| ◆裁判員制度 | |
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司法制度改革の一つである裁判員制度は、"司法の決定に大きな影響がある市民をそこから排している現状の訂正"を理念とした、市民の司法への参加制度である。諸外国の陪審制度と比べると、人数・刑事専門・裁判官との参審的役割分担などの点で違いがあるため、「裁判員」という名称となった。 2001年6月に「閣の司法制度改革審議会」で提起されたこの制度は、2004年予定の「裁判員制度」法律制定をはじめ、数年の準備期間の後に実施される方向にある。 今回の自主講座は、この制度を先取りにシミュレートしてみよう、といったものである。 |
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| 各回の テーマ と 内容 | |
| 第1回 「裁判員制度概要1」 |
日弁連制作の裁判員プロモーションVIDEO 『裁判員 〜決めるのはあなた〜』 を1/2鑑賞(公判1日目終了まで)。 |
| 第2回 「裁判員制度概要2」 |
前回に続いて、ビデオの残りをみる。 その後、ビデオの感想・疑問点など考える。 |
| 第3回 「模擬裁判開始 (冒頭手続き)」 |
裁判員を体験するにあたって、裁判の流れ・刑事訴訟法の必要知識を少し講義。 裁判員団の構成後、さっそく模擬裁判の開廷。 扱う事件は強盗殺人の共犯。人定質問・起訴状朗読等の冒頭手続きの後、検察側の立証として犯行の再現劇を行う。 |
| 第4回 「検察官立証」 |
被告人二人分の供述調書・現場見取り図・証拠関係カードなど、多くの書類を配布。 検察官が立証を始める。証拠関係カードに沿って、大まかな部分を指摘。 |
| ここで、秋休み(10/30)を利用して、裁判傍聴@東京地方裁判所 | |
| 第5回 「証人尋問」 |
検察側の証人尋問と弁護側の反対尋問+現場検証の結果報告。途中、被告人から証人に対する尋問(?)も入った。 |
| 第6回 「被告人尋問1」 |
被告人の1人目に対して検察官、裁判長、弁護人のそれぞれが尋問。 |
| 第7回 「被告人尋問2」 |
2人目の被告人に対して裁判長、弁護人のそれぞれが尋問。 |
| 第8回 「検察官、論告求刑」 |
検察官が論告要旨を読み上げ、無期懲役を求刑する。これまでの主張をまとめてアピール。 裁判員は総合的に評議を始める。 |
| 第9回 「弁護人、最終弁論」 |
弁護人が最終弁論要旨を読み上げる。 弁護側が用意した補足的な別冊プリント(供述の変遷をまとめたもの)は実際のより厚い出来とのこと。 |
| 第10回 「評議」 |
事実認定・自白の信用性といったような判決を導く為の事項を考える=ひたすら話し合う。 有罪・無罪の決めた方の判決理由を考える=ひたすら話し合う。 |
| 第11回 「判決+α」 |
裁判員団がそれぞれの判決を発表。ほどんどの班が無罪判決という感じ。一通り終わったところで実際の判決文(有罪)を配布。 そこで今回取り上げたケースのモデルとなった事件の実際の被告人の方が登場。当該事件担当の弁護士の方も加わり、ゲストスピーチ&質疑応答。 |
追記:
2004年8月20日 に今回の自主講座で扱ったケースのモデルとなった事件の現地調査会がありました(年1回程度の頻度で行なわれているそうです)。
当日は当事者の方と地元の応援団の方々に混ざって,事件があった季節・場所・時刻で,各証言の検証を行ないました。
現況は,2005年の再審決定に向けて,いろいろ進めているようです。
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