ACLS薬物マニュアル  
 
 
 

ACLSで用いる薬物の使用法

ACLS勉強会編集−

※当然のことながら心停止時に以下の薬物を用いるときは、生理食塩水20mlで後押し+上肢挙上のこと!

1. エピネフリンepinephrine

ボスミン 1A=1mg/1ml(1:1,000)

投与量:1mg静注 35分毎に

気管内投与可能:LANE

 

2. 硫酸アトロピンatropine sulfate

硫酸アトロピン 1A=0.5mg/1ml

投与量:1mg静注 35分毎に

(極量 0.04mg/kg (3mg6A))

気管内投与可能:LANE

 

3. リドカインlidocaine

キシロカイン(2%) 1A=100mg/5ml

キシロカイン(10%) 1A=1,000mg/10ml

※一回静注用は2%キシロカイン!

投与量:@VFのとき、初期量 1.5mg/kg静注、35分後に1.5mg/kg静注 (極量3mg/kg−初期量の2)

AVT,PVC,wide-QRS tachycardiaのとき、初期量 1.01.5mg/kg静注、510分毎に0.50.75mg/kg静注 (極量3mg/kg)

気管内投与可能:LANE

 

4. プロカインアミドprocainamide

アミサリン 1A=200mg/2ml

投与量:2030mg/分で投与して以下のことが起こるまで

  @ 不整脈が止まるまで

  A 血圧が下がるまで

  B QRS50%以上延長するまで

  C 極量17mg/kg(70kgの人には1.2g) 1,000mg

作り方:アミサリン1A=200mg/2mlを生理食塩水18mlに希釈(10mg/ml)し、2ml/分で静注する

 

5. 硫酸マグネシウム magnesium sulfate

マグネゾール(10%) 1A=2g/20ml

投与量:12g12分かけて投与する。

 

6. ベラパミルverapamil

ワソラン 1A=5mg/2ml

投与量:初期量 2.55mg12分かけて静注。引き続いて510mg1530分毎に投与。極量は30mg(6A)

血圧低下に要注意!

 

7. ATP adenosine triphosphate disodium

アデホスL 10mg20mg40mg

投与量:初回量 10mgbolus投与、20ml生理食塩水で後押し。反応が12分でみられないときは、20mgbolus投与。また12分待って3回目の20mgbolus投与。3回まで。

 

8. ドパミンdopamine

イノバン2% 5ml1A=100mg/5ml

キット製品名:カタボンLow 0.1% 200ml

カタボンHigh0.3% 200ml

投与量:5γ(µg/kg/)で投与するとき

 ドパミンのキット製剤 0.1% 200ml

体重(kg)×0.3ml/時間で投与。

 

9. ジギタリスdigitalis glycosides

ジゴシン 1A=0.25mg/1ml

投与量:初回 0.250.5mgゆっくり静注

        30分後に0.25mgゆっくり静注

※低K血症のとき注意!