高松宮記念(13年3月25日)

中京競馬場・芝1200m・馬場良

 

トロットスターはやはり強かった。昨年の同コースで行われたCBC賞で、後方一気をぶちかまして圧勝して以来、今年のスプリント路線はこの馬で決まりかなと思っていた。実際に、最後の直線にて先頭に踊り出たブラックホークを堂々と大外から差し切った。おそらく、この馬は距離が伸びた安田記念でも同じような脚を使えるのではないだろうか。父ダミスターという血統は、代表産駒もあまりおらず本馬が唯一の代表馬と言える。この馬がGTを勝ったことによって、他のマイナーたる種牡馬たちの産駒が進出する機会もこの先出てくるのではないか。2着に終わったブラックホークは、完全にトロットスターに水をあけられた形となった。年齢から言っても、この先ブラックホークがトロットスターを上回る競馬をすることはないだろう。今回、自分の予想からブラックホークを外していたのは、それも理由にある。この先、混沌としているスプリント界において、この馬が君臨し続けること自体が問題だ。おそらく、安田記念に登録してくるだろうが、この馬には距離が長い。買い目もないだろう。3着に粘ったテネシーガールは、完全に展開のあや。もう一度同じレースをやったらどうかな、という面がある。だが、この先GTではなく他のグレードレースだったら自信を持って買えるのではないだろうか。今日みたいに、好位に控える競馬さえ覚えてしまえば、幅もでるし勝ち鞍も増えるのでは。今日惨敗したダイタクヤマトだが、これは完全にマークされる立場であったため仕方がない。おそらく、直線の長い安田記念はさすがに買えないだろうが、今秋のスプリンターズSは狙い所ではないだろうか。今回、穴馬と見ていたゴールドティアラだが、これは明らかに久しぶりの芝が影響していたと思う。でも、何気に34秒7で上がってきていることを考えると、この馬の芝適性は侮れないと思う。これから先は、またダート路線に戻ると思うが、もし安田記念に出走するようであればぜひ推してみたい。

全体を総括してみると、勝つべき馬が勝って、負ける馬が負けたのではないかなと思う。でも、今回のことで競馬場の相性というのが浮き彫りになったのではないか。今秋のスプリンターSは、トロットスターの連覇というのが最大の焦点になりそうだが、その頃の中山の馬場を考えるとメジロダーリングやブロードアピールあたりが面白そうだ。

 

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