では、どんなバイトがあるのでしょう?
■学校・労働局の許可(語学学校は不可)のいるバイト■
-
学内でのバイト−大学内の図書館やカフェテリアで働く。
週20時間まで。時給6〜7ドル。
ただし、「9ヶ月以上、真面目に通学してマトモな成績を取っている」
とアドバイザーが認めて許可した学生に限る。時給は安いが、公立大学では皆がお金が欲しいので、学内アルバイトさえ取り合いの場合もある。
-
Curricular Practical Training−受講している教科目の実習を目的としてキャンパス外で就職する。大学・大学院在学中に専攻に関連した分野に限り、International Student
Advisor と学部の許可を受けた上で、12ヶ月未満の就労が許可される。フルタイムでの就労が12ヶ月を1日でも超えると、次のOptional Practical Training
ビザで働ける資格を失う(週20時間までのパートタイムならば継続は可)。労働局の許可は不要。就職先は、教授に紹介して貰えなければ、自分で見つけるしかない。
-
Optional Practical Training−いわゆるPTビザ。受講プログラムが1〜2科目で卒業という学期、またはプログラム終了後、その14ヶ月以内に最長12ヶ月の実習を受けることができる。Curricular Practical Trainingの実習を12ヶ月以上受けた外国人学生は不可。通常、大学を卒業後に利用するケースが多い。大学・大学院の最終学期(未履修科目が1科目以下の場合のみ)以降、または卒業後、International Student
Advisor
を通じて移民局へ申請を行うと、労働局から1年間のみ有効の労働許可証が発行される。労働可能な職種の限定はなく、どのような職種ででも働ける。
このビザは職種の規制がないので、人材紹介会社や日系新聞の求人欄を利用すれば就職先を見つけやすい。事務職は時給10ドル〜15ドル。IT職で時給15ドル〜40ドル。フルタイムの年収は職種によって異なるが、新卒・経験なしの事務職では、20,000〜28,000ドル(税込み)が一般的。
-
経済的困窮の留学生−正当な理由で移民局から特別許可を得た留学生のみ、週20時間の労働が許可される。職種は限定されない。
..........「親が病気になって予定していた仕送りがなくなってしまった」
..........「為替レートの変動ために貯金が目減りしてしまった」
とか様々な理由をこじつけて、移民局から許可を得た留学生もいる。
だが、許可が下りるかどうかは神頼み。
注)
学内アルバイトや夏休みのインターンは、留学生ではなかなか取らせて貰えない
ソーシャル・セキュリティ番号を簡単に申請できる、という利点あり。
(ソーシャル・セキュリティ番号とクレジットカードは、入手できる機会があれば、
すぐさま入手しておくこと。)
■アンダーグラウンドの現金バイト■
-
日本食レストランのウェイトレス−サバイバル学生の殆どが経験している仕事。
チップ制の場合、1日20〜150ドルと収入が変動する。最初は貰ったチップのうちの50%程度しか支給されない店が多い(能力と共にチップ率は上昇する)。日本人客が多い店は時給制もある(時給10ドル〜)。
ミッドタウンの駐在員御用達の店を除くと、少しは英会話が出来ないと雇って貰えないが、日系新聞の求人欄で常時募集があるため、比較的探しやすい。
拘束時間は、ランチ:午前11時〜午後3時、ディナー:午後5時〜午前12時(午前4時までの店もあり)。
-
日本食レストランのメートルディー−メニューを持って、客を入り口から席まで案内する。時給7ドル〜。ある程度の英語力が必要。拘束時間はウェイトレスとほぼ同じ。
-
ピアノバーやカラオケバーのホステス−駐在員相手のホステスなので英語は殆ど必要ない。日給80ドル〜。
拘束時間は、午後7時〜午前4時(店により終業時間は異なる)と遅いのが難点。日系新聞の求人欄で常時募集あり。
-
貿易会社の検品・梱包係−日本へ輸出する荷物の検品等の力仕事や内職風の仕事。英語は殆ど必要ない。時給5ドル〜。希望者が多くクチコミで決まることが多い。運が良ければ、掲示板の張り紙に当たる。
-
引越会社の梱包・積降員−駐在員が異動する春から夏に掛けてのみの期間限定が多い。日系新聞に求人が出る。時給10ドル〜。英語は必要ない。仕事は不定期で、半日から丸1日拘束される。
-
日系土産物屋の店員−日本人旅行者相手の土産物屋。英語は必要ないが、給料は余り高くない。開店時間は午前10時〜午後8時くらい。
-
日系旅行会社の下請けガイド−日本人観光客の空港送迎、ガイドなど。時間は不規則で出来高払い。バイトは早朝・深夜など普通の人が嫌がる時間帯を回されることある。時給の場合は15ドル〜。運転が出来れば空港送迎の仕事は多い。日系新聞の求人欄にたまに募集あり。
-
日系企業への弁当配達−クイーンズ区の工場で配膳を手伝ったあと、ミッドタウンやウォール・ストリートの日系企業へ地下鉄で弁当を配達/販売に行く。かなりの力仕事なので男性が多い。弁当1つにつき1ドル程度の歩合制。
拘束時間は朝8時ごろ〜昼1時ごろ(または売り切れる)まで。
-
日系リムジン会社の配車係−マンハッタン内、クイーンズ区にある日本人向けリムジン会社で無線配車の手配か、客からの電話応対を行う。ニューヨークの地理に詳しい方が望ましい。客の殆どは日本人なので英語は余り必要ないが、中国人・韓国人の運転手が多いので配車先の指示は英語が主になる。時給8ドル〜。24時間体制で3交代制。夜のシフトは時給が少し上がる。体力的にはラクだが、雑多な労働環境なのでストレスも多い。
-
日系ビデオ屋−ミッドタウンにある日系ビデオ屋の受付やラベルつけなど。時給7ドル〜。他にマンハッタン内の日系企業へビデオを配達して回る男性向きの力仕事もある。拘束時間が夕方の数時間と短い。歩合制。
女性が最も見つけやすいバイトはウェイトレスだと思います。従業員用の食事も出るので食費も浮きます。
しかし、見た目は簡単そうでも、かなりの重労働。
客が多い店、料理の値段が高い店ほど稼ぎが良いのは当たり前ですが、1日100ドル以上を稼げるような高級寿司屋はそれほどありません。
そして、アメリカで、ウェイトレスはサービス業なので、ただ料理を運んでいるだけではチップを多く貰うことはできません。
それなりの個人的な営業努力が必要です。
また、店を牛耳っている板前たちは古いタイプの男性が多く、泣かされることもしばしばです。
ホステスは「若い女性」という条件さえクリアしていれば、プロの水商売のノルマもなく、気軽に働けて給料が高いのですが、帰宅が遅いことがネックです。
「朝起きられずにサボり続け、大学は出席が厳しいためにキック・アウト」という話もよく聞きます。
授業が半日しかないESLなら何とかこなせても、ノルマの多い大学の授業と両立するのはかなり困難でしょう。
また、仕事柄、日本人としか会う機会がなく、英語との接触が少なくて、「何年アメリカに居ても英語が話せない」という状況に陥る危険性は高いです。
「夏休みなど短期間に授業料を稼ぎたい」という人には向いているかもしれません。
客商売に向いていない人は、引越などの力仕事をするか、特技を生かすしかありません。
「PCのトラブル・シューティングができる」「ネットワークを扱える」などコンピュータ関連の特技があれば、違法バイトでも雇ってくれる会社はあります。
ただし、ワードやエクセルが少々出来る程度では、事務職すら見つけるのは困難です。