宝塚記念(13年6月24日)

阪神競馬場・芝2200m・芝良

 

 執念。ただその一言に尽きる。メイショウドトウが、初めて王者オペラオーを負かした。今回は調教の段階で、明らかにメイショウドトウ陣営の気迫が違った。勝ちにこだわっていたというか・・・。鞍上の騎乗っぷりも、まさに勝ちに対するこだわりそのものだった。スタートの時点で前に行けたドトウ、前に行けなかったオペラオー。両者の明暗はそこにあったと思う。ドトウは終始ごちゃついていない先行策、オペラオーは終始ダイワテキサスにマークされるという待機策をとった。ダイワテキサスに騎乗していた岡部騎手はオペラオーを負かす作戦を忠実に実行しているように思えた。やはり、百戦錬磨の騎手は違う。結局、外に持ち出せなかったオペラオーは後手を踏み負けてしまった。ドトウはというと、先行から最後の直線早めに抜け出しを計る。そして鮮やかに勝ってしまった。今日の競馬で、あらためてオペラオー鞍上の未熟さ・時計が早くなったときのオペラオーの脆さが露呈した形になったと思う。だが、オペラオーの敗因は明らかで修正はすぐに効くはずである。以前スペシャルウィークが宝塚でグラスワンダーに大敗を喫したが、秋に盾・ジャパンとGTを連勝した。もしオペラオーがルドルフに劣らぬ馬であるならば、盾の舞台で奮起して欲しい。その頃にはトップロードも帰ってきて、真の王者争いができるはず。勝ったドトウだが、次走はおそらくオールカマーであろう。ここで取りこぼしがあるようだと、この馬もまだまだということになる。秋にはデフェンディングチャンピオンとして、盾の舞台に臨んで欲しい。

 3着のホットシークレットだが、今日はたまたま展開がはまってしまった。でも、最後に差されてしまうぐらいだから、この馬は重賞クラスということになる。次走はわからないが、おそらくオールカマーあたりに出走するのでは??4着のステイゴールドだが、今日は展開が向いてなかったように思う。前半スロー〜後半とんでもないハイペースだと、この馬の持ち味であるジリ脚というのが発揮できない。やはり、この馬が出走するレースではある程度逃げ馬が必要不可欠。それでも4着にくるぐらいだから、この馬の力も捨てたもんじゃない。盾の舞台ではぜひ勝ってもらいたい。5着のエアシャカール・アドマイヤボスは、現段階での力はあんなもんだろう。秋までに成長できるかというのも微妙。もっと、現4歳馬にはがんばってほしいところ。

 秋の盾の話になるが、◎はやはりオペラオーで変わらない。○はドトウ。良馬場なら、スティンガー・トップロードあたりも抑えておきたいところ。クロフネあたりが出走してくれば面白いレースになるのでは。出走すれば単勝クロフネ一点でしょう。

 

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