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チューリップ賞(13年3月3日)
阪神競馬場・芝1600m・芝良
昨年はここで1番人気になったチアズグレイスが大凡走。人気が落ちた桜花賞で、実力馬マヤノメイビーと穴をあける。このレースで心配したのは、1番人気になるであろうテイエムオーシャンの仕上がり具合であった。ここは別に負けても構わない仕上げでもよかった。馬体重はなんとマイナス2キロ・・・。陣営の並ならぬ気合伝わってくる。負けられない・・・、それがひしひしと伝わってきた。現に、この馬が負けたのはタガノテイオー(朝日杯2着後予後不良)、ジャングルポケット(札幌2歳、共同通信杯)だけだ。牝馬に関しては負けたことがない馬だ。分この馬の血統は父ダンシングブレーブ、母父リヴリア(主な産駒にナリタタイシン)である。血統から分かるのは、並ならぬ気性と勝負根性を持っていること。強い馬の条件とは2種類ある。自分の中では賢い馬と爆発的な勝負根性(これは気性ともいえる)を持った馬だと解釈している。前者の代表はテイエムオペラオー、後者の代表はシンボリルドルフだ。しかし、このレースでは思わぬ成長ぶりを見せた。なんと2番手でがっちり折り合ったのだ。そして、鞍上の左ステッキ1発・・・。みるみる開いた差は4馬身。昨年12月からまた2馬身離れてしまった。この馬はもっと成長するだろう。キングヘイロー(父同じ)が6歳で高松宮記念を勝ったように。この馬には、牝馬3冠を成し遂げる力がある。桜花賞当日・・・雨さえ降らなければ。
参考:チューリップ賞〜桜花賞(オークス)のローテーション
アドラーブル(1着〜オークス1着)
ニシノフラワー(2着〜桜花賞1着・・・スプリンターズS1着)
ベガ(1着〜桜花賞1着〜オークス1着)
ダンスパートナー(2着〜オークス1着)
エアグルーヴ(1着〜オークス1着・・・天皇賞・秋1着)
メジロドーベル(3着〜オークス1着〜秋華賞1着・・・エリ女2連覇)
ファレノプシス(4着〜桜花賞1着〜秋華賞1着・・・エリ女1着)
エイシンルーデンス(1着・・・・・・中山牝馬S1着)
チアズグレイス(10着〜桜花賞1着〜オークス2着)
結論・・・阪神3歳Sを好走〜チューリップ賞凡走〜桜花賞大駆けという図式が成り立っている。なおチューリップ賞は勝つに越したことはない。フィリーズレビューとの関係だが、こちらの方が1ハロン長い分、有力馬が叩き台として使いやすい。今年の場合は、鉄板馬(強い馬)がいたためフィリーズレビューとアネモネSにメンバーが集まった。