救急医療の概略  
 
 
 

救急医療の概略

1. 救急医療システム

@ 初期(一次)救急医療:

比較的軽症な患者の診療(手術・入院を要さない程度)

時間内は通常の一般外来診療の中で対応されることが多い

休日・夜間の時間外外来診療の多くも含まれる

A 二次救急医療:

手術や入院を必要とする患者の診療

24時間体制で受け入れ、救急患者に使用できる病床を確保する

地域の基幹病院が担当し単独で不可能なら輪番制で行う

B 三次救急医療:

生命の危機などにある重篤な救急患者に対する診療

24時間体制で必ず受け入れ、高度な医療が可能である必要がある

専任の救急医を中心に各専門科が協力して運営するのが望ましい

2. 病院搬送まで

○覚知(時間)

患者側から電話にて救急車要請

○現着(時間)

救急隊が現場に到着

3. 一般市民がCPRを学ぶ機会

・市町村での市民講座

・運転免許の教習

・中高での学校教育

4. 救急救命士の行える救急措置(医師の指示による)

・末梢静脈路の確保と乳酸加リンゲル液の使用=ライン

・気道確保(ラリンジアルマスク、食道閉鎖式エアウェイ)

・電気的除細動

5. 救急隊員の行える救急措置

消防士の場合) 救急標準課程:250時間以上(2か月)の講義・実習

@ ECG→除細動につながる

A 血圧測定

B オキシメーター(SpO2)

C 聴診

D 異物除去(喉頭鏡の使用)

E 経鼻エアウェイ→D、Eが気道確保につながる

F 自動式心臓マッサージ器

G ショックパンツ

H 在宅療法

救急隊員としての5/2000時間以上の実務経験+835時間以上(6か月)の講習・実習→救急救命士の受験資格

6. さらに迅速に救急医療施設に搬送するには・・・

@ 救急診療体制の整備

A ドクター・カー

B ドクター・ヘリコプター