シルクロードS(1224日)

京都競馬場・1200m・馬場良

 

 トロットスター。この馬は何気にオープン馬になったという経歴の持ち主である。だが、この馬は昨年の安田記念で5着に入ってから変わった。それ以来掲示板も外したこともなく、前走のCBC賞でGU制覇してしまった。おそらく、この馬は1200m〜1600mを安定して走ることができるマイラーなんだろう。僕の中ではそういう位置付けがなされている。でも、なんだろう・・・、トロットスターという馬にはスプリンターやマイラーという言葉では片付けられない、そういう雰囲気を感じる。折り合いさえつけば、どんな距離でもいけそうな感じがする。この馬から繰り出される末足は、今年のGTをにぎわしそうだ。相手は、当然CBC賞4着のタイキトレジャーだ。この馬は、重賞級ではあるが、どうもGT級という感じがしない。現に、前走トロットスターに負けている。その点を考えると、勝負付けはもう済んでいるような気がしてならない。他は、ツルマルザムライという馬がいる。この馬は1600万下でくすぶっている馬である。だが、ふとしたときの末足は条件下と思えない、そんな脚質を見せるのだ。しかも、アンバーシャダイ産駒の5歳馬だしこれからである。この他にも、テネシーガールやダンツキャストなど、重賞級の馬が目白押しだ。

 いざレースである。やはりテネシーガール・ダンツキャストが行く。タイキトレジャーは好位につける。トロットスターは8番手あたり、やや後位である。トロットスターにとっては、久々のレースのためやや忙しいかと思った。現に、最終コーナー回っても、全く上がる気配がない。ここで、タイキトレジャーが待ってたとばかりにスパート。他を引き離しにかかる。これにつく馬はツルマルただ1頭。だが、ここからが違った。なんと、内をついてするすると上がってきたのは、なんとトロットスターだった。道中あんなに苦しそうにしていたのに?おそらくかわせないと思った脚はタイキトレジャーを一気にかわし、そのままゴールしてしまった。2着タイキ。3着ツルマルの順だった。

 こちらも強い!ただそれだけしか言葉が出なかった。上がり3ハロンは34秒2。破格の時計である。おそらく、これで高松宮記念は1番人気必至であろう。この馬の真髄は、追ってバテない所にあるのではないだろうか。得てして、こういう馬はGTをいくつもとるものだ。この馬には、タイキシャトル並みの勝負根性を感じる。今年のスプリント路線は、この馬中心に考えたいものだ。2着のタイキトレジャーは、レース自体はうまいものの、やはり力負けという印象が否めない気がする。3着のツルマルザムライは、今年一杯の動向に注目しなければならないと思う。今の完成度からいくと明らかに、トロットスターには勝てないが、でもこれから身がしまることを考えれば決してGTを取れないことはないと思う。今後に期待したい1頭である。

 昨年のスプリント路線、あえてアグネスワールドを中心にして予想をしたが、何となく納得できなかった。今回のレースで、今年はトロットスターで大丈夫だろうという気になれたかも。まあ、僕の予想にのってぜひトロットスター−ツルマルザムライという馬券を買ってみては?おそらく、30倍はつくでしょう。(笑)

 

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