集中豪雨災害復旧リポート(2000/09/18)
9月15日(金)敬老の日
名古屋市の西区中小田井に住むはげぽんの中学、高校時代の友人の『えーじ』が、9月11日から12日にかけて
名古屋を襲った集中豪雨の被害をまともにくらい、この日は朝から災害復旧のためにお手伝いに向かいました。
『えーじ』は、結婚披露宴のケーキを中心に製造する従業員4,5名の小さな会社を経営する家の
長男で、現在は、実質的にはこの会社を切り盛りする人なのである。今回の集中豪雨で、『えーじ』の住まいの方は、
マンション9Fなので直接的には被害を被っていないが、マンションのすぐ近くの工場が大打撃を食らったのである。
集中豪雨時の『えーじ』からのお話をまとめると、
火曜日の夜中の3時に「新川の堤防が決壊しました!」というアナウンスが聞こえ、マンションの窓から下を見ると
路上に止めてある車のタイヤ程度の浸水だったのだが、1時間もするうちに車は屋根しか見えなくなり、電気、ガス、水道、電話
が不通になり、陸の孤島と化したのであった。唯一、携帯電話が使えるのだが電池がなくなれば終わりである。
この時の『えーじ』は、「工場はちょっと道路より高いし、シャッターは2重なので、もしかしたら工場は大丈夫かも?」
と思っていたのである。
陸の孤島と化した『えーじ』家は、火曜日の午後1時くらいに、脱出を考え自衛隊のボートで
奥さんと4歳、2歳の子どもの4人と自衛隊員2名の6名で、1キロ近く離れたところまで送ってもらったのである。
『えーじ』の実家が近くにあるので、とりあえず実家まで戻ったのである。
翌日は、まだ工場には近づけず、翌々日の木曜日にやっと水も引き、工場のシャッターを恐る恐る開けると、もしやという
淡い期待は裏切られ、泥まみれになった工場内は悲惨な状態であった。大きな大きな業務用の冷凍庫は斜めに倒れかかり、
ケーキを詰める箱はどろどろになり、事務所の机や椅子も散乱してこの世の終わり状態でした。被害状況をざっとまとめると、
車2台浸水(屋根までのため、廃車)、工場での機械、エアコン等々約2,000万円ってとこです。
『はげぽん』も、この中小田井地区に入ってテレビの映像でなく、自分の目で実際に町をみると想像以上に
被害の状況はひどいなぁと感じました。まず、道路に止まっている車、すべて廃車でしょう。セダン系は車すべて
が泥水につかった様子で、どの車も茶色なのである。この辺りは結構新しい住宅も多く、それらの住宅の前の
ゴミ、ゴミ、ゴミ!恐らく、電気製品はすべてぱぁーでしょう。町全体が、ほこりっぽいのに加え、異臭も漂っています。
『えーじ』の工場はというと、作っているものがケーキだけに、壊れた冷凍庫のなかのケーキが腐り、目が痛くなるような
臭いで、あまり長いこと中にいられない状態でした。とにかく、工場内のものはすべてゴミ、処分するしかないのである。
午前中は5名で、午後からは10名くらいで、とにかく工場からのゴミを搬出したのであった。夕方6時くらいには
ゴミ出しの方は目途がつき、この日はとりあえず作業終了。『はげぽん』は、次の日の土曜日、日曜日は、都合があり
お手伝いはできないので非常に心苦しいが、とりあえず、ゴミ出し作業には役に立ったかも!ただし、工場が稼働す
までには、まだまだ多くの時間を要すると思われます。
『えーじ』、がんばれ!!
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