ACLSにおける不整脈のみかた  
 
 
 

ACLSにおける不整脈に対するアプローチ方法を以下に述べます

1. まず心電図とパルスチェックにより4つの致死的不整脈をrule outします

 1-1. パルスチェックで脈を触れない場合:

 →4つの致死的不整脈を考える

  @ 心室細動(VF)

  A 伝導収縮解離(EMD)

  B 心室静止(Asystole)

  C 脈のない心室頻拍(Pulseless VT)

 1-2. パルスチェックで脈を触れる場合:

 →2. に進む

 

2. 心拍数をチェックします

 2-1. 60〜100 正常域:

 →緊急の場合ではとりあえずよい

 2-2. <60/分 徐脈:

  @ 洞徐脈

  A 房室ブロックなど

  ※とくに房室ブロック(MobitzU型、三度房室ブロックを見   抜く)

 2-3. >120/分  頻脈:

 →3. に進む

 

3. リズム(R-R間隔)の乱れの有無をみます

 3-1. ある場合:

  @ 心房細動(Af)

  A 期外収縮の混在した頻脈

 3-2. ない場合:

 →4. に進む

 

4. QRS幅の拡大の有無(>0.12秒)をみます

 4-1. 狭い場合:

  @ 上室性頻拍(PSVT)

  A 心房粗動(AF)

 4-2. 広い場合:

  @ 心室頻拍(VT)

  A 心室内変行伝導を伴うPSVT、AF