|
2002年12月30日。金子、おさとう、あさこの3人でドライブへ。 高尾方面に向かっていたところ、高尾山があったので車を降りて高尾山に登ることになった。 金子さんは過去に一度、高尾山に(1人で)きて登ったことがある(1人で)ので金子さんが隊長に選出された。 金子隊長、いきなりケーブルカーに乗ろうと弱気な発言をするが却下され徒歩で登ることに。(このときすでに午後4時過ぎ) |
|
金子隊長が言うには、ケーブルカーに乗ると10分程度で山頂までつくそうだ。 まあ楽に登れるだろう。 そのため、アサコさんは車を降りたときに上着を着てこなかったのであるが、高尾山はまだ雪が残っておりとても気温が低かった。 |
|
登り始めて15分経過。金子この時点で引き返そうと弱音を吐く。アサコ、上着を着てこなかった寒さに耐えつつも、そろそろ山頂であろうと気を奮い立たせる。 山道は、狭く、たまに下山してくる人がいた。下山してくる人は、リュックサックにラジオを携帯するなどの、登山の専門の格好をしていて、普段着の我々を、奇異の目で見ていたようだ。 進んでいくと看板が出てきた。
山の地図の赤い丸が現在地点であった。まだ4分の1もきていない。アサコ、ここで事の重大さに気付く。 金子隊長いわく、「日が暮れたらマジでやばいぞ」 あさこ、おさとう「山頂まで登ったら、帰りはケーブルカーで帰ろう」 あさこ、おさとうは妥協をしたわけである。金子隊長、良い部下達を持ったものである。 この時点で4時15分過ぎだったので、太陽が沈む5時頃には山頂までつかなければならない。 ちなみに、写真の左の女の子の絵は金井ちゃんに似ている。
|
|
登り始めておよそ45分。疲れ果てたのか、金子さんが全くしゃべらなくなってきた。黙々と登る金子隊長。すれ違う下山客もほとんどいなくなってきた。あたりも次第に薄暗くなってきたが、残りは4分の1となってきた。しかし、ここへ来て、道が非常に悪路になってきた。木の根っこが飛び出している道が多くなり、また、水で濡れている岩の上を行く道などと足がとられやすく、我々の体力を奪っていった。頑張れ、金子隊長。 |
|
そしてついにコースの終点まで登ることができた。あとは、ここから山頂まで少し登るだけとなった。5時を少し廻ったくらいなのでまだケーブルカーもあるであろう。 写真は、疲れ果ててしゃべることができない金子隊長。険しい山道であった。ここへ来て看板で知ったことであるが、我々の登ったコースは夜間進入禁止となるコースだったようだ。もうそろそろ日暮れであった。日暮れ後は1つのコース以外は全部進入禁止となるようだ。 と、ここへ来て重大な事実を知ることとなったのである。 |
|
我々が登ってきたのは、6のコースである。今、居るのは右の方にある現在位置というところである。この険しい道を登って山頂はもうそこである。感無量だ。 ところで、ケーブルカーの場所はどこであろう。なんと、地図を見ると、ケーブルカーは1のコースの途中までしかきていないではないか! 山頂までケーブルカーがきていないということは、ここから更に30分は歩かなければならないのである。 我々は金子隊長のあいまいな記憶にだまされたのである。金子隊長を非難するアサコとおさとうであったが、もはや金子隊長はいいわけする力も残っていなかった。 もう、日暮れ間近であったが、せっかくここまできたのだから、山頂まで登ることにした。山頂につく頃にはほとんど日が暮れていて、そこから見える夜景がきれいであった。残念だが、これ以降は暗すぎて写真が写らなかったため、写真はない。 そこから下山することになった。まずはケーブルカーまで行かなければならない。幸いだったのは、これから降りていく1のコースは、我々の登ってきた険しいコースとは違い、初詣用の客のために、道が整備されていたことである。今まで登ってきたコースは火曜サスペンス劇場の殺人現場にでてくるような、一歩踏み外せば崖の下まで落ちてしまうようなコースであったのだ。 と言っても照明などはなく、暗闇の中を歩いていたのではあるが。コース案内などの看板も、暗くてほとんど読めなかった。道を間違えば、険しい夜間進入禁止のコースに入ってしまうかもしれない。 遭難したら。最初に死ぬのは上着を着ていないアサコか、3人のなかで比較的脂肪の少なそうなおさとうであろう。金子隊長は、こんなとき有利である。 結局、なんとかケーブルカーのところにたどり着いたものの、予想通りケーブルカーの最終時間は終了していて、我々は残りのコースも徒歩で行くこととなった。もはや、夜であった。もう、登山者は我々3人以外全く居ないのである。人影もない。真っ暗だ。アサコさんは上着を着ていない。12月の夜にこれは寒い。 ただ、ここへ来て金子隊長が真の力を見せつけた。暗闇のなか、たまにある分かれ道を的確に正しい道を選択していったのである。帰巣本能のなせる技であろう。 金子隊長は、最後のほうには疲れを通り越してしまったのか、急に踊りながら走り出すなど、奇怪な行動を取るようになった。物の怪に憑かれてしまったのであろうか。金子隊長は、「こんな辛い目に遭うんだったら、道連れを増やすべきだった。来年は他の誰かをだまして連れてこよう」と言っていた。標的となっているJTさんは気をつけてください。
結局、無事生還することができた。一歩間違えば、年越し寸前に死を向かえて、年を越せない危険もあった。ありがとう、隊長。
|