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青葉賞(平成13年4月28日)
東京競馬場・芝2400m・馬場良
毎年、皐月賞に出れなかった組・もしくは回避した組が出走するのがこの青葉賞である。今年はGUにもなって、少しはレベルの向上が見られるかと思った。しかし、昨年と比べて全くレベルの向上が見られないレースとなってしまった。その原因はというと、まずルゼルという実力馬が逃げをうったにも関わらず、どの馬もついていかなかったこと。そして、ダイイチダンヒル・チアズブライトリーといった実力馬がダービー出走を確実にしてたため、大した仕上げを施していなかったことが挙げられる。結局、逃げ馬・先行馬のワンツーフィニッシュとなってしまった。1着のルゼルだが、この馬は本来逃げ馬ではなく差し馬。それでも逃げをうったのには、気性に難があるからだ。おそらく、本番のダービーではこの馬は控えることであろう。控えると、その近辺には絶対にアグネス・ジャングルあたりがひしめいているはず。末足勝負だとこの馬はきついだろう。それを考えると、セイウンスカイがダービーでとった戦法をとってほしい。あわよくば、逃げをうってほしいところ。その辺は本番で騎乗する鞍上の判断次第だ。2着に入ったプレシャスソングだが、400万の身であるにも関わらず、よくあそこまで伸びたものである。だが、血統の裏づけがないとあそこまで持ってくることはできまい。この馬はサンデー産駒にして、いとこにスペシャルウィークを持つという超一級品の血統なのだ。しかも、母父のナイスダンサーは、産駒にナイスネイチャがいるようにスタミナを備えたスピードを伝える。もし、このレースの中で今後台頭するとすれば、この馬であろう。まだキャリアも浅いため、今後のレースに期待である。調教次第では、ダービーで穴に一考するのもありだろう。他の馬に関しては、まだまだ力不足。ダイイチダンヒルに関しては、もうちょっと前で競馬をしてほしいし、チアズブライトリーに至ってはまだインパクトが足りない。同じ厩舎のダンツフレームの方が、まだましな方だ。アドマイヤセレクトも、セレクトセール1番馬にも関わらず大きく期待を裏切っている。やっぱり、馬というのは金で走るもんじゃないんだなということに気づかせるレースだった。来週はプリンシパルS(ダービートライアル)がある。おそらく、ダイタクバートラム、コイントス、ミスキャストあたりが参戦してきそうだが、やっぱりこの面子だとミスキャストに圧勝してほしい。あとコイントスあたりが成長していれば・・・。