peace movement アピール 「無法で非人道的なイラク戦争は許せない」「世界の平和のルールを守りたい」−−私たちはそんな思いで、「4・19ピース・ムーヴメントーー全国学生平和大集会」をひらきました。全国への呼びかけは瞬く間に広がり、4月4日の時点で51人だった呼びかけ人は、集会当日の19日には115学園416人以上になりました。  この数週間の間に、イラク戦争の情勢は大きく変化しました。米英軍のバクダット占領がマスコミに大きく報じられたけれども、学生のなかでは、「戦争はぜったいに許さない」「これからどうすればイラクでの平和がつくれるのだろう」という声があふれています。一部には、「結局戦争をとめられなかった」という悲痛な声も聞かれますが、私たちは、そういった学生にも声をかけ、一緒に学びながら運動を進めてきました。  私たちは、学ぶなかで、「このイラク戦争がどんな終わり方をしても、アメリカの犯した無法な戦争を許すことはできない」、という思いをつよめてきました。米英軍が罪のないイラクの市民を大量に殺害し、人類が築き上げた平和のルールを踏みにじったことを、私たちは認めることはできません。  今でも、米兵による市民への発砲をTVや新聞の報道で見ます。不発弾で遊んだ子供が吹き飛ばされるニュースを見ます。ブッシュ大統領は「民主化」を口にしますが、今行われているのは、米英軍による平和のルールをやぶった戦争のはての、無法な軍事統治なのではないでしょうか。  また、ブッシュ大統領は今、シリア、イラン、北朝鮮などを名指しにして、軍事力を背景にした圧力をかけています。戦争は終わったどころか、これからさらに拡大されようとしています。私たちは未来をになう日本の学生として、黙って見ていることはできません。  かって、平和を築き、人類に幸福をもたらすはずの学問や研究が戦争のために利用され、人類を絶滅の危機に陥れる大量破壊兵器を生み出しました。戦前の日本では、学生は、銃を握らされ命を落としました。私たちはもう二度とこのような悲劇を繰り返したくありません。 私たちは求めます。  アメリカ政府は国連を中心とした平和のルールを守ることを。イラクの復興も米英軍の軍事統治ではなく、国連中心でなされるべきです。  日本政府が、米英の無法な戦争の支持を撤回し、憲法9条をもつ国として、国連中心のイラク復興支援のために力を尽くすことを。  国際社会が互いを尊重し、なにごとも話し合いで解決することを。  私たちは全国の学生に呼びかけます。  イラク戦争がなぜ起こったのか、戦争の中で何が行われたのか、罪のない子供や女性をはじめとする市民を犠牲にする戦争が、本当に平和を作り出せるのか、よく語り合い、平和の声を上げていきましょう。日本の学生にとっても大事な問題です。今日本の政府はこうしたイラクで行われたような戦争に日本が協力していく体制作り、法制作りを進めているからです。  未来に生き、平和を求め学ぶ学生として、戦争を「しかたがない」とあきらめるのではなく、どうしたらなくせるのか、私たちに何ができるのかを、ともに考えていきましょう。  自分の学園で多くの仲間とピース・ムーヴメントを起こし、行動していきましょう。 2003年4月19日 ピース・ムーヴメント参加者一同