭い奴」等などいろいろです。 今住んでいるアパートはそれに比べると本当に静かで良い所です。 ……確かに、あの寮時代は面白かったといえば面白かったんですけどね。